緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2005年4月17日11面

■「水車屋ぐらしを支えた民具」を発行しました

 市の公開施設である「武蔵野(野川流域)の水車経営農家」に関わる民具調査報告書「水車屋ぐらしを支えた民具」を発行しました。
  この本は、平成15、16年度に実施した民具調査の詳細な報告書で、調査は、武蔵野美術大学教授の神野善治さんを中心に行われました。
  調査では、水車機構や製粉・精米に関わる民具から農耕、養蚕、製糸、紡織、製茶や畜産、漁労まで多様な生産生活用具など約2千点が確認されました。また、元の水車農家の持ち主で現在は特別相談役である峯岸清さんから伺った、民具を使っていたころの具体的なお話を反映し、たいへん貴重な生きた調査報告となっています。
  内容は、総説と約800点の図版などを掲載した資料編で構成されています。興味がある方は、ぜひご覧ください。
◆販売 相談・情報センター(市役所2階)で。A4版180頁1千630円
  →生涯学習課TEL内線3315
【キャプション】調査を行う神野さんと学生のみなさん※写真はPDFファイルをご参照下さい。


■「SOHOプラザA」オープン

あとはアイデアと少しの資金だけ?!
SOHOの先輩が運営する
レンタルスペース
「SOHOプラザA」オープン

【キャプション】倶楽部会員と七中PTAで知り合った受付スタッフのみなさん※写真はPDFファイルをご参照下さい。

 三鷹市のSOHO支援事業をきっかけに誕生した「三鷹SOHO倶楽部」が、レンタルスペース「SOHOプラザA」をオープン、入居者を募集しています。
  在宅や近所の小オフィスで仕事をするSOHO(Small Office、Home Officeの略)の事業者にとって、オフィスの確保は頭の痛い問題です。社会的信用度や自宅を公開する不安を考えればぜひ欲しいものの、乏しい資金を考えると心配だし、手ごろな物件も見つからない。市の第三セクター「まちづくり三鷹」が提供する86室はほぼ満杯が続いている。そんな状況にSOHOの先輩たちが出した解決策がこの「プラザ」なのです。
  三鷹駅から徒歩6分の好立地、音響メーカーの食堂だった建物の2階のスペースを借り、間仕切りで1.68〜3.24平方メートルの24ブースに区切った1区画は月額19,800〜29,800円、ちょっとした商談ができるスペースや、荷物や電話の受け取りサービスもあり、もちろん100MBの光ファイバーが引き込まれています。
  同じ立場の人が集まることで、お互いに刺激や気分転換にもなり、あるいはビジネスパートナーが見つかるといったことも期待できます。
  運営する「三鷹SOHO倶楽部」は、市最初のSOHO支援施設の検討チームを母体にできた団体で、これまでもSOHOフェスタの開催やSOHOガイドの発行などを行ってきました。
  倶楽部の代表で「まちづくり三鷹」で起業相談もしている万華鏡作家の河瀬謙一さん(写真右から2番目)は、「効率だけを求める人はともかく、多くのSOHO事業者にとって、三鷹は利便性と環境のバランスが良いところです。将来、1,000くらいの事業者が市内に集まり、ひと周り散歩するだけで新しい案件がまとまる、そんなまちにしたい」と夢を語ってくれました。
  この「SOHOプラザA」についての問合せはSOHOプラザA事務局TEL70-3705へ。


■〜現役ママが作った〜赤ちゃんといっしょ「三鷹おでかけマップ」

口コミ情報が満載!2005年版〜現役ママが作った〜赤ちゃんといっしょ「三鷹おでかけマップ」

 転入してきた方や、長く住んでいる方でも意外と知らなかった子育てにかかわる地域のこと。そんな情報が欲しいという多くの要望に応えて、『赤ちゃんといっしょ「三鷹おでかけマップ」』を作成しました。
  このマップは主に就学前のお子さんの保護者を対象に、子育て支援に関する三鷹市内の情報を地図にしたものです。
  より身近で親しみやすいものとするため、制作はNPO法人子育てコンビニに委託し、同NPOで現役ママを動員して情報収集、口コミ情報も多数含んだ、ほかでは見られないユニークな冊子に仕上がっています。制作は5,000部、子育て支援室、市内2カ所の子ども家庭支援センター(のびのびひろば、すくすくひろば)、総合保健センターなどで希望者にお配りしています。
  →子育て支援室TEL2674
【キャプション】※写真はPDFファイルをご参照下さい。


■PRのコツパート3「市民活動のための必ず読まれるニュースレターのつくり方」講座

 対象は市民活動実践者、市民活動をはじめようとしている方、希望者。
  課題解決型の市民活動団体にとって広報PRは、欠かせないツールのひとつです。人集めに役立つニュースレターのつくり方のコツをプロのデザイナーが優しく指導します。
▽(1)5月21日(土)、(2)6月4日(土)の午後1時30分〜4時30分、市民協働センターで。内容は、「必ず読まれるニュースレターのつくり方」の基礎と応用。講師はNPO法人コミュニティデザインネット代表の田中誠司さん。
◆定員 各日60人(先着順)。
▼希望日を選び、同センターTEL46-0048・FAX46-0148・【メール】kyoudou@collado-mitaka.jpへ申し込む。


■ジュニア・リーダー シニア・リーダー募集!

 ゲームやキャンプ・野外活動などをとおして学校や地域での活動に役立つ知識や技術を身に付け、地域活動へ積極的に参加するリーダー育成の講習会を開催します。
  また、講習会の一環として姉妹都市である福島県矢吹町の子どもたちとの2泊3日の講習会もあります。
◆募集人数
◇ジュニア・リーダー(JL)=小学校5、6年生、20人。
◇シニア・リーダー(SL)=中学生、高校生、20人。
  ※申込多数の場合は抽選。
◆申込条件 (1)最後まで継続して講習会に参加できること、(2)夏休みに実施する「矢吹町子ども交流会」(宿泊講習会)に参加できること、(3)地域活動に参加できること。
◆講習会日程(予定) 6月4日(土)・11日(土)・25日(土)、7月9日(土)〜10日(日)1泊2日(SLのみ)・21日(木)〜23日(土)2泊3日、9月10日(土)、10月1日(土)、11月5日(土)、12月3日(土)、1月28日(土)、教育センター、市内外キャンプ場などで。
◆参加費 受講料無料。ただし、材料費などは自己負担。
▼5月6日(金)までに生涯学習課(教育センター2階)へ直接申し込む。
  →生涯学習課TEL内線3313


■ジブリ美術館スタッフ(若干名)募集

◆対象 18歳以上(高校生不可)で体力のある方
◆仕事内容 (1)庶務・一般事務、(2)展示物の説明・清掃・接客全般、(3)販売業務全般(荷受・品出・清掃含む)、(4)調理・接客業務全般(屋外業務含む)。
◆勤務日など 午前8時30分〜午後7時30分の1日8時間、週3〜週5日(毎週火曜休日)、残業、土・日曜日、祝日勤務あり。
◆時給 1千円(研修期間850円)、交通費全額支給、制服貸与、社会保険あり。
▼4月27日(水)(必着)までに、希望職種を記入し履歴書と職務経歴書(バイト歴可)を添えて「〒180-0005武蔵野市御殿山2-13-11『(株)マンマユート団 広報係』」へ郵送で申し込む。書類選考後、通過者のみ5月6日(金)までに面接日時を電話で連絡。
  ※応募書類は返却しません。
  くわしくはホームページ【HP】http://www.ghibli-museum.jp/を必ず参照すること。
  →(株)マンマユート団採用担当TEL70-5503


■三鷹短歌会3月の秀歌

(選と評)金田 義直
わがつけし看護日記の末尾には父の自筆の遺詠が残る
横尾えり子
[評]看護日記は命をぎりぎりまで見つめたやるせなさの累積であり、そこに書き込まれた父の歌もまた悲しみを倍加する。濃密な父との思い出が表出されている。
芽吹きにはまだ程遠き欅大樹やはき日差しのなかに静もる
神宝満智子
[評]冬の暖かい日差しを浴びて亭々とたつ欅大樹。一幅の水彩画を見る思いがするが、類歌は多い。
霜ざれの土の一と所割れ目見え球根の芽が間なく出るらし
八島靖夫
[評]微妙な土の変化に、芽生え近い球根を思う作者の感性は鋭敏。「球根の芽が間なく出るらし」の直裁な表現がよい。
陽に映えてもみぢ葉は散る濃密に一生を閉づる生き方もある
坂本信子
[評]鮮やかな彩りを称賛されながら散る紅葉を、作者は生き方の一つと見ているのだ。上の句から人の生き方を連想しているのが面白い。
朝な朝な同じ時刻に飛び来たる目白の番を待つは楽しえ
松村美恵子
[評]待つものがあるということは心に張りが出るが、来るべきものが来ないと一日が何故かさびしい。そんな気持ちがよく出ている。
両眼の手術終わりし白内障癒えて明るき春の光眩し 大平牧子
[評]手術の成功を喜ぶ作者の気持ちが「癒えて明るき春の光眩し」とリズミカルにうたわれている。おめでとう。
陽がさせど冷え込み強き一日に雛の祭を指折りて待つ
棚木玲子
[評]下の句の「雛の祭り」は家庭でのそれではなく、もっと規模の大きいものなのだろう。その日が暖かい一日であって欲しいとの気持ちも滲む。


■三鷹俳句会3月の秀句

選者 井上弘・飯田六斗
啓蟄や時計の電池取替えぬ 大和谷慈子
我思ふ故に我あり目借時 赤木きよ
春眠や微笑むのみの母に逢う 大竹ハル子
旅かばん決めかねてゐる春の雪 岡田幸子
中国に残してきたる雛かな 牧文子
春眠やいつもの坂のバスの揺れ 小泉秀夫
古雛も吾が来し方を見つめきて 小木曽貞子
探梅や余生の行方探すごと 南みち
ふか酒にあらず春眠ふかうせり 槙田隆司
語り牛の少なくなりし空襲忌 根岸敏三
肌荒れの大樹を癒す雨水かな 寺岡美由き(き=七が三つ並ぶ漢字です)
流氷の大河に抱かれ輝やけり 根岸操
春眠やすこうし夢で泣いたらし 高見勝
春めけり障子の影のやわらかさ 土井雅子
遠富士や幼な児土手に土筆摘む 三矢恵啓
餌をねらふ鳶の眼賢し山笑う 田中淑子
春眠や一茶道連れ句の旅路 板橋クラ子
春眠や薄いカーテンゆらぎいる 浅沼仁美子
春眠は科学の対象なり難し 大野静三
皆芽吹く歩幅に広がる鳩の数 伊藤紫春


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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