緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2003年11月16日12面

■「学校インターネット研究発表会」と「e!school三鷹モデル中間発表会」

子どものとき、
まんがで見たような授業…
未来を先取りした学校の授業の発表会が10月29日・30日に市内の小・中学校などで行われました。
一つは通信・放送機構、文部科学省、総務省が連携して行う「学校インターネット研究発表会」です。三鷹には全国の学校を結ぶ通信網の中央ネットワークセンターがあります。
もう一つは総務省のe!プロジェクトの一つとして「あすのまち・三鷹」が行う「e!school三鷹モデル中間発表会」です。ここでは高速無線通信網や次世代インターネットを学校でどう活用するかを研究しています。
当日は、全国から訪れた先生たちが、まだ一般では見られない高画質・高速通信のパソコンを用いた授業風景などを見学しました。
→教育センターTel.内線3250


■六小でCAPワークショップ

 10月28日、第六小学校でCAP(=Child Assault Preventionの略。子どもへの暴力防止)のワークショップが「CAP青い空」のみなさんを講師に招き、開かれました。 
CAPとは、子どもが大人の助けがない場面でも安心して行動するためにはどんなことに気をつけたらいいのかを役割劇などを通して身につける教育プログラムのことです。今回は3年生対象のワークショップとその保護者向けの大人学習会が開催されました。
3年生は、各教室でスタッフと一緒に、自分の大事な権利を奪われそうになった時にはどうすればよいのか―「NO(いやという)」「GO(その場を離れる)」「TELL(だれかに話す)」という基本の方法を確認しました。そして、特別な声、安全な距離、つかまった時の逃げ方などを習い、自分だけでなく友だちのためにできることを劇を通して体験しました。
ワークショップを終えた子どもたちは、「面白かった」「また受けてみたい」「わからないことがわかってよかった」と楽しそうに話してくれました。
一方、大人学習会では、保護者はまず子どものワークショップの内容を教わり、暴力とは何か、大人が子どもを暴力から守るためにできることは何か、さらには虐待などの問題についても学習しました。こうした学習を通して、ワークショップについて家庭でも話し合い、日ごろから子どもが何でも話すことができる関係の重要性を実感されたようです。
最近、子どもを巻き込んだ犯罪が続出しています。市では、大人が子どもを守り、さらに子ども自身がエンパワーメント(その人自身が本来持っている力を引き出すこと)して対処できる方法として、CAPの普及を「第三次基本計画」に盛り込んでいます。これまで、東西児童館での実施に取り組んできましたが、今回初めて学校のカリキュラムとして開催することができました(今年度中に中原小学校でも開催)。
今後もCAPが広がっていくよう、力をいれていきたいと考えています。
↓企画経営室Tel.内線2116


■「街かど自立センター」でチャリティーコンサート

心身障害者が地域で自分らしく暮らすために〜
「街かど自立センター」でチャリティーコンサート
重度の心身障害者が地域で自立した生活を送ることをめざす「街かど自立センター」(上連雀四丁目・福祉コアかみれん内)が、活動のアピールと法人設立に向けた資金集めのコンサートを開催します。
同センター(通所者約20人)は平成3年の設立以来、買い物、料理、外出などの生活訓練を主に活動を続けてきました。親や家族、養護学校の先生などに依存せざるを得ない生活を強いられてきた障害者が、駅で知らない人に声をかけて切符を買ってもらったり、調理実習のなかで「自分の好みの味」を見つけ、今度はそれを介護者に伝えて作ってもらうなどの練習を重ねるなかで、「主体的に生活すること」を学んでいきます。
数年前、障害をもつ同士が対等に話しを聞き合い、きめ細かなサポートを行う「ピア・カウンセリング」を勉強している障害者の職員が加わり、生活訓練の場で助言するようになってから、センターの活動は、以前よりも「障害をもつ当事者を主体」としたものに変わってきました。「健常者が実践に同行しても、『指導』し、やってもらう感じになってしまう。『何か意見を出して』と投げかけても引き出せないジレンマや限界を感じてきました」と、センター開設時からのある職員の方は言います。「同じ障害者が付き添うことで大きな励ましになると同時に、当事者の気持ちやペースに寄り添った実践ができて効果も格段に違う。今後も通所で自立力をつけた方を職員にして、『当事者主体』の活動を続けていきたい」ということです。
さらに同センターでは、地域に暮らすすべての障害者の自立生活を応援するため、平成13年8月にNPO「障害者生活支援センターインみたか」をたちあげ、この10月からは、この支援センターが市から運営を委託される形で「障害者地域自立生活支援センター」も開設しました。ここでは、一人ひとりのニーズに合わせて各種相談や自立生活プログラム、ピア・カウンセリング、楽しく集えるフリースペースなどの事業を提供しています。
障害者の自立のためには、地域の健常者の理解と協力も不可欠です。「そのためには、障害者自身も自分を肯定し、閉じこもらずに自分たちの活動をアピールしたい」。今回のコンサートにはそんな願いも込められています。多くの方のご来場をお待ちしています。
◆チャリティーコンサート
「三原綱木とわくわくパーティー」
▽11月27日(木)午後7時開演、芸術文化センター星のホールで。入場料3千円(ワンドリンク付き)。
◆三原綱木プロフィール 第三小学校・第四中学校卒業。64年に「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」に入る。解散後は、86年から「三原綱木とザ・ニューブリード」を率いて現在に至る。NHK「歌謡コンサート」「紅白歌合戦」などで指揮やアレンジを担当。
▼街かど自立センターTel.・Fax.48―0648へ申し込む。


■チケットインフォメーション

チケットインフォメーション
三鷹市芸術文化振興財団
(三鷹市芸術文化センター内)
Tel.47-5122
http://mitaka.jpn.org/

チケットのお求め方法
●電話予約
芸術文化センターTel.47−5122
●窓口販売 芸術文化センター/三鷹市美術ギャラリー/三鷹市公会堂
※学生券をお求めの方は当日学生証を拝見します。
●販売時間・休館日
10:00〜19:00 月曜日休館。
ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日・水曜日が休館となります。

友の会MARCL(マークル)
主催事業のチケットについて(1)優先予約、(2)割引(1公演2枚まで)、(3)無料郵送(口座振替ご利用の場合)や、(4)芸術文化センター内レストランの割引などいろいろな会員特典があります(年会費2,000円)。申込即日から優先予約もできます。お気軽
に芸術文化センターへ。
★印の公演には託児サービス(1歳半〜未就学児、500円、定員10人、要予約)があります。

芸術文化センター風のホール
★足立さつき ソプラノ・リサイタル
12月13日(土)14:00開演
全席指定:
会員=2,700円
一般=3,000円
学生=1,500円
出演/足立さつき(ソプラノ・写真)、斎藤雅広(ピアノ)
曲目/山田耕筰:城ヶ島の雨 トスティ:かわいい唇 プッチーニ:オペラ「ラ・ボエーム」より“私の名はミミ” ほか
瑞々しい歌声と華のある舞台姿で人気のソプラノ歌手、足立さつき。オペラの曲以外に日本歌曲も加えて、トーク付きのコンサートです。

★沼尻竜典の贈るクリスマス・コンサート
12月24日(水)19:00開演
全席指定 会員=1,800円
一般=2,000円 学生=1,000円
●ワイン一杯サービス付き(未成年にはジュース)
出演/沼尻竜典(ピアノとお話)、高橋薫子(ソプラノ)、佐 利恭子(ヴァイオリン)、丸山泰雄(チェロ)、みたかジュニア・オーケストラ ほか
曲目/ホワイト・クリスマス、アヴェ・マリア ほか
クリスマスのメロディを沼尻さんのピアノと、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズの首席奏者たちのアンサンブルで。みたかジュニア・オーケストラも出演します。

★大萩康司 ギター・リサイタル
2004年1月17日(土)19:00開演(18:30開場)
全席指定: 会員=3,150円
一般=3,500円
曲目/武満徹:すべては薄明の中で
渡辺香津美:アストラル・フレイクス ほか
弱冠20歳にして98年ハバナ国際ギター・コンクール第2位入賞という快挙を果たし、ギター界に鮮烈なデビューをした「音の詩人」大萩康司。天性のテクニックと歌心をぜひお聴きください。

★田村 緑の「親しみやすいピアノ
・コンサート」
2004年2月7日(土)15:00開演
全席指定 会員=2,000円
一般=2,500円 学生=1,300円
小学生以下=700円
※3歳以下のお子様の入場はご遠慮ください
※4、5歳のお子様を同伴のお客様は、2階の親子席をお求めください。
出演/田村 緑(ピアノ)、家田 淳(詩の朗読) 
曲目/エルガー:愛の挨拶 モーツァルト:トルコ行進曲 ショパン:スケルツォ第1番 チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲 ほか
三鷹市出身でロンドン・ギルドホール音楽院ピアノ科を首席で卒業し、国内外で活躍中の田村緑さん。「くるみ割り人形」組曲は、舞台上のスクリーンに場面ごとの情景画を映し出し、物語の朗読とピアノの演奏を共にお楽しみいただきます。
絵本創作コンテスト作品募集中!!
2月7日(土)風のホールの「田村緑ピアノ・コンサート」と、市内鶏鳴幼稚園で行う田村緑の訪問コンサートでも使用する「くるみ割り人形」の絵本の創作コンテストを開催します。応募作品はコンサート当日に風のホール・ロビーに展示します。
応募方法:応募要項が芸術文化センター、三鷹市公会堂、美術ギャラリーにあります。ホームページでも掲載中。要項の郵送も承ります。
応募期間:12月14日(日)まで(消印有効)
お問い合せ:芸術文化センター 
Tel.47-5122

芸術文化センター星のホール
●日本映画名作特選 
「戦前・戦後の名匠たち〜山中貞雄/木下惠介/溝口健二〜」
〜輝き続ける名作を、今、瞳に焼きつけたい〜
2004年1月17日(土) 山中貞雄監督
2月21日(土) 木下惠介監督
3月20日(祝) 溝口健二監督
昼の部 11:00開演
夜の部 16:30開演   
全席指定/各回2本立/完全入れ替え制
会員=900円 一般=1,000円
学生=800円


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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