緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2003年11月2日10面

■高齢者等のインフルエンザ予防接種助成

対象年齢を60歳以上に拡大
高齢者等のインフルエンザ予防接種助成
インフルエンザは流行する前に予防接種を受けることが大切です。この機会にぜひお受けください。
今年度は、インフルエンザ予防接種を新型肺炎SARS対策の一環として対象者を拡大して実施しています。
◆実施期間 平成16年1月31日(土)まで(年末年始を除くほか、医療機関の実施日時によります)。
◆接種対象者 (1)接種日当日満65歳以上の市民の方(60歳以上65歳未満の方で心臓病やじん臓病、呼吸器疾患、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害の方で、身体障害者手帳(1級)をお持ちの方も含みます)。(2)接種日当日満60歳〜64歳の市民の方と、東京都の難病等の医療費助成などの給付を受けている市民の方(医療券などの交付を受けている市民の方)。
◆接種回数(公費負担回数)
1回
◆接種費用(自己負担額)
2千200円(医療機関の窓口でお支払いください。)
※生活保護を受給中の方は自己負担金が免除されますので、該当される方は生活福祉課Tel.内線2641へお問い合わせください。
◆接種場所 市内協力医療機関(右表)
※接種対象者(1)の方(法定予防接種該当者)は調布市の協力医療機関でも接種を受けることができます(実施は平成16年1月31日(土)まで。調布市の協力医療機関については総合保健センターにお問い合わせください)。
※(2)は市で独自に実施する事業の対象者なので、調布市の医療機関で接種を受けることはできません。
↓総合保健センターTel.46―3254


■医師会コラム「睡眠時無呼吸症候群」

睡眠時無呼吸症候群
いびきがすごい、寝ているときに呼吸が止まっているようだ、という相談を最近よく家族の方から受けます。このようなときには睡眠時無呼吸症候群を疑います。睡眠時無呼吸症候群とは、空気の通り道に舌の根元が落ち込んで塞がってしまい、呼吸が止まってしまう病態です。太っていて、顎が小さく、首が短い人に多いと言われています。一見中肉中背の人にもあり、よく聞くと若いころに比べると太ってきた、という例も経験します。
この症候群を疑った時には、睡眠中の呼吸の状態を検査します。以前は、入院して個室で特殊な部屋を使用し非常に高価でしたが、最近は、携帯型の検査機械が保険適応となり、近所の診療所でも気軽にできるようになりました。費用もかなり安くなり、これから普及が予想されます。検査は、鼻に息の流れをチェックするセンサー、喉にいびきの音の、胸に呼吸の動きと体位の、指先に酸素のセンサーを付けます。取り付け方を診療所で教えてもらい、二晩もしくは三晩検査をします。その結果、無呼吸の頻度が多いと睡眠時無呼吸症候群と診断されます。睡眠時無呼吸症候群には、神経学的な原因(中枢型)もあるので、検査の結果でこれが疑われた場合は、一泊、入院の精密検査を専門医療機関でお願いします。しかし、中枢型はかなり特殊でめったにありません。ほとんどは先に説明したタイプで閉塞型と言われます。閉塞型と診断されれば、次に耳鼻咽喉科の先生に喉のチェックをしてもらいます。ここで外科的な治療が必要とされれば、専門病院で治療してもらいます。これもあまりありません。たいていは耳鼻咽喉科的には問題なしという結果です。
次の段階は治療の方法を決めることです。閉塞型睡眠時無呼吸症候群の根本治療は肥満の改善です。これには時間がかかります。この痩せるまでの間や、また、肥満でない方には空気を鼻から流し落ち込んだ舌の根元を持ち上げ閉塞を解除する方法(経鼻式持続陽圧呼吸、CPAP)や、下顎を前に出すようにするマウスピースを使います。CPAPは副作用もなく非常によい方法で、保険も適応になり開業医でも治療が受けられるようになりました。CPAPの欠点は装置が大きく、見た目がゴツイということです。患者さんに本物を見せると、見ただけで嫌だという人もたまにいます。逆に面白そうと言う方もいます。いずれにせようまくいくと患者さんからは熟睡感が得られた、とか、昼間の眠気がなくなり、いつも電車に乗るとすぐ寝てしまうのに窓の外を見ている自分に驚いた、などと言われます。家族の方からはとにかく安心してみていられる、いびきがなくなりやっと静かに眠ることができるようになったと言われます。CPAPと相性が悪い方にはマウスピースがあります。マウスピースには非常に手軽で持ち運びもでき簡単であるという特徴があります。欠点は下顎を前に出すように固定をするので、時として顎の関節が痛くなることです(顎関節症)。もう一つは保険が適応になっていないことです。自由診療となるので、歯医者さんに値段を確認してください。
自分に合った治療法を見つけることがコツです。ある患者さんは自宅ではCPAPを使い、旅行のときはマウスピースを持っていくそうです。睡眠時無呼吸症候群は内科、耳鼻咽喉科、歯科など多科が関わり合います。いずれにせよ、心当たりのある方は早めに主治医に気軽に相談してください。   (三鷹市医師会)


■薬のなんでも相談

 三鷹市薬剤師会・三鷹市学校薬剤師会主催、杏林大学医学部付属病院薬剤部協力。病院でもらった薬、町の薬局で買った薬の疑問など、なんでも相談。アルコールの飲める・飲めない体質の判定(アルコールパッチテスト)も行います。薬局に対するアンケートにお答えいただいた方にプレゼントあり。
▽11月16日(日)午前9時〜午後3時、市役所中庭母子像横テント(三鷹市農業祭会場)で。
▼当日、直接会場へ。
↓サトウ薬局Tel.48―6287


■保健所の11月の環境・食品衛生出張窓口

 11月27日(木)午後1時〜4時、総合保健センター別館で。環境・食品衛生の相談、食品関係営業許可の申請および変更届などの受付、環境衛生関係営業許可の申請および変更届などの受付、受水タンクをもつ水道水、井戸水、プール水の水質検査容器の無料配付など(検査の受付は別途保健所で行います。飲用適否の検査料金は1万3千700円。プール水は項目別料金)。
↓同保健所生活衛生課Tel.54―2161


■みたか栄養まつり

 あなたの健康な食生活を応援します。三鷹栄養展実行委員会・三鷹武蔵野給食研究会
・三鷹武蔵野保健所主催。子どもから高齢者まで、健康な食生活についてもう一度見直しましょう。
栄養相談、体格指数計算、食生活についてのアドバイスがいっぱいのパネルなどの展示、コンピューターによる栄養診断、クイズラリーなど、楽しく遊びながら学べます。
▽11月15日(土)午前10時〜午後4時、市役所1階市民ホール(三鷹市農業祭会場)で。
↓同保健所Tel.54―2161


■神経芽細胞腫の尿検査を中止します

 東京都では生後6カ月の乳児に検査を行ってきましたが、この時期の検査で発見される神経芽細胞腫は自然に治ることが多いとの理由により、厚生労働省から検査事業休止の通知がありました。 これを受け、11月から検査セットの配付を取りやめます。また、すでにセットをお持ちの方は検査ろ紙を送らずに廃棄してください。
↓同保健所保健サービス課Tel.54―2161・東京都健康局健康推進課Tel.03―5320―4372


■市民健康講座「骨折を防ごう」

〜転倒予防のお話と日常生活の中でできる運動〜
対象は、60歳以上の市民。骨の密度が減少し、骨折しやすくなる骨粗しょう症。寝たきりの原因の多くが骨粗しょう症による骨折といわれています。「転倒→骨折→寝たきり」にならないために、日常生活の中で簡単にできる転倒予防のお話と骨や筋肉を丈夫にする運動を2日間のコースで紹介します。
▽11月17日(月)、12月1日(月)午後1時30分〜3時30分、総合保健センター2階ホールで。講師は、つばさ訪問看護ステーション理学療法士の柳川進さん。
▼11月4日(火)から、同センターTel.46―3254へ申し込む。先着40人。
※当日は、動きやすい服装でお越しください。
※市民健康手帳をお持ちの方は持参してください。
→同センターTel.46―3254


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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