緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2002年10月20日10面

■ウイルス肝炎精密検診に補助

東京都では、ウイルス肝炎の早期治療を促進するため、10月から指定医療機関で精密検診を受けるときに、初回検査時のみ費用(自己負担分)を負担します。
◆対象者
今年度の基本健康診査の肝炎ウイルス検査で「B型・C型ウイルス肝炎に感染している可能性が高い」と判定された方。
※生活保護を受けている方とすでに精密検査を受診した方は対象となりません。
◆受診期間
肝炎ウイルス検診日から6カ月以内。
※4〜9月に受診した方で精密検査を受診していない方は、10月〜平成15年3月になります。
◆実施医療機関
申請時にお渡しする「医療機関名簿」に掲載の病院
※指定以外の病院などで検査を受けた場合は対象となりません。
▼基本健康診査結果通知書・健康保険証を持参し、本人または家族が総合保健センター(新川6―35―28)の窓口へ直接申請する(郵送不可)。くわしくは同センターTel.46―3254へ。


■(医師会コラム)おっぱいにしこりをみつけたら

現在、日本において乳がんは急激に増加しています。女性のがんの中でも最も増加しているもののひとつです。乳がんの死亡数を年齢によってみると、40歳以上65歳までの壮年期に限れば、日本女性の第1位を占めています。この年代においてはもっとも注意が必要ながんということになります。また1年間の乳がん罹患者数(乳がんにかかった人の数)では1990年に約2万3千人だったのに、12年後の現在では約3万人を数えます。
ただし乳がんは比較的治療のしやすいがんだといわれています。体表の臓器なので手術は比較的安全に行え、放射線も使いやすく、かつ化学療法や内分泌療法にも反応しやすいためです。どのがんにも言えることですが、早い時期に発見し適切な治療を施すことによって、早期乳がんでは90%以上の方を根治に導くことができます。しかし、あなどれないのは乳がんにかかった全体では、統計をとると約30%の方は乳がんによって命を落とす結果になっているということです。
では実際に乳がんはどのような症状で発見されるのでしょうか? そのほとんどはおっぱい(乳腺)のしこりです。
しこりにはどのような種類があるのか、どうすれば見つかりやすいのかを見てみましょう。まずさわる側の手を上げて、反対側の指の腹で、おっぱい全体をなでるようにさわってみてください。乳頭から周囲にかけて、円を描いていくようにまんべんなく触ることがコツです。入浴中に石鹸をつけて滑りやすくするとさらに判りやすくなります。つまむように触ると正常な乳腺がしこりのように触れわかりにくくなります。こうしてしこりを見つけることがあったら、まずしこりの硬さを見ます。石のように硬いのか、ゴムのように弾力があるのか、柔らかいのかです。次に周囲との境を見ます。明らかにつるっとした感じで周りの乳腺とは性質が違うものか、周りとくっついた感じが境界でわかりにくいかをみます。その次に、動きを見ます。乳房の中でくるくると逃げるように動くか、周りとくっついて動きが悪いかです。これらは、乳房の大きさ、年齢、乳腺の張り方、がんの進行度など人によってかなり差があるのですが、典型的な乳がんでは、ゴムのように弾力があり、比較的表面が追いにくく、動きが鈍いのが特徴です。
ただし、乳腺のしこりの8割近くは良性の物です。若い年齢の方には線維腺腫という良性の腫瘍が多く見られます。また広い年代にわたって、乳腺症といういわゆる乳腺の張りがしこりのように触れ、一部にはのう胞という体液のたまった嚢を形成し、これがしこりとして触ることもあります。しこりを見つけたときは、転ばぬ先の杖、まずはかかりつけの医師に相談し、必要に応じて乳腺外科医に紹介してもらうのが、早期発見の大きなポイントといえます。
乳がんの精密検査はマンモグラフィーという特殊な乳腺撮影用のレントゲンや、体表を検査する専用のエコー装置を用いて行われます。最近ではMRIという断層撮影装置も利用されています。これらで画像上の特徴をつかみ、良悪性の判断がつきにくいときは、しこりに直接針を刺して細胞を吸引する穿刺細胞診という方法がとられるのが一般的となっています。
(三鷹市医師会)


■乳幼児医療費助成

(乳)医療費助成の医療証 交付申請を忘れずに

 「乳幼児医療費助成制度」は、0歳〜6歳(就学前)の乳幼児が国民健康保険または各種社会保険の医療を受けたとき、自己負担分を助成するものです。
三鷹市内在住で0歳児を養育している方は、所得にかかわらずこの制度が受けられますので、忘れずに申請をしてください。なお、1歳〜6歳(就学前)については所得制限(別表)があります。
▽(1)印鑑・(2)保険証を持参し、子育て支援室(市役所4階)へ申し込む。くわしくは同室Tel.内線2675〜2678へ。


■お母さんのための育児グループ

一緒に話してみませんか?
お母さんのための育児グループ

 親として戸惑い、不安に思っているお母さんが自信を持って子育てできるようにお手伝いします。完璧な親なんていません。主に「しつけ」「子どものこころ」「親の気持ち」などをテーマに話し合いながら子育ての方法を学んでいきます。対象は0歳〜3歳の子どもを持つ方で原則として毎週参加できる方。
▽11月11日〜12月16日の毎週月曜日午前10時〜正午、総合保健センターで。保育付き。
▼同センターTel.46―3254へ申し込む。先着10人。くわしくはお問い合わせください。


■健康に関する講演料の助成

市では、医師などを講師に招いて健康に関する講演会を行う市民団体に講演料(1団体につき2万7千300円(消費税込))を助成します。助成を受けるにはいくつかの要件がありますので、申し込みの際にご確認ください。
▼10月25日(金)午前中までに総合保健センターTel.46―3254に問い合わせのうえ申し込む。先着3団体まで。


■70 歳になったらシルバーパス

都内の民営を含むバスと都営交通が自由に利用できる便利な「東京都シルバーパス」は、満70歳になる月の初日から申し込めます。
現在申し込みのパスの有効期限は発行日から平成15年9月30日までです。希望する方は小田急バスなどの常設窓口へ。
※市役所などでは取り扱っていませんのでご注意ください。
◆負担額 2万510円(市民税が非課税の方は1千円)。
◆申込必要書類 氏名・現住所・年齢が確認できるもの(介護保険証など)と、市民税非課税者は住民税非課税証明書、介護保険料納入通知書など。
小田急バス武蔵境営業所Tel.31―6191・(社)東京バス協会Tel.03―5308―6950


■高齢者入院見舞金

2週間以上入院した高齢者の方に見舞金

 市内に1年以上居住する70歳以上の方で、平成14年4月以降に14日間以上入院した方に、1万円の入院見舞金を支給します。なお、支給は各年度1回のみで、所得制限があります。
▼(1)入院期間を証明できる書類(領収書など)、(2)保険証など(本人確認できるもの)、(3)本人名義の金融機関の口座番号(郵便局を除く)、(4)印鑑を持参し、高齢者支援室(市役所1階L番窓口)内線2627へ申し込む。くわしくはお問い合わせください。


■膠原系難病検診

三鷹市医師会の膠原系難病検診・療養相談

 難病と診断された方や、原因不明の発熱、全身のだるさ、手のこわばり、関節の痛みやはれ、皮膚の紅班などの症状がある方を対象に、専門医の診察・療養相談やリハビリの指導などを行います。
▽11月2日(土)午後1時30分〜4時、総合保健センターで。
▼10月23日(水)までに三鷹武蔵野保健所保健サービス課難病担当保健師Tel.54―2161へ申し込む。定員10人。定員を超えた場合、症状などをもとに決定します。


■薬のなんでも相談

三鷹市薬剤師会・三鷹市学校薬剤師会主催、杏林大学医学部付属病院薬剤部協力。病院でもらった薬、まちの薬局で買った薬の疑問など、なんでも相談。アルコールの飲める・飲めない体質の判定(アルコールパッチテスト)、骨密度測定も行います。薬局に対するアンケートにお答えいただいた方にプレゼントあり。
▽11月10日(日)午前9時〜午後3時、市役所中庭(「三鷹市農業祭」会場)で。
▼当日、直接会場へ。くわしくはサトウ薬局Tel.48―6287へ。


■健康づくり調理師研修会

「お店の活性化とお客様の健康づくり」

 飲食店の管理者、調理師・調理従事者などのための研修会。食品衛生の最新情報、栄養情報、栄養知識、栄養計算の方法など。
▽11月12日(火)・22日(金)の午後2時〜4時、三鷹武蔵野保健所で。資料代500円。
▼11月8日(金)までに同保健所栄養担当Tel.54―2161へ申し込む。2日とも出席した方には修了証を差し上げます。


■言葉の遅れ、運動の遅れ

療育相談

 対象は就学前のお子さんと保護者。専門医が直接相談を受け、必要なアドバイスをします。
▽11月7日(木)午後1時30分〜4時、三鷹武蔵野保健所で。講師は東大和療育センター小児神経科医師の西條晴美さん。
▼同保健所保健サービス課保健指導係Tel.54―2161へ申し込む。


■精神保健相談

専門医と保健師による個別相談を行います。
◆一般精神保健相談=11月13日(水)・18日(月)・21日(木)・29日(金)。眠れない、何もしたくない、家に閉じこもりがち、人と接するのがつらいなどでお悩みの方。
◆老人保健相談=11月11日(月)。お年寄りの心の問題や行動の変化などでお悩みの方。
◆思春期相談=11月20日(水)。思春期〜青年期の心の悩みや家族問題でお悩みの方。
◆アルコールミーティング=11月7日(木)、アルコールクリニック=11月26日(火)。アルコール依存症などを克服し、生活を改善するため、本人や家族がどのようにすればよいかなどを話し合います。
▼いずれも事前に同保健所保健サービス課Tel.54―2161へ申し込む。相談時間は午後2時〜4時。相談場所が武蔵野、三鷹と分かれることがありますので、必ず場所をご確認ください。相談日以外でも保健師が相談に応じます。


■夜間精神保健電話相談

三鷹武蔵野保健所 夜間精神保健電話相談
こころに関する悩みや問題について、保健師が夜間に電話による相談をお受けしています。
◇受付時間
平日午後5時30分〜8時
◇受付専用電話
Tel.54―2162


■10月の環境・食品衛生出張窓口

◆日時
10月24日(木)午後1時〜4時
◆場所
総合保健センター別館
◆業務内容
(1)環境・食品衛生の相談受付
(2)食品関係営業許可の申請および変更届などの受付
(3)環境衛生関係営業許可の申請および変更届などの受付
(4)受水タンクをもつ水道水、井戸水、プール水の水質検査容器の無料配付(検査の受付は別途保健所で行います。飲用適否の検査料金は9,900円です。なお、プール水は項目別料金です)
◆問い合わせ先
三鷹武蔵野保健所生活衛生課Tel.54―2161
※次回は11月28日(木)です。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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