緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2002年8月18日2面

■防災の日特集・総合防災訓練

ある日突然・・・ ぐらっときても
備えあれば大丈夫
参加しよう!9/1・9/2 総合防災訓練

9月1日は「防災の日」です。この日は今から79年前に関東大震災が発生した日です。しかしながら、この日が防災の日となったきっかけは、昭和34年に発生した伊勢湾台風など昭和30年代に日本を襲い大きな被害を出した数々の台風でした。
今年もすでに2個の台風が東京地方に接近しました。台風と地震、その大きな違いは、進路や規模が予測できる台風に対し、地震はある日突然発生することであり、共通することは台風も地震も必ず発生することです。それだけに地震への備えは、いつ発生してもいいよう一日でも早く万全にしておかなければなりません。
三鷹市では、今年度もこの防災の日を中心に、市内各所で来るべき地震に備え総合防災訓練を地域のみなさんとともに実施します。「自分の命は自分で守る」、「みんなのまちはみんなで守る」ことを合言葉にお近くの会場の防災訓練に参加してみてください。
防災課Tel.内線2283・2284

今年度の三鷹市総合防災訓練は、防災の日である9月1日が日曜日と重なったこともあり、市内7地区のうち6地区が9月1日(日)(大沢地区のみ2日(月))に実施します。
訓練は、「多摩東部を震源とする直下地震が発生し、三鷹市では震度6強を記録した」ことを前提に、各地区でそれぞれ地域の被害状況などを想定して、初動時の応急対策を中心に実施していきます。
今年度のメーン会場となる新川中原地区では、地域の住民のみなさんとともに、市、警察署、消防署、医師会、ライフライン機関、応援協定締結機関などが一体となって訓練を実施します。
各地区の訓練では、消火器による初期消火訓練、三角巾を使用した応急救護訓練、災害時医療の実施方法を学ぶ訓練、地域の実情を踏まえた訓練などさまざまな訓練が体験できます。
大地震が発生したときに最も大切なことは自分が被災者にならないことです。当たり前のことのようですが、もし、一人が自分の身を自分で守ることに失敗すると、平常時のようにレスキュー隊や救急車による救助は期待できませんので、周囲の多くの人たちの助けが必要となってしまいます。一人ひとりが自分の身をしっかり守れれば、助けられる立場から助ける立場にまわることができるのです。
地震への備えを学び防災技術を身に付けることは、被災者にならないための第一歩です。市内各地区で行われる防災訓練に参加し、これらをぜひ体験してみてください。

新川中原地区(メーン会場)

日 時:9月1日(日)午前9時〜正午
会 場:新川あおやぎ公園ほか

〈参加機関〉
新川中原地区災害対策連合会、警察署、消防署、消防団、保健所、東京電力、東京ガス、NTT、医師会、歯科医師会、薬剤師会、商工会、建設業協会、管工事業協同組合、日赤奉仕団、三鷹市

必死の救出と医療活動 倒壊家屋からの救出救助訓練

 メーン会場である新川中原地区の防災訓練は午前9時に大地震が発生したとの想定により始まります。
地震発生後、新川中原地区のみなさんは、指定された一時集合場所へ向かい、人員確認や初期消火訓練などを行った後、新川あおやぎ公園まで避難誘導訓練を実施します。
あおやぎ公園内には、煙ハウス、仮設トイレ組立て、炊出し、消火器およびバケツリレーによる初期消火、倒壊家屋からの救出救助、三角巾やストッキングを用いた応急救護、災害時伝言ダイヤルなどの各種訓練や防災機関による見学コーナー、そして避難所体験コーナーなどが開設されており、巡回しながら参加することができます。
これらの訓練終了後、発災直後の住宅街を想定した実働的な訓練を、次のような流れで地域の住民のみなさん、消防団、消防署、医師会などが連携して行います。

火災発生!

 まず倒壊家屋から発生した火災に対し住民10人程による消火器を使用した初期消火、次に可搬ポンプを使用した消火活動を行います。やがて、消防ポンプ車も火災現場に到着し消火活動に加わり、すべての家屋を鎮火します。

倒壊家屋からの救出

 隣の倒壊家屋では数人の住人が下敷きになっている模様です。被災者の一部は救助工具を活用した近所の人たちにより救出され、奥にいる被災者は各種機材を駆使した消防レスキュー隊が救出活動を行います。救出された人は医療テントへ搬送されますが、軽傷者から重傷者までさまざまな状態のけが人がいます。

治療の優先順位を決定
(トリアージの実施)

 医療テントに搬送されたけが人たちは、医師による治療の優先順位の決定を受け、重傷者は救急車により病院へ搬送され、軽傷者は隣のテントでボランティアなどにより応急手当が行われます。
このように住民と防災機関が一体となった必死の消火、救出、医療活動を現実の災害現場を再現する形で実施します。

防災無線
地域ごとに放送します

 各地区の防災訓練の日時が異なるため、訓練に関する防災無線の放送は、地区の訓練日時に合わせて地域ごとに行います。隣接地域の放送が聞こえることもありますのでご了承ください。
連雀地区

日 時:9月1日(日) 午前10時〜正午
会 場:第六小学校

〈参加機関〉
連雀地区住民協議会・防災対策特別委員会、警察署、消防署、消防団、医師会、日赤奉仕団、三鷹市

〈訓練項目〉
出火防止、初期消火、可搬ポンプ運用、避難誘導、消防活動、応急救護、医療救護、本部設置運営、給食給水、情報伝達、119通報、仮設トイレ設営、備蓄倉庫見学

東部地区

日 時:9月1日(日) 午前10時〜正午
会 場:牟礼コミュニティセンター

〈参加機関〉
三鷹市東部住区防災連合会、消防署、消防団、医師会、日赤奉仕団、三鷹市

〈訓練項目〉
出火防止、初期消火、可搬ポンプ運用、避難誘導、消防活動、応急救護、医療救護、本部設置運営、給食給水、情報伝達

西部地区

日 時:9月1日(日) 午後6時〜8時
会 場:第二中学校

〈参加機関〉
三鷹市西部地区住民協議会、警察署、消防署、消防団、医師会、日赤奉仕団、三鷹市

〈訓練項目〉
出火防止、初期消火、煙体験、可搬ポンプ運用、避難誘導、消防活動、応急救護、医療救護、本部設置運営、給食給水、情報伝達


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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