広報みたか2002年6月2日1面

■学校図書館の地域開放11校で開始

　学校図書館の地域開放をご利用ください
６月８日（土）から新たに８校で開始

市立小・中学校で整備が進められている「学校図書館」のうち、６月から新たに８校で地域開放を開始することになりました。すでに昨年度までに地域開放を実施してきた３校を加えると、下記の11校で地域開放が行われることになります。また、平成15年度には、すべての市立小・中学校で地域開放を実施する予定です。

　この地域開放は、４月から始まった完全学校週５日制に対応して児童・生徒の自発的な活動の場所を提供するとともに、地域の生涯学習の拠点としての役割を果たし、地域のみなさんが身近な場所で読書に親しんでいただくことを目的としています。
各学校図書館には、専門の資格を持った司書が配置されていますので、読書相談や資料検索のお手伝いをすることもできます。また、一部の小学校では、地域ボランティアなどの協力で、利用者を対象としたお話会や読み聞かせなども行われています。
◆利用対象
各学校の児童・生徒やその保護者など
◆開放日時
毎週土曜日の午前９時〜正午（祝日・長期休業中などは除く）
◆開放内容
図書の閲覧・貸し出し、学校図書館の所蔵資料の検索およびインターネットによる市立図書館などでの所蔵資料の検索、読書相談など。

すでに実施中の学校
第三中学校
第四中学校
高山小学校

新たに地域開放を実施する学校
第二中学校　第三小学校　南浦小学校　井口小学校
第六中学校　大沢台小学校　中原小学校　東台小学校
※第二中学校は学校行事のため６月15日(土)から実施。

　※各学校で利用方法・開放内容などが異なります。
三鷹図書館Tel.43―９１５１・指導室Tel.内線３２４３

三鷹市の学校図書館

　三鷹市の「学校図書館」整備は、平成７年度から始まりました。
その目的は、(1)メディアの多様化や生活スタイルの変化によって読書離れが進む児童・生徒が、読書に親しむための「読書センター」、そして、(2)児童・生徒が自ら課題に取り組み、学び続ける意欲や能力を育成するための「学習情報センター」としての機能を併せ持つ施設を実現することでした。
この学校図書館は、教室２〜３室分のスペースを、全体に開放感のある、居心地のよい空間になるように改修しており、木製の書架や机・いす、カーペット敷きの床、空調設備など、子どもたちが集い、くつろいで読書する場になるよう、さまざまな工夫をしています。蔵書も大幅に拡充し、現在は全体で約20万冊にもなっています。
学校図書館の最大の特長は、すべての学校に専任の司書が配置されている点です。司書は、学校の児童の読書活動へのアドバイス、学習情報の収集・提供、図書の選定・貸出・整理などを主な仕事とし、教師と連携して授業をサポートすることもあります。
こうした整備により、学校図書館を利用する児童・生徒数や、貸し出し冊数が大幅に増加するなど、大きな成果を上げています。このような学校図書館整備は、平成13年度までに17校で行われ、今年度は第二小学校・第六小学校・第七小学校・第五中学校・第七中学校の５校で実施予定です。これにより、すべての市立小・中学校の学校図書館整備が完了することになります。

■市議会議長・副議長・監査委員が決まる

５月22日の第１回市議会臨時会で、市議会議長に吉野博明氏が、副議長に古瀬英子氏が選出されました。
また、市議会選出の監査委員に徳永弘行氏が選出されました。
◆吉野博明氏　政新クラブ　70歳　当選６回
◆古瀬英子氏　公明党　62歳　当選３回
◆徳永弘行氏　グループ21　55歳　当選４回

【主】主催者　【人】対象・定員　【日】日時・期間　【所】場所・会場　【￥】費用（記載のないものは無料）　【物】持ち物　【申】申込方法　【問】問い合わせ　【保】保育あり