緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2002年5月19日1面

■学校・家庭・地域連携イントラネットを全小学校に導入

学校が変わる!授業が変わる!地域が変わる!
小学校全15校に家庭・地域を結ぶイントラネットを導入
―IBMによる75万ドル相当の支援で―

 三鷹市教育委員会とIBM国際財団は、5月13日、今後2年間にわたって、情報コミュニケーション技術を使った最先端の教育のあり方を探るプロジェクトを共同で行うという合意書を取り交わしました。
市立小学校全15校で行われることになるこの「学校・家庭・地域連携教育プロジェクト」は、学校と地域・家庭を結ぶ高度なセキュリティを備えたブロードバンドのイントラネット※を構築し、授業をはじめとするさまざまな場面に保護者や地域の協力者の方々が参加し、協力できる環境をつくるというものです。
このプロジェクトに対して、IBM国際財団から、その社会貢献プログラムの一環として、75万ドル相当の支援を受けることになります。
IBMと三鷹市は、すでに昨年1月から市内の4つの小学校(一小・三小・四小・東台小)で同様のパイロットプロジェクトを開始しています。その中では、さまざまな分野の専門家や地域の協力者が、教師と共同でネット上で学習活動に参加したり、保護者が家庭にいながら授業参観や個人面談をするなどの取り組みが行われています。
これらの成果を踏まえて、今回はいよいよ、市内のすべての小学校にネットワークを構築し、未来の学校教育のあり方を探っていくことになります。
今年4月から、小・中学校では、「完全学校週5日制」実施とともに、新しい学習指導要領が導入され、教育の考え方や学習内容が大きく変わりました。
体験的な学習や問題解決的な学習、地域の資源を生かした特色ある教育活動など、新しいタイプの学習活動には、「学校・家庭・地域の連携」が何より重要です。
このプロジェクトは、学校・家庭・地域社会の連携を、最先端の技術によるイントラネットという形で実現するものです。市では、これによって「地域ぐるみで協力できる開かれた学校教育」、そして、「学校を核とした新しい地域コミュニティ」を実現していこうと考えています。
各校のイントラネット構築が完了し、参加者の募集などが始まるのは7月ごろの予定です。
教育委員会指導室Tel.内線3248

※イントラネット インターネットの技術を利用した企業・組織などで使われるネットワーク・情報システム。パスワードなどによってアクセスする人間を限定することができる。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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