緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2002年2月3日9面

■総合オンブズマン調査報告

市政に関する苦情に総合オンブズマン制度の活用を!!
総合オンブズマン 平成13年10月〜12月の調査報告

 総合オンブズマンは、平成13年10月から12月までの期間に2件の苦情申立てを受け付けました。このうち、調査対象外となったものが1件、調査結果をまとめたものが1件あります。また、10月前から調査をしていた1件の調査結果をまとめました。これらのうち、主な内容をお知らせします。
→総合オンブズマン相談室(電話)内線2215

■苦情処理の概要(平成13年10月〜12月)
【新規分】
◆市道の一部を拡幅することに関して市に不備がなかったもの
〈苦情の内容〉
自宅前の市道は、整備計画がないにもかかわらず、沿道の建築物の建て替えに伴い、一部拡幅されることとなった。しかし、一部とはいえ拡幅されると、車両のすれ違いのために自宅への出入りが困難になるとともに、交通量が増加し、交通事故の危険性が危惧されるなど、現在の生活環境が維持できなくなる可能性が極めて高い。そこで、市に(1)市道拡幅の見直し、(2)車両の交通規制、(3)安全の確保を求める。
〈調査結果の要旨〉
市(都市計画課)からの聞き取りおよび現地調査を行ったところ、この拡幅は車両のすれ違いを円滑にするため、最終的に市道の全長約60メートルのうち、約40メートルについて、幅員5.5メートルを、7メートル(両幅員とも歩道1.5メートルを含む)を限度に拡幅するものであることがわかりました。この拡幅の程度から考えると、交通量が極端に増加するとは考えにくく、交通事故の危険性が高まるとは思えません。また、最終的な拡幅箇所は、申立人宅前ではなかったので、申立人宅前における車両のすれ違いは無く、申立人宅への出入りには支障がないと思われます。ただし、この市道が通学路に該当することもあり、今後も十分な安全対策を講じる必要があります。この点については、市教育委員会より関係諸機関および地域の協力を得ながら安全の確保に努めるとの回答を得ました。
また、市ではこの地域の道路幅員を拡張する必要性について次のように考えています。市では、基本構想に掲げる「高環境」を具体化するために、まちづくり条例およびそれに基づく計画を定めています。この計画では、申立人宅を含む地域は、(1)幅員6メートル以上の道路が少なく半分が消防活動困難地域、(2)東西方向の道路が不足しているため災害時の避難場所へのアクセスルートが不十分と位置付けています。また、こうした課題を解決するため、市民の理解・協力を得ながら東西方向の道路を中心とした生活道路の整備を推進する必要があるとしています。
この市道の一部拡幅についても基本構想を基礎として、関係条例および計画などに基づくもので、地域の公益上必要なものと考えられます。
◆管轄外のため市都市整備部を通じて関係機関に要望したもの
〈苦情の内容〉
三鷹台団地前バス停(吉祥寺行方面)に、高齢者の方たちがバスの待ち時間を少しでも楽に過ごすために、雨よけの屋根およびベンチを設置してほしい。また、同バス停付近の歩道は雨が降ると水たまりができるので整備してほしい。その際、ガードレールを設置するなどの安全対策を講じられないか。
〈対応の要旨〉
申立てのあった場所は、都市基盤整備公団(以下「公団」)が歩道を所有しており、都が車道を管理しているので、市がこの苦情に関する業務を行うことができないことがわかりました。したがって、調査の対象になりませんが、市都市整備部に対して関係機関に要望などをするように指示しました。指示を受けた市都市整備部では次のとおり対応しました。
(1)バス停の屋根およびベンチの設置に関しては、平成17年度に行われる予定の三鷹台団地の整備にあわせて、整備するように同公団に要望した。また、屋根の設置はバス事業者が行うべき内容でもあるので、バス事業者にできるだけ早く整備するように協議・調整を行う。
(2)歩道の水たまり対策および安全対策に関しては、歩道の管理者である公団に早急に対処するように要望した。

総合オンブズマン制度の仕組み
◆だれでも苦情申立てできますか?
市の行政に対して利害があれば、市民の方はもちろん、市外在住者、外国人、法人などの団体でも、苦情を申し立てることができます。
また、代理人による申立てもできます。
◆どのような苦情が申立てできますか?
市の機関が行っているサービスや、これに関連する職員の行為について、利害関係があり違法、不当、不公平、不適切などと感じた事項について苦情を申し立てることができます。
◆調査をしない事項はありますか?
裁判所で係争中の事案に関する事項、他の不服申立て機関の職務に関する事項や議会に関する事項などについては取り扱いません。
◆苦情はどのように調査しますか?
苦情の内容が調査の対象になるものであれば、相談日に総合オンブズマンがくわしい事情をお聞きします(今月の相談日は表のとおり)。
苦情をお聞きしてから、関係者に事情を聞いたり、関係書類や記録を閲覧したり、実地調査を行います。
◆調査の結果はいつわかりますか?
調査の結果は原則として、調査を開始した日の翌日から起算して45日以内に申立人に通知します。
◆苦情申立ての方法は?
総合オンブズマン相談室(市役所本庁舎2階)や市政窓口に備え付けの「苦情申立書」に必要な事項を記入して、総合オンブズマン相談室に提出してください。郵送やファクスでも受け付けます。


■総合オンブズマン相談日

市政のことであなた自身の利害に関わる苦情がありましたらお気軽にご相談ください。
市役所2階(電話)内線2215・FAX48―2810
※時間は午後1時30分〜4時30分、要予約。


■パソコン講習会

(株)まちづくり三鷹の3月分パソコン講習会
▽日程などは下表のとおり。会場はいずれも三鷹産業プラザ1階iカフェ。
▼2月4日(月)午前10時から、氏名・ふりがな・郵便番号・住所・電話番号・ファクス番号・メールアドレス・年齢・ご希望のコースを記入し、(株)まちづくり三鷹FAX40―9750・Eメールmanabu@mitaka.ne.jp・(電話)40―9669へ申し込む。各コース先着10人。くわしくはhttp://www.mitaka.ne.jp/tmo/をご覧ください。


■ビジネスプランコンテスト最終審査発表会

2001 SOHO CITY みたか
ビジネスプランコンテスト最終審査発表会
三鷹市・(株)まちづくり三鷹共催。独創的な優れたプランに発表の場を設け、企業化のパートナーや出資者を見つける機会を提供するコンテストの最終審査を、発表会形式(一次審査を通過した10社の事業プラン)で行います。
コンテストに興味がある方は、参加申し込みのうえ、ご来場ください。
▽2月8日(金)午後2時から、三鷹産業プラザ7階会議室で。午後6時30分から交流会(2千円)あり。
▼2月5日(火)(必着)までにファクスまたはEメールで、会社名・氏名・住所・電話・ファクス・Eメールアドレスを記入し、(株)まちづくり三鷹へ申し込む。
→(株)まちづくり三鷹「ビジネスプランコンテスト事務局」(電話)40―9669・FAX40―9750・Eメールinfo@mitaka.ne.jp・URL http://www.mitaka.ne.jp/tmo/


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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