令和6年度教育委員会主要事務事業の点検・評価

概要

三鷹市教育委員会では、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、令和6年度に実施した主要な事務事業について、その取組状況、進捗度の評価を行うとともに、今後の取組・課題等を明らかにし、報告書にまとめました。

この点検・評価の結果を今後の教育行政に生かすことにより、効果的な教育行政を推進するとともに、市民のみなさんへの説明責任を果たし、信頼される教育行政を一層推進していきます。

令和6年度事業の点検・評価

令和6年度教育委員会「基本方針と事業計画」に掲載している事業の中から16の事業を点検・評価対象事業として選定し、進捗状況及び成果について、教育委員会による自己評価を行いました。

評価基準

1. 進捗状況に対する評価

• A　計画通り（計画以上の進捗を含む）
• B　少し遅れた
• C　大きく遅れた（行事等の開催が遅れた場合）

2. 成果に対する評価

• S　目標を上回る成果を得た（達成度100％超）
• A　目標を達成できた（達成度90％から100％）
• B　おおむね目標を達成できた（達成度70％から90％未満）
• C　目標を達成できなかった、または取組方針の変更等（達成度70％未満または取組方針変更等）

点検・評価対象事業

1. コミュニティ・スクールにおける支援や活動の新たな実施体制についての実証
2. 「学校3部制」構想の具体化に向けた検討・取組
3. 「地域クラブ活動」の創設と中学校部活動における地域人財との連携の推進
4. 個別最適な学びの推進と市学力テストの活用
5. 教員の授業力向上に向けた支援と授業研究の実施
6. 国立天文台周辺のまちづくりにおける義務教育学校に関する研究の実施
7. 学校給食のより一層の安全確保と家庭・地域と連携した食育の推進
8. 中学校自然教室の実施学年の移行と三鷹市川上郷自然の村の効率的な運営の推進
9. 長期欠席・不登校状況にある児童・生徒への支援
10. 三鷹市教育ビジョン2027等の策定
11. 学校における働き方改革の推進
12. 学校施設の改修工事等の推進
13. 学校トイレ改修工事及び学校の電話回線増設工事の実施
14. 中原小学校建替えに向けた取組
15. デジタル技術を活用した教育環境の整備
16. 「三鷹市立図書館の基本的運営方針」の推進

知見の活用

点検・評価の実施に当たり、その成果をより有効なものとするため、玉川大学教師教育リサーチセンター客員教授の柳瀬泰先生、国立大学法人東京学芸大学教育学部教授の柴田彩千子先生の2人の学識経験者の方々からご意見をいただきました。