第36回　令和4（2022）年5月1日公開

いよいよ発進。まちの声をあつめます

　昨年の秋から動き出している市民参加組織「マチコエ」は、3月26日に第1回の全体会を開催し、いよいよ活動が本格化してきました。メンバーは市民の皆さんから様々な声を伺うために、これから市内各所に「出没」します（笑）。どんな展開になるのか、私自身も興味津々です。というのは、市民参加が盛んといわれる三鷹市でも、単体の組織でこれだけ規模の大きい市民参加の形は恐らく初めてだからです。それに、市民参加が初めてというメンバーも多くいます。これまでにない新しいアイデアが生まれるのに、きっとプラスに働くと思います。すべてを予測するのが困難だからこそ、今からドキドキ、ワクワクです。

　さて、「市民参加」と「協働」は似ている言葉ですが、厳密には違うものです。やや難しく言うと、市民参加とは「市が原案を決める前に、市民の皆さんの意見を聞く」というものです。一方の協働とは「市と市民の皆さんがあるテーマについて一緒に実行する」というものです。三鷹市では、マチコエをはじめとした市民参加も、市民の皆さんとの協働も大切にしています。どちらも、実現するとその先には感動が待っています。

　マチコエを通さなくても結構です。皆さんの「まちをこうしたい」、「ここに問題がある」など、ご意見や思いをドシドシお寄せください。お待ちしています。