第30回　令和4（2022）年2月6日公開

「まだ続くのか…」と皆さんのお声が届きます

　新型コロナウイルス変異株の感染力は想像以上に強く、現在、日本中を席巻しています。昨年末から今年の1月前半まで、皆さんのご努力もあって、何とか抑え込めたと思ったのも束の間でした。あっという間に感染者数は過去最多を更新し続けています。
　市内では、現在、感染者の約半数が20代以下、そのさらに半数が10代以下というのが大まかな傾向です。去年の夏場の第5波と明確に違うのは、感染者の低年齢化と重篤者数の減少だといわれています。重症化率が低いといわれていますが、感染者が増えれば、それに比例して重篤な方の数も次第に増えてきます。安心は全くできません。3回目のワクチン接種を少しでも前倒しして、感染の広がりを抑え込むしかありません。
　昨年10月には、自宅療養者への食料等の支援や相談に応じる「自宅療養者相談支援センター」を開設し、12月からは、感染者のご家族等（陰性者に限る）へのショートステイサービスを、保育園が臨時休園になった際にも活用できるよう拡充しました（いずれも2面参照）。昨秋に近隣6市で東京都に要望して実現した、味の素スタジアム内の「酸素・医療提供ステーション」も活用され始めているとのことです。
　マスクを外して笑顔で話し合える日を目指して頑張りましょう。