家庭系ごみの有料化に向けた基本方針(平成20年11月)

家庭系ごみの有料化について

市では、平成17年2月から始まった分別収集の成果の検証やキャンペーン等を行い、ごみの減量、分別の徹底に取り組みながら、有料化の実施に向けて、慎重に検討を進めてきました。

しかし、近年、ごみ処理の過程で排出されるCO2の削減など環境負荷の低減を進めるためには、さらなるごみの減量・資源化の推進およびごみ処理施策を含めた広範な環境施策のより一層の充実を図ることが求められる状況となっています。加えて、新ごみ処理施設の建設などによるごみ処理に係る経費の増大が見込まれる中で、平成20年度に入り、家庭系ごみの有料化について、市民の皆さんにごみの現状と市の考え方を示しながら、具体的な検討を始めました。

こうした中で、市では制度の具体的内容を定めた「一般家庭系ごみの有料化に向けた基本方針（案）」をまとめ、さらに市民の皆さんの意見を反映するためにパブリックコメントを実施し、「家庭系ごみの有料化に向けた基本方針」をまとめました。そして、平成20年12月議会において、家庭系ごみの有料化についての条例改正が可決され、平成21年10月から家庭系ごみの有料化が実施されることとなりました。

有料化のスタート時期は

平成21年10月からです。

有料化の対象となるもの

• 燃やせるごみ
• 燃やせないごみ

注意事項

資源物(プラスチック類、ペットボトル、空きびん・空き缶、古紙類・古着類)、有害ごみは対象外です。

ごみの出し方

• 指定収集袋で出してください。
• 袋は燃やせるごみ、燃やせないごみで共通です。
• ごみの分別方法、出す曜日・時間・場所に変更はありません。

指定収集袋の販売について

指定収集袋の販売は8月中旬から開始する予定です。販売店は市内のコンビニエンスストア、スーパー等です。また市境の地域の方も購入しやすいよう、武蔵野市、調布市、小金井市でも購入できるよう準備を進めています。

ボランティアごみとは?

道路、河川など、公共の場所をボランティアの一環として清掃した時のごみのことをいいます。

処理料金の減免制度

以下の世帯には、申請により一定枚数のごみ袋をお渡しします。

該当世帯

• 天災および火災により被害を受けた世帯
• 生活保護等受給世帯
• 児童扶養手当または特別児童扶養手当の支給世帯
• 老齢福祉年金受給世帯
• 75歳以上の者のみの世帯で収入が年金のみおよび収入のない世帯
• 身体障害者手帳交付者で2級以上、精神障害者保険福祉手帳交付者2級以上、愛の手帳交付者で2度以上のいずれかに該当する者が属する世帯で、かつ市民税非課税世帯