旧日本無線三鷹工場(プラウドシティ吉祥寺)のヒマラヤスギ
【平和メモリアルスポット(三鷹市)】
大正4(1915)年に東京市芝区(現港区西新橋)に創設された日本無線は、日中戦争による軍需拡大に応じるため昭和13(1938)年7月に大崎(元品川区)から三鷹に移転した。三鷹本社工場の敷地は終戦までに4万坪に達し、日本無線の従業員は地方工場を除き1万人以上に達した。日本無線は陸海軍の無線機やレーダーを生産していた。
敷地内には、技術者の養成のため「私立日本無線青年学校」を設立。教師には三鷹に暮らし、童謡「赤とんぼ」で知られる詩人・三木露風がいた。
現在「プラウドシティ吉祥寺」の前にあるヒマラヤスギは、日本無線が三鷹に移転した際、101号棟(事務所)竣工時に植えられたものである。101号棟は鉄筋コンクリート造であるかのような意匠を持っていたが、車寄せの円柱を除き、資材節約のため木造建築であった。
- 所在地
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東京都三鷹市下連雀5-1-1