延命寺と平和観音・不発弾
八幡山延命寺は、武蔵野市を構成する4つの村の一つである関前村が開村した17世紀(江戸時代)に創建されたと伝えられる真言宗智山派の寺院である。中島飛行機工場の真南約200メートルに位置していたため、境内に爆弾が落ちるなどの被害を受けた。関前をはじめとする檀家に犠牲者が多く、三十三回忌と米軍宿舎グリーンパークの返還(1974(昭和49)年)による旧中島飛行機の西工場建物の解体(1976(昭和51)年)を機に、住職の中里崇亮氏の呼びかけで、浄財を集め、1978(昭和53)年に本堂前に平和観音菩薩像を建立した。延命寺には、この頃から檀家が所持していた出征兵士に贈った「日の丸」の旗やのぼり旗、鉄かぶと、防空頭巾、爆弾の破片などの資料を集め、所蔵・展示している。米軍500ポンド(250キロ)爆弾の不発弾の弾体も本堂前のケースに展示されている。
- 所在地
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東京都武蔵野市八幡町1-1-2
- アクセス・注意事項