緑と水の公園都市 三鷹市
このページはみたかの教育のバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

みたかの教育 2002年8月18日4面

■学校紹介

三鷹市立第一中学校

第一中学校は、新制中学校として、昭和22年5月に開校しました。開校時の校名は「三鷹町立三鷹中学校」でした。一中は、当時、三鷹で唯一の新制中学校でしたので、一学年の生徒数が800人におよぶ、全国でも有数のマンモス校でした。創立56年目を迎え、卒業生総数は、2万有余人を数えています。
今年度の生徒数は634人、20学級。教職員数は74人です。
一中は、人見街道に沿い、市役所等公共施設が集まる市の中心部に立地しています。校門を入ると、夜間照明付きの400mトラックも描ける広いグラウンド、直線で135mの長大な5階建て校舎、2階建ての重層体育館が、シンボルツリーのヒマラヤ杉とともにどっしりと来校者を出迎えてくれます。
一歩、校舎に入ると、「教学相長」の扁額が建学の精神・理念を示し伝統校としての校風を今に伝えています。また、各種の優勝カップやトロフィー、賞状・感謝状の多さに伝統の重みと生徒たちの日常活動を感じさせます。部活動を一つ取り上げても一中は、都内で屈指の優秀な部が揃った中学校の一つです。
四小・六小・南浦小三地区青少対との共催による「標語募集」「意見発表会」「巣立ちの会(講演会)」は、本校生徒に対する地域とともに行う健全育成事業の要であり、特色の一つです。
また、知的障害学級(ふじみ学級)と通常学級の交流教育は、教科や学校行事、特別活動、総合的な学習の時間におよびます。生徒達は、相互に励まし合い、支え合う態度が自然に身に付きます。将来のバリアフリー社会到来を感じさせるのに充分なものがあります。
三鷹で最初に学校図書館を整備したのも一中です。今は、高速・大容量の通信回線を使用した文部科学省事業の「次世代ITを活用した未来型教育研究開発事業(通称インターネット3)」研究指定校(平成15年度まで)として三鷹のIT教育の最先端を走り続けています。
一中は学校教育目標に「たくましく現代に生き、進んで未来社会を創造する心身ともに健康な人を育成する」と掲げ、時代に即した多岐にわたる教育活動を展開しています。

第一中学校Tel.44―5371

校章の由来
(昭和22年10月制定)

 三鷹の地名を三羽の鷹で表わしています。鷹はそれぞれ別の方向をむいていて、八方を睥睨(へいげい)する勢いを表しています。将来、広く世界を舞台として活躍する生徒の意気に即応するものとなっています。
図案は当時の在校生末永顕二氏。


■第一小学校のスーパーリニューアル基本計画の策定

平成13年度に策定した第3次三鷹市基本計画には、老朽化が進んだ第一小学校について、平成16年度から18年度にかけてスーパーリニューアル(総合的な大規模改修工事)を実施し、新しい小学校として再生する計画が盛り込まれています。
このスーパーリニューアルは、(1)耐震補強工事および地域防災の拠点化、(2)魅力的な教育環境の創造、(3)緑と水の公園都市としての拠点化など「学校公園」化の推進を中心としながら、地域市民や学校関係者とともに協働の計画づくりで進めます。

施設課Tel.内線3223


■三鷹市の文化財(3)

丸山A遺跡出土の土偶 縄文時代解明の鍵を握る土偶

 写真は、井の頭二丁目一帯に展開する丸山A遺跡から、平成14年4月の発掘調査で出土したものです。この遺跡は、市内でも数少ない縄文後期を主とする神田川より一段高い台地上にあります。これは、今から3千年ほど前、縄文時代後期中頃に製作された土製品で、人の形をしていることから土偶(どぐう)と呼ばれるものです。
火を焼いた痕跡が残る遺構の上に、仰向けの状態で上半身のみが発見されたもので、高さ9cm、幅7cmで、厚さ4cmほどのものです。
つり上がった眉と高い鼻とは一体にデザインされた特徴をもち、また背面には縄文後期の土器に多く採用されている沈線文様がみられます。
側面には橋状の耳がつき、その上には耳飾りをデフォルメした円形の瘤状突起が一対付けられています。
縄文時代に代表される土偶は、地域や時期によって形やデザインは多彩です。本例のように乳房を描出したり、妊娠を思わせる表現など女性特有なプロポーションを形づくることが多いため、生殖、豊穣、繁栄に関わる「女神像」の説、また体のどこか一部を欠損して出土することが多かったことから疾病、障害の身代わり説、また性を超越した精霊の仮の姿と解釈するなど諸説があります。展示室では市内で出土している土偶も合わせてご覧ください。

三鷹市遺跡調査会事務所展示室(新川3―7―9)。要申込Tel.48―9454


■社会教育会館から


■生涯学習相談窓口開設中

学びたいこと、探します 〜生涯学習相談窓口開設中〜

 毎週火曜・金曜日、午前9時30分から午後4時30分まで、左記のような内容で相談員による生涯学習相談窓口を開設しています。

●学びたい講座や活動を実施している施設およびサークル等
●各種資格の取得、学習方法
●学習する場所、個人・団体等で見学する場所
●講座・講演会の講師、サークル指導員等の紹介

また、友人、ご家族が楽しめる場所(美術館・博物館・資料館・庭園等)も紹介していますので、お気軽に電話または直接、会館にお立ち寄りください。


■人材登録募集

豊かな生涯学習のまちづくりをめざして 〜人材の登録を募集しています〜

 社会教育会館では市民のみなさんが身に付けた特技、資格、知識、経験を地域で生かしていただこうと「三鷹市生涯学習情報システム」を運営し、人材情報の登録、発信、紹介を行っています。教育・芸術・市民生活など、さまざまな分野における人材の登録を随時募集しています。また、講演会、学習活動等の講師や指導者を探す際に活用できる「生涯学習人材リスト」は社会教育会館および図書館で閲覧することができます。なお、リストは、ご家庭からインターネットを利用して生涯学習情報システムからもご覧になれます。
URL:http://www.pf489.com/mitaka/


■パソコン何でも相談コーナー

初心者対象! パソコン何でも相談コーナー

●開設時間
毎週日曜日午前10時〜午後5時(昼休みを除く)、毎週月曜日午後1時〜5時、同館で。相談時間は1人20分程度。当日、直接会場へ(電話などでの相談不可)。

いずれも社会教育会館Tel.49―2521


■新たな子育て支援施策を目指して市立幼稚園の廃止を決定しました

去る6月市議会定例会で、市が提案した「三鷹市立学校設置条例の一部を改正する条例」が原案どおり可決され、その結果、市立幼稚園(3園)の廃止が決定しました。

【廃園に関しての決定事項】
(1)大沢台幼稚園を平成16年度末、ちどり幼稚園を平成17年度末、こじか幼稚園を平成18年度末にそれぞれ廃止する。
(2)平成14年10月の募集以降、入園希望者が少なくなったとしても、入園希望がある場合には、原則として廃止予定年度までは園を運営するものとする。
(3)廃園後の施設活用については、保育園を中心として、幅広い子育て支援施設の活用を視野にいれ今後検討していく。

【廃園に至る背景】
昭和30〜40年代にかけての人口急増の時代に、私立の補完として設置したものですが、少子高齢化の時代を迎え、私立でも欠員が生じている今日において、公立の役割は終了しました。
一方、女性の社会進出も急激に進み、保育所の入所待機児の解消が課題となっており、今後は時代のニーズに合った、新たな子育て支援のための施策の展開が必要となっています。

【廃園に至るまでの手続き】
平成13年11月に確定した第3次三鷹市基本計画に基づき、平成14年4月の教育委員会で「三鷹市立幼稚園廃止方針」を決定しました。
教育委員会はこの廃止方針の条例化を市長に申し出、市長は6月の市議会定例会に廃園に関する条例(三鷹市立学校設置条例の一部を改正する条例)を提案しました。
市議会では、この条例を文教委員会に付託し、3日間にわたり慎重に審議されたのち、6月28日の市議会本会議で可決されたものです。

【跡地活用について】
保育所の待機児解消を念頭におき、幅広い子育て支援施設への活用を考えていきます。
具体的には、今後庁内専門チームの検討を基に、今秋をめどに第3次三鷹市基本計画で示した、教育委員会関係者、学校・幼稚園関係者、保育園関係者や市民等で構成する「教育・子育てのまち三鷹を考える懇談会(仮称)」や、市民、市議会の意見などを聴きながら決定していきます。

【今後の募集について】
今年10月に実施する次年度の4歳児の募集については、従来どおり実施します。しかし、今後各園の廃止年度の前年の募集(4歳児)は行いませんので、それぞれの廃園年度には、5歳児のみの在園となりますので、ご了承願います。くわしくは左のスケジュールのとおりです。なお、在園中の保育に関しては、今までと同様にきめ細かい保育を実施していきます。

学務課Tel.内線3233


※詳細はPDFをご覧ください。


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