広報みたか2026年3月1日1面
■令和8年度予算案がまとまりました
令和8年の第1回市議会定例会が2月25日に開会し、市の予算案が審議されています。市長の施政方針(要旨)と8年度の予算案・主な事業案について紹介します。
■施政方針(要旨)「原点回帰と未来志向」
三鷹市長 河村 孝
三鷹市には、戦後『三鷹市基本構想』で掲げた「平和」と「しあわせな市民生活」の実現に向けた「志」があります。この精神は「平和の希求」「人権の尊重」「自治の推進」という理念へと引き継がれ、今も市の根幹にある大切な指針となっています。しかし、世界に目を向けると、国際秩序が揺らぎ、力によって平穏な暮らしが脅かされる現実があります。平和は「あって当然」ではなく、それを望む意志と維持する行動によって初めて守られるのだという原点を、私たちは改めて認識しなければなりません。
私たちが次世代へつなぐべき平和は、単に「戦争がない状態」を指すものではありません。環境問題や差別、経済格差などを克服する「積極的平和」、そして家族や友人と笑顔で過ごし、学び、働き、安心して暮らせる「当たり前の日常」そのものを指します。しかし尊い日常は、人為的な争いのみならず、自然災害によっても簡単に崩れてしまいます。生活の安全が揺らげば、平和を願う具体的な行動を継続することが難しくなります。市民の皆さんの生命を守り、平穏な暮らしを維持できる「災害に強いまち」を築くことは、平和な日常を守ることと表裏一体です。だからこそ私は、これまでも「防災・減災」をまちづくりの原点に据えてきました。
このまちづくりの基盤を支えるのが「都市再生」の取り組みです。公共施設の着実な維持・更新、三鷹駅南口中央通り東地区再開発、国立天文台周辺のまちづくりなどの事業は、すべて市民の皆さんの生命と平穏な暮らしを守るための必須の取り組みです。現在、資材高騰や人材不足により事業環境は厳しさを増していますが、だからこそ計画の根幹を維持しつつ、手法や時期について情勢の変化に即した不断の見直しが求められます。とりわけ市の将来を左右する大規模プロジェクトについては、社会情勢や市民ニーズを的確に捉え、事業の質をさらに「磨き上げ」ていくことが重要です。厳しい現況を直視しつつ、持続可能性を見据えた視点を反映させることが、三鷹の価値を高める道であると確信しています。
戦後80年の節目を経て新たな一歩を踏み出す今、私たちは三鷹市の原点に立ち返り、先人たちが守り抜いてきた平穏な日常を未来に向けて着実に形づくっていかなければなりません。厳しい情勢下にあるからこそ、一つひとつの事業に誠実に向き合い、市民の皆さんと共に「真に平和な都市」の実現に向け、全力を尽くしていきます。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり
