広報みたか2026年2月1日2面
■アニメーション古今東西 その22 [手話]
[問]市芸術文化課TEL0422-29-9861、三鷹の森ジブリ美術館TEL0570-055777(ごあんないダイヤル)
3/7(土)
芸術文化センター 星のホール
第1部(短編9作品)と第2部(長編1作品)のどちらかを選び、ご鑑賞いただけます。
事前申し込み
[人]第1部・第2部ともに220人程度(1組4人まで、市外在住者は1組2人まで)
[申]2月12日(木)(必着)までに代表者の必要事項(9面参照)・参加人数・希望する部(第1部・第2部のいずれか)を「〒181-8555芸術文化課」、または申し込みフォーム(QRコード)へ(希望する部ごとに1組1通。申込多数の場合は抽選)
※当選者のみ2月18日(水)以降に招待状を発送します(当落確認は不可)。
当日券
[人]第1部・第2部ともに30人程度
[申]各部開演の1時間前から整理券を配布(1人1枚。先着制)
■第1部短編映画「絆を描くアニメーション」
午前10時30分〜午後1時
三鷹の森ジブリ美術館が厳選した短編9作品を、同館の学芸員による解説付きで上映します(掲載は年代順)。
作品名 Every Child(1979年/カナダ/Eugene Fedorenko/6分)
生まれながらにして行き場を失った赤ん坊が、大人たちの手から手へと渡されながら、次々と異なる家を巡っていく。「すべての子どもには、名前と国籍を持つ権利がある」という普遍的なメッセージを描いた作品。
作品名 Somewhere in Dreamland(1936年/アメリカ/Dave Fleischer/9分)
幼い兄と妹は、貧しい母のためにまきを集めて家へ帰る。質素な夕食を終えて眠りについた二人は、やがて夢の世界へ。そこには、アイスクリームのコーンが立ち並び、ポップコーンの畑が広がり、チョコレートシロップの川がゆったりと流れていた。
作品名 Wat's Pig(1996年/イギリス/Peter Lord/11分)
生まれたその瞬間に引き離された二人の王子。別々の運命を歩んできた彼らは、国を揺るがす危機をきっかけに思いがけず再会することになる。画面分割の手法を用いて二人の人生を同時並行に描き出す、視覚的にも印象的な作品。
作品名 Erlko'nig(2015年/スイス/Georges Schwizgebel/5分)
父と息子が森を駆け抜けていく。病に侵された息子は、魔王の姿を見たと思い込み、その妖しい誘惑と恐怖にとらわれていく。ゲーテの詩「魔王(エルケーニヒ)」と、シューベルト、リストの音楽に基づく作品。
作品名 SHISHIGARI(2019年/日本/押山清高/17分)
北国の山深くに、山の恵みを授かり、生きてきた人々がいる。年頃になった少年は、初めて狩りをしに山奥へと足を踏み入れた。狙う獲物は「クロシシ」。山は生と死が紙一重にある世界。時として自然は牙をむく…。
作品名 Daughter(2019年/チェコ/Daria Kashcheeva/15分)
病院の一室で娘は、子どもの頃に傷ついた鳥との体験を父と分かち合おうとした瞬間を思い出す。年月を経ても消えない、誤解と交わされなかった抱擁の記憶。そして、小さな鳥をめぐる出来事が、父と娘の時間を静かに揺り動かしていく。
作品名 Ice Merchants(2022年/ポルトガル/Joa'o Gonzalez/14分)
父と息子は毎日、断崖に取り付けられた目もくらむほど高い場所にある極寒の家から、パラシュートで飛び降りる。彼らは地上のはるか彼方にある村へ向かい、日々作り続けている氷を売りに行くのだ。
作品名 Ties(2019年/ドイツ、ロシア/Dina Velikovskaya/7分)
親と子の間には、切り離すことのできない強い結びつきがある。一人の若い女性が、親元を離れて外の世界へ踏み出そうとしたとき、その一歩は自由への旅立ちであると同時に、親の世界そのものを大きく揺るがす出来事でもあった。
作品名 ブルースのステップ(2024年/日本/櫻井嘉那子/3分)
作者自身の実体験から生まれた物語。祖母との日々を振り返りながら、一つひとつの体験を“記録”として映像に残していく。三鷹の森アニメフェスタ第23回インディーズアニメフェスタ審査員賞受賞作品。
インタビュー
『ブルースのステップ』で昨年のインディーズアニメフェスタ審査員賞を受賞された櫻井嘉那子さんにお話を伺いました!
作品に込めた思いと、2年連続で上映されることになった今の気持ちは?
この作品では、年を重ねた祖母との思い出を描きましたが、悲しい作品にはしたくないと思い、見た後に心が柔らかくなるような表現を心掛けました。昨年、審査員賞を受賞できたことは、とても光栄です。今年も「古今東西」の上映作品に選んでいただき、作品が私の中の大切な思い出にとどまらず、見てくださる方にアニメーションとして伝わっていくことを、本当にうれしく思っています。
クリエーターから見た、三鷹の森アニメフェスタの魅力とは?
テレビアニメが主流の中、作家が制作したアニメを見る機会はあまり多くないと思います。三鷹の森アニメフェスタは、時代ごとの名作や、今活動しているクリエーターの作品に出会える貴重な機会となっているところが、大きな魅力だと思います。
まだ来場したことのない市民の皆さんにメッセージを!
今年のテーマは「絆を描くアニメーション」。家族や友人はもちろんですが、例えば外出先で落とし物を拾ってもらったり、会釈を交わしたりするようなひとときの関係でも、「絆」と呼べるのではないかと思います。映像作品も、観客は作品を見ることで作品・作者との関係を築いているのではないでしょうか。自分に合うすてきな作品とクリエーターに、ぜひ出会いに来てください。
■第2部長編映画『Flow』特別上映とトークショー
午後2時30分〜5時
作品名 『Flow』(2024年/ラトビア、フランス、ベルギー/Gints Zilbalodis/85分)
世界が大洪水に包まれ、今にも街が消えようとする中、ある一匹の猫は居場所を後に旅立つことを決意する。想像を超える出来事や予期せぬ危機に見舞われる中で、ボートに乗り合わせた動物たちとの間で、友情が芽生え、たくましくなっていく。彼らは運命を変えることができるのか? そして、この冒険の果てにあるものとは? アカデミー賞、ゴールデングローブ賞をはじめ、世界の映画祭で60以上の受賞に輝いた2025年を代表するアニメーション映画です。
上映後は、『Flow』に感銘を受けたという作家でイラストレーターの、ぬまがさワタリさんをゲストに迎え、トークショーを開催します。
プロフィル
ぬまがさワタリ
いきものとカルチャーを愛する作家でイラストレーター。著作に『ゆかいないきもの(秘)図鑑』(西東社)、『いきものニュース図解』(光文社)など多数。国立科学博物館の特別展「鳥」ではイラスト図解を担当。ブログ『沼の見える街』で、映画やアニメのレビューも投稿している。
■第24回 インディーズアニメフェスタ [手話]
[問]市生活経済課TEL0422-29-9615、(有)そーほっとTEL0422-70-3705
3/8(日)
芸術文化センター 星のホール
アニメーション制作における新たな才能の発掘を目的とした市民参加型の上映会です。80点を超える応募作品の中から厳しい選考を通過したノミネート作品を上映し、プロの審査員4人による選考でグランプリなどの各賞を決定します。会場でご覧になった方は、好きな作品に投票することができます。
タイムテーブル(予定)
午後1時30分 開演(1時開場)
1時40分 ノミネート作品上映
3時15分 休憩
3時25分 アニメフェスタテーマソング紹介
3時30分 市内小学生制作のアニメ作品上映
3時40分 表彰式
4時 閉会
ココがポイント!三鷹のインディーズアニメフェスタ
申込不要・無料
定員200人
先着制
来場者は市民審査員賞の選考に参加可能
中原小の児童が制作したアニメ作品も上映
来場者にはオリジナルマグネットをプレゼント
今年のノミネート作品は現在選考中!
2月中旬ごろに、同フェスタ[HP]でお知らせします。
ノミネート作品を同フェスタ公式YouTubeチャンネルで期間限定配信します。
[日]3月9日(月)午後6時〜4月8日(水)
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり
