広報みたか2025年6月15日6面
■令和6年度下半期 三鷹市の財政運営の状況をお知らせします
[問]財政課TEL0422-29-9035
市では、市民の皆さんからお預かりした税金がどのように使われたのかをお知らせするため、年2回「財政事情の公表」を行っています。
今回は、6年度の下半期(6年10月1日〜7年3月31日)に実施した主な事業と3月31日時点における歳入歳出予算の執行状況などを紹介します。
※6年度の歳入・歳出は、7年4〜5月の出納整理期間を経て5月31日に確定しました。確定した内容は12月の「財政事情の公表」でお知らせします。
予算の特色と概要
市政運営の根幹となる市税収入については、市税全体で前年度を上回る見込みとなりましたが、社会保障関連経費は引き続き増加傾向にあり、厳しい状況が続いています。
こうした状況の中、原油価格・物価高騰への支援を継続するとともに、『第5次三鷹市基本計画』の実行元年として、「コミュニティ創生と未来への投資」を優先課題とし、「あすへのまち三鷹」の実現に向けた持続可能なまちづくりの取り組みを進めました。
令和6年度 一般会計歳出の状況と下半期の主な実施事業
歳出予算総額 898億6,557万円
総支出済額 748億1,791万円(執行率83.3%)
※グラフはPDFをご覧ください。
土木費
緑化対策や道路・公園整備などの経費
(1)国立天文台と連携したまちづくりの推進
(2)三鷹幼稚園跡地の利活用
(3)三鷹駅前地区再開発の推進
(4)みたかバスネットの抜本的な見直し
(5)住宅確保要配慮者への居住支援
衛生費
各種検診や環境対策などの経費
(1)産後ケア事業の拡充
(2)がん検診などの充実による市民の健康増進への取り組み
(3)姉妹町などと連携したカーボンオフセット事業の実施
(4)環境基金を活用した住宅・建築物の脱炭素化の支援
(5)新型コロナウイルスワクチン接種の定期接種化への対応
総務費
市役所の運営や文化・コミュニティ振興などの経費
(1)まちづくり応援寄付の推進
(2)「みたか地域ポイント」の本格運用
(3)「書かない」窓口サービスの実現
(4)スマートシティ三鷹の実現に向けた取り組み
(5)「三鷹市コミュニティ推進計画2027」の策定
(6)市税総合窓口の開設
(7)住宅などの防犯対策への支援
民生費
高齢者や障がい者の福祉、子育て支援などの経費
(1)三鷹市福祉Laboどんぐり山の本格運営
(2)学童保育所待機児童ゼロの継続などに向けた取り組み
(3)災害時避難行動要支援者の個別避難計画作成の推進
(4)地域共生社会の実現に向けた重層的支援体制の推進
(5)児童手当・児童扶養手当の拡充
教育費
小・中学校や社会教育、スポーツ振興に関する経費
(1)学校給食費の無償化の実施
(2)中原小学校の建替えに向けた取り組み
(3)三鷹こ線人道橋跡ポケットスペース(仮称)の設計
(4)地域子どもクラブ事業の拡充
(5)井口グラウンドの整備工事などの実施
そのほか
産業・商業の振興や防災対策などの経費
●融資あっせん制度の拡充【商工費】
●防災NPO団体「Mitakaみんなの防災」の運営支援【消防費】
◆原油価格・物価高騰対応
(1)介護・障がい福祉サービス事業所への食材費高騰に伴う支援の延長【民生費】
(2)低所得者支援および定額減税を補足する給付金による生活支援【民生費】
(3)保育施設などへの物価高騰支援【民生費】
(4)学校給食の食材費高騰に伴う支援の延長【教育費】
(5)農家への肥料および施設栽培用暖房設備燃料などの購入費用の支援【農林費】
令和6年度 一般会計歳入の状況
※グラフはPDFをご覧ください。
令和6年度 歳入歳出予算の各会計別執行状況 (3月31日現在)
※表はPDFをご覧ください。
市の財産・基金(貯金)、市債(借入金)の状況 (3月31日現在)
土地 807,443.35平方メートル(借用物件を含む)
建物 342,626.18平方メートル(借用物件を含む)
車両 105台(借用車を含む)
基金 214億1,474万円(市民1人当たり※112,409円)
市債 366億9,004万円(市民1人当たり※192,591円)
※市民1人当たりの金額は、3月31日現在の人口(190,508人)で割り返した金額です。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり