緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2024年8月18日2面

■国立天文台はこんなところ!

注目ポイント1
第一赤道儀室

 国立天文台三鷹構内で最も古い建物で、大正10(1921)年に完成。口径20cmの屈折望遠鏡の駆動装置は、おもりが落ちる力を利用する「重錘式時計駆動(ガバナー式)」という方式で、電力を全く使わずに星の追尾が可能です。この望遠鏡は太陽黒点のスケッチ観測などに使用されました。

注目ポイント2
天文台歴史館(大赤道儀室)

 大正15(1926)年に完成した観測ドームで、2階には口径65cmの屈折望遠鏡を設置。平成10(1998)年に研究観測から引退しましたが、屈折望遠鏡としては今でも日本最大口径を誇ります。現在は、建物内に国立天文台や世界の望遠鏡の歴史を紹介するパネルなどを展示しています。

注目ポイント3
レプソルド子午儀

 140年以上の歴史を持つ、日本の天文学史上貴重な望遠鏡。天文台が麻布にあった頃は時刻の決定と経度測量の観測に使用され、この望遠鏡の観測から求められた時刻に、旧江戸城天守閣跡で正午の号砲が撃たれていました。平成23(2011)年に国の重要文化財に指定されました。

国立天文台を見学する
 原則、申し込みは不要です。正門すぐの守衛所にお立ち寄りください(入場無料)。
[日]毎日午前9時〜午後5時(入場は4時30分まで)
[所]大沢2-21-1 [問]国立天文台(一般質問電話)TEL0422-34-3688

※二次元コード・地図・写真はPDFをご覧ください。


■三鷹市と天文台の100年

みたか太陽系ウォークスタンプラリー
 市・国立天文台・三鷹ネットワーク大学推進機構の共催により、毎年秋に開催しているスタンプラリーです。13億分の1に縮小した太陽系と三鷹市を重ね、「惑星スタンプ」が置かれた店舗や施設などを巡ります。イベント期間中は、講演会やワークショップ、星空観望会など、関連イベントも多数開催しています。

天文・科学情報スペース
 天文や科学に関する展示・イベントを開催し、最先端の研究に気軽に触れる機会を提供しています。

星と森と絵本の家
 国立天文台の官舎を保存・活用した建物で、たくさんの絵本や木のぬくもりを感じながら宇宙や自然を学べます。イベント時には天文台職員による解説付きの「星空観望会」が開催され、大人気です。

100年前の大沢と天文台
 天文台の誘致には府中や東村山も乗り出しましたが、「日本内地には珍しい大地平線がある」と評され、宇宙と天体の研究に好条件を備える大沢の敷地が選ばれました。
 移転用地には、先祖伝来の畑を持つ農家や長久寺、旧八幡神社などがありましたが、地域の人々が協力し合って敷地外への移転を実現させました。長久寺の移転に当たっては、大沢中の臼を持ち寄り、現在の場所まで建物を引いていったというエピソードが残っています。

※画像はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり

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