緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2024年6月30日2・3面

■『国立天文台周辺地域土地利用基本構想(案)』の概要


■構想1 「おおさわコモンズ」の創出とエリア全体のまちづくり

 天文台敷地北側ゾーンにおける新たな施設整備エリアと七中敷地を地域の共有地「おおさわコモンズ」と位置付け、森の学校や多世代が集う居心地の良い交流の場、地域の防災拠点を創ります。また、小学校などの跡地利用や周辺の地域資源などを含めたエリア全体のまちづくりに取り組みます。

地域の共有地「おおさわコモンズ」の創出
【おおさわコモンズの主な機能】
(1)天文台の「森の学校」

 自然豊かな学習環境の中で、国立天文台と連携した教育が受けられる「森の学校」を創ります。
(2)みんなが集う地域の共有地
 移転する西部図書館を中心に新たに設ける交流施設や「学校3部制」の考え方に基づき学校施設を活用して、子どもから大人まで多世代が森の中に集う、居心地の良い交流の場を創ります。
(3)天文台の森(北側)の次世代への継承
 計画的な植樹・植栽や適切な維持・保全を行います。
(4)命と暮らしを守る防災拠点
 地震・風水害などあらゆる災害に対応するとともに、在宅避難者の支援などにも対応した防災拠点を創ります。

地域の身近な交通手段のさらなる充実
 AIデマンド交通の拡充のほか、将来的な次世代交通手段の検討など、身近な交通手段の充実により、域外からも訪れたくなる地域づくりを目指します。

日常生活の利便性を高める「羽沢小跡地」の検討
 商業施設の誘致により、買い物不便環境の解消に取り組みます。また、震災時の一時避難場所の機能継続のほか、野川の景観を生かしたカフェをつくるなど、日常生活の利便性を高める「羽沢小跡地」を公民連携により検討します。

※画像はPDFをご覧ください。


■構想2 あらゆる災害に備える防災・減災まちづくり

 風水害をはじめ、あらゆる災害に対応可能となるよう、おおさわコモンズを、命と暮らしを守る防災拠点と位置付け、避難所機能と在宅避難者に対する支援機能の充実に取り組みます。

おおさわコモンズ全体が防災拠点に
 おおさわコモンズが新たな三鷹市の避難所、避難場所のモデルとなるよう検討します。
(1)地域の災害対策活動の拠点としての機能の充実
(2)災害時におけるスムーズな施設の機能転換
(3)良好な避難生活のための施設の工夫
(4)在宅避難者に対する支援施設の設置
(5)車両での避難も想定した施設整備

野川周辺の防災・減災まちづくり
 野川周辺については、次の検討を進めていきます。
(1)一時避難場所機能の継続
 羽沢小跡地の、震災時の一時避難場所としての機能継続(風水害時を除く)
(2)浸水被害や土砂災害に備える家づくり・まちづくり
建物の浸水対策や土砂災害への対応を促すための啓発ポスター・チラシの配布、開発計画を行う事業者への指導
(3)防災意識の周知啓発と実効性のある避難方策
 野川周辺の公共施設などの避難先の確保や、浸水深を把握する表示物の設置

※画像はPDFをご覧ください。


■構想3 次世代へ引き継ぐ天文台の森(北側)

 旧官舎があったエリアは竹藪に広く覆われ、老木や枯木などが増えている状況です。緑地の保全などに配慮した天文台敷地北側ゾーンの有効活用を推進するとともに、天文台の森(北側)を次世代に引き継いでいけるよう検討します。

天文台の森(北側)を都市の里山として次世代に引き継ぐ
 新たな施設を整備する範囲をできるだけコンパクトにしながら、計画的な植樹・植栽や適切な維持・保全を行うことで、天文台の森(北側)を50年、100年後に誇れる都市の里山として次世代に引き継いでいきます。

※画像はPDFをご覧ください。


■構想4 子どもを取り巻く環境の整備

 羽沢小と大沢台小を七中と隣接した天文台敷地北側ゾーンのおおさわコモンズ内に移転します。天文台の森の自然豊かな学習環境と国立天文台との連携によって、「森の学校」を創ります。また、義務教育学校の制度を活用した新しい小・中一貫教育校として魅力ある教育を展開します。

国立天文台と連携する「森の学校」
(1)自然豊かな学習環境

 天文台の森に囲まれた自然豊かな学習環境を実現します。
(2)小・中一貫教育のさらなる充実
 義務教育学校の制度の活用により、これまで以上に充実した小・中一貫教育を展開します。
(3)魅力的な教育の展開
 国立天文台との連携による自然科学教育や地域資源、自然環境を生かした学びに取り組みます。
(4)みんなが快適な学校施設
 好奇心や創造性を育む学習空間、ゆとりやぬくもりのある生活空間、教職員も働きやすい執務空間などを整備します。
(5)学校3部制のモデルとなる学校施設
 授業で使っていない時間帯の特別教室などを地域の交流拠点にするとともに、子どもたちの放課後の居場所や地域活動にも活用できる施設にします。
(6)地域交流拠点の軸となる図書館
 西部図書館の移転により、地域交流拠点となる図書館を創ります。

通学へのサポート
 現状より学校が遠くなる羽沢小の低学年児童向けに、通学サポートを検討します。
【主な検討案】
案(1)専用スクールバスの運行 おおさわコモンズから現在の羽沢小までのピストン輸送を軸に、登下校時間帯を考慮したバスの運行を検討する案です。
案(2)路線バスの活用 既存の公共交通機関(路線バス)を利用する検討案です。
案(3)AIデマンド交通の活用 運行中のAIデマンド交通を利用する検討案です。

大沢台小の将来的な跡地利用
 誰一人取り残さない教育を目指し、市内全域の子どもを対象とした特別の教育課程による教育を行う学校(学びの多様化学校)の設置などを中心に検討を進めます。子どもの個性に寄り添った「新たな学びと活動の場」を検討します。

※画像はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり

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