広報みたか2024年6月16日1面
■特集 給食って、すごい!
三鷹市ではすべての市立小・中学校で温かくて、おいしい給食を提供しています。さらに、今年4月からは給食費の無償化を実現しました。
給食ができるまでには、多くの人の“手と心”が関わっています。食育月間でもある6月。食育の観点からも工夫を凝らしている三鷹市の給食を紹介します。
[問]学務課TEL0422-29-9815
■市長コラム「給食の『地産地消』が三鷹の農業を守る」
三鷹市長 河村 孝
市長に就任した頃に7%だった学校給食の市内産野菜自給率が、平均22%になりました。20%を超える学校は16校にまで増えています。2年前のコラムに「30%を目指す」と書きましたが、これが最終目標ではありません。農家の皆さんのご協力を得ながら、自給率とともに、食の安全性を一層高める努力も必要です。
以前、ある農業関係者の方に「いつまでにこれだけの量を用意してと簡単に言われてもすぐには対応できません」と言われたことがあります。確かに、農業は天候などに左右されますし、三鷹では「多品種少量」型の農地が大半です。学校給食での自給率を上げるには、その作付けから変える必要があります。焦らず、一歩ずつ進んでいくことが大切であると感じています。
子どもたちから毎年募集している「農のある風景画」を掲載した「食育カレンダー」には、農家の皆さんの姿が生き生きと描かれています。身近に農業が根付いていることの幸せを共に感じましょう。
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「河村市長に聞いてみた!」
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり