広報みたか2024年5月5日4面
■守り×育み×集う 天文台の森PROJECT 国立天文台周辺のまちづくり―連載第1回
[問]同地区まちづくり推進本部事務局TEL0422-24-9266
市では、令和2年12月に締結した「国立天文台と三鷹市の相互協力に関する協定」に基づき、国立天文台敷地北側ゾーンを中心とする大沢地域のまちづくりに向けて、土地利用基本構想の策定に取り組んでいます。
まちづくりのポイント
大沢地域は、「浸水予想区域内に立地する羽沢小に風水害時の避難所を開設できない」という防災上の課題を抱えています。同小を天文台敷地の安全な高台に移転することで、安全・安心な学校施設を確保するとともに、地域の防災拠点にします。
また、大沢台小も同敷地内に移転し、隣接する七中を含めた「おおさわ学園」として、義務教育学校の制度を活用した新しい小・中一貫教育校にします。そして、新学校を含む施設全体を地域の共有地「おおさわコモンズ」と位置付け、多世代が集う居心地の良い交流の場を創り、コミュニティ創生を図ります。
そのほか、天文台の森の保全・再生や、地域の身近な交通手段の充実、跡地利用を含めた大沢地域全体の総合的なまちづくりに取り組みます。
これまでに寄せられた質問と回答をピックアップしてご紹介します
Q 学校などの整備で、天文台の貴重な緑が失われないの?
A 天文台の森は、市民にとっても貴重な財産であり、次世代に引き継ぐことが大切だと考えています。一方、旧官舎があった天文台敷地北側ゾーンは老木や枯れ木などが増えており、緑の維持管理の一部に課題がある状況です。
天文台と連携したまちづくりに取り組むことで、緑の保全などに配慮した敷地の有効活用を推進します。施設整備により貴重な緑が大幅に失われることがないよう、土地利用範囲についてしっかり検討していきます。
下の写真は、大正13(1924)年に天文台が三鷹に移転してから、約30年後に撮影された航空写真です。この時点では、天文台敷地北側ゾーン全体に官舎が建設され、約40棟程度が確認できます。これらの官舎は、平成15年までに取り壊されました。
天文台敷地北側ゾーンは、官舎の取り壊し後、荒れた雑木林などになっており、緑の維持管理に課題のある状況です。
そのほかの質問と回答やこれまでの経緯などは、市[HP]トップページのバナーまたは右記QRコードからご覧ください。
■令和5年 市内地区別刑法犯認知件数
[問]安全安心課TEL0422-45-1116
昨年の市内の刑法犯認知件数は、一昨年から224件増の845件でした。
安全で安心して暮らすことができるまちを目指して、「自分たちのまちは自分たちで守る」という防犯意識を持ち、できる範囲で自主的な防犯活動や防犯対策にご協力をお願いします。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話(要約筆記)あり