緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2024年1月21日1面

■神沢利子さんおめでとう100歳展 北と星といのちと―同じうたをうたい続けて

 『くまの子ウーフ』などの代表作で知られる三鷹市在住の児童文学作家・神沢利子さんが1月29日に100歳を迎えます。これを記念して開催中の展覧会では、神沢さんの100年の歩みを紹介するとともに、直筆原稿や挿絵原画など約600点の資料・書籍を展示しています。

[問]三鷹図書館(本館)TEL0422-43-9151
[日]2月4日(日)まで 午前10時〜午後6時(金曜日は8時まで。4日は3時まで)
[所]芸術文化センター地下1階展示室
休館日 月曜日
※市ホームページに会場案内図などを掲載しています。

利子さんの100年
川はどこからきてどこへ流れゆくのか

 全長18mでたどる100年の歩み、作家仲間との書簡や絵画原画は必見です!

利子さんの声
いのちへの畏敬―北方少数民族を想う

 『鹿よ おれの兄弟よ』の原画を見ながら、神沢さんの朗読(平成20年録音)を楽しめます。

利子さんのおくりもの
ふいごのように―いのちの火に風を送る

 名だたる画家や絵本作家によって表紙などが描かれた著作は300冊! ラグに座ってゆっくり楽しめます。

利子さんの探求
「北」と「星」と「いのち」と

 『銀のほのおの国』『ちびっこカムのぼうけん』の作品世界を、初公開の原画や直筆原稿などで紹介します。

関連イベントも開催!
 展覧会会期中、芸術文化センターなど市内8カ所を巡るスタンプラリー(7面参照)を開催するほか、同センター以外のスタンプラリーポイントで『くまの子ウーフ』の直筆原稿(レプリカ)を展示しています。

※二次元コード・画像はPDFをご覧ください。


■市長コラム「神沢利子さん、100歳おめでとう!!」

三鷹市長 河村 孝

 今から20年ほど前、三鷹市に「絵本館を建てよう!」という構想が持ち上がりました。その時、市民の皆さんを中心とした検討会議から「建物先行ではなく、まずは市全域で絵本との出会いや人と人との交流が生まれるような、ソフト中心の事業を考えてみては」という提言があり、企画されたのが、後につながる神沢さんの展覧会でした。

 「神沢利子展プロジェクト」と題されたこの企画には、200人以上の市民ボランティアが実行委員として参加し、中には小さな子どもたちもいました。皆さん、神沢さんの作品を愛してやまない人たちばかりでした。そして、開催された展覧会は、プロの手によるものと見まがうほどの素晴らしい出来栄えでした。私はいつも「三鷹市民の底力はすごい」と言いますが、この時も本当に驚かされました。夜を徹して準備をする実行委員の皆さん(そして職員も)の熱気に圧倒されたことをよく覚えています。

 その時の思いは、平成21年に国立天文台の敷地内に開設された「星と森と絵本の家」に引き継がれ、「絵本」というキーワードの下で、世代や立場を超えた新しいつながりが今も生まれ続けています。神沢さんはもうすぐ100歳になられます。神沢さんがいつまでもお元気でいられるよう、皆さんでお祝いしましょう。

YouTubeで配信中
「河村市長に聞いてみた!」

※二次元コード・画像はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり

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