緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2023年11月5日1面

■全国初!先進技術と高齢者の在宅生活をつなぐ新たな拠点「福祉Laboどんぐり山」12月1日(金曜日)オープン!

 在宅生活を望む高齢者とその介護を担う家族、市内介護事業者などを支援する拠点施設が、大沢の旧どんぐり山施設にオープンします。
 同施設では、「企業や大学との研究開発」「人財育成」「高齢者の生活リハビリ」の3つの事業が有機的につながりながら、高齢者が住み慣れた家で暮らし続けるためのサポートを行っていきます。

3つの事業を担う皆さんにインタビューをしました!
Q1. どんな施設ですか Q2. 同施設ならではの事業の特色を教えてください Q3. メッセージ・抱負をお願いします
※インタビューの全文を市ホームページ(右記QRコード)に掲載しています。

[所][問]福祉Laboどんぐり山(大沢4-8-8)TEL0422-24-7099

在宅医療・介護研究センター
最先端の介護技術を共同研究し、実用を目指す創造拠点
セコム(株) セコム暮らしのパートナー久我山 滝島啓之さん
A1. Labo(自治体)×医療介護職×専門家との連携ができ、多角的な視点を持つ実証実験の場です。新しいことを推進するには魅力的な環境です。
A2. 弊社では対話ができるロボット「BOCCO emo」を活用し、コミュニケーションを楽しみながら、フレイルの入り口となる「孤独・孤立」を防ぐ実験を進めています。一人暮らしの高齢者にご利用いただき、効果を検証します。
A3. 同施設が地域の創造拠点になり、ここでできたものが世の中に展開されていくことを願っています。超高齢社会の課題を共に解決し、地域の高齢者の方々の暮らしが、より豊かになる一助になれれば幸いです。
このほかにも、eスポーツやVR技術、AI自動解析ソフトをリハビリ・フレイルケアに活用するなど、複数の企業や大学のプロジェクトが進行中!

生活リハビリセンター
「こうすればできる」を一緒に考え、実践する生活リハビリ
生活リハビリセンターの皆さん
A1. 退院後などで在宅生活に不安を抱える方が、家のような居室で生活動作のリハビリを行う施設です。在宅医療・介護研究センターと介護人財育成センターの実践・実証の場でもあります。入居相談は電話で受け付けています。
A2. 在宅生活を重視した訓練を行う点と、家族が一緒に宿泊して介護の仕方を学び、最新機器の実証実験にも参加できる点です。
A3. この先駆的な試みが三鷹市から全国へと広がり、高齢者の在宅生活の安心につながればと願っています。

介護人財育成センター
事業者支援と介護人財の裾野を広げる学びの拠点
(株)三鷹ナース・ヘルパーセンター 山田義剛さん
A1. 介護事業者が自前で行っていた研修をセンターが担うことで、事業者の負担を減らします。
A2. 市内の人財が市内で学べる環境が整うことや、有資格者の養成を市内の事業者が行えるようになることに期待しています。併設の生活リハビリセンターで実習が行える環境も魅力です。また、「認知症研修」など一般の方が対象の講座も行います。
A3. ほかの地域にはない新しい介護が体験できる設備やサービスが整います。介護や福祉分野に関心を持って学び、「住み慣れた三鷹で最後まで過ごしたい」と願う方々の応援隊になりましょう。

※二次元コード・写真はPDFをご覧ください。


■オープニングイベントを開催します

 施設の見学や共同研究に参加する企業による展示・体験ブースなどをお楽しみいただけます。

[日]11月25日(土)午後1時30分〜3時30分
[所]同施設(大沢4-8-8)
[申]当日会場へ

大沢地域包括支援センターは11月13日(月)から同施設内で業務を開始します。
[問]高齢者支援課TEL0422-29-9272

※写真はPDFをご覧ください。


■市長コラム「『どんぐり山』が生まれ変わります」

三鷹市長 河村 孝

 私が市長になる前に廃止が決まっていた「旧どんぐり山」を、このたび「福祉Laboどんぐり山」としてリニューアルオープンします。在宅医療・介護の新たな拠点であるこの施設の役割を一言でいえば、「ご高齢になった方の在宅での生活を多方面から支える」ということになります。

 この新施設では、例えば、市内の介護事業者の皆さんのさらなるレベルアップのために各種研修を実施するとともに、ご家族を介護されている皆さんにも介護のスキルを学んでいただくなど、事業者支援と介護人財の裾野拡大を図ります。また、施設や病院からの在宅復帰に不安がある方には、数日から数週間程度入所していただき、日常生活動作を通したリハビリと最新機器の活用により在宅復帰後の生活を支援します。さらに、企業や大学など研究機関の皆さんには、最先端の介護技術を活用した研究・サービス開発の実証実験の場として施設をご活用いただき、市民や市内事業者にその成果を還元いただきたいと思っています。

 施設が有効活用されるには、業種や職種を超えた無駄のない連携とそれぞれの努力が不可欠です。もちろん、「言うは易し、行うは難し」の道ですが、超高齢社会の課題解決に向けて、三鷹の地から皆さんとともに、大きな一歩を踏み出したいと考えています。

YouTubeで配信中
「河村市長に聞いてみた!」

※二次元コード・画像はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり

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