広報みたか2023年8月20日2面
■震災に備えよう 在宅避難の準備は大丈夫?
震度6以上の揺れが想定される「首都直下型地震」が、今後30年以内に発生する確率は70%程度といわれています。「地震が発生したら避難所に行けばいい」と思っていませんか。避難所のスペースには限りがあり、プライバシーも十分に守れません。住み慣れた家でストレスの少ない在宅避難ができるように準備しましょう。
[問]防災課TEL0422-24-9102
■在宅避難に必要なことは?
自宅の安全対策をしよう
在宅生活を送るためには、自宅での安全確保が必要です。
○家具の転倒・落下・移動防止
震災では多くの人が室内で家具の転倒などによりけがをしています。大切な命を守るために、転倒防止器具を取り付けましょう。
○耐震診断・改修
市では木造住宅の耐震診断・改修工事費用の一部を助成しています。
耐震診断助成制度
対象 市内の個人所有の2階建てまでの木造住宅(空き家を含む)で、平成12年5月31日以前に着工されたもの(集合住宅を除く)
助成額 診断費用の3分の2(簡易診断は上限4万円、一般・精密診断は上限10万円)
耐震改修助成制度
対象 耐震診断助成制度(上記)の一般・精密診断を利用し、倒壊の可能性が「ある」「高い」と判定された住宅
助成額 改修費用の3分の1(高齢者・障がい者世帯は2分の1)。ただし、簡易改修は上限30万円、耐震基準を満たす改修は上限50万円
[申][問]事前に都市計画課(市役所5階52番窓口)TEL0422-29-9704へ
必要な物を備蓄しよう
災害発生直後は食料や飲料、日用品の確保が難しくなります。3〜7日間程度の備蓄をしておきましょう。
乳幼児用の備蓄やペット用の備蓄など、家族構成に合わせて検討しましょう。
飲料水
目安:3日分で1人9リットル
食料品
クラッカーや缶詰などの調理しないで食べられる物や食べ慣れた物をローリングストック(※)すると便利です。
携帯トイレ 簡易トイレ
目安:3日分で1人15回分
※ローリングストック
普段使っている食料や飲料、日用品を多めに買い置きし、生活の中で定期的に使いながら買い足し、一定の備蓄量を保つ方法。
自分に合った備蓄を調べよう
「東京備蓄ナビ」(下記QRコード)では、家族構成などの3つの質問に答えるだけで、自分の家族に合った備蓄品目と必要量の目安が表示されます。
■避難する場所は?
地震発生!
火災、倒壊の危険なし
自宅
自宅や周囲に被害がなく、安全な場合には、在宅避難します。
落ち着いたら、近隣の安全や要配慮者の確認、救助・救援活動など、「共助」への参加をお願いします。
災害時在宅生活支援施設
地域の防災拠点として、仮設トイレの設置や炊き出しの実施、救援物資の配給などを行う施設です。
→公園、地区公会堂など
※施設の一覧など、詳しくは防災マップまたは市ホームページでご確認ください。
自宅や周囲の安全が確認できたら帰宅
火災、倒壊の危険あり
一時避難場所
災害発生直後、火災などの二次災害から逃れるため、一時的に避難する場所です。
→公園や小・中学校の校庭など
・情報の収集
・外出している家族の安否確認、合流
・逃げ遅れの確認
・自宅周辺の安全が確認されるまで滞在
・避難所が開設されるまで滞在
大規模火災などの危険あり
広域避難場所
大規模な火災などが発生し、近くの一時避難場所でも危険な場合に避難する場所です。
→井の頭公園、国立天文台、ICUなど
※避難場所の一覧など、詳しくは防災マップまたは市ホームページでご確認ください。
帰宅が難しい場合、避難所で生活
避難所
自宅での生活が困難になった場合などに、一時的に避難生活を行う屋内施設です。
→小・中学校、コミュニティセンターなど
※避難所の一覧など、詳しくは防災マップまたは市ホームページでご確認ください。
防災マップをご確認ください
防災課(元気創造プラザ5階)や市民課(市役所1階)、市役所1階受付、市政窓口、コミュニティセンターなどで配布しているほか、市ホームページでもご確認いただけます。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり