広報みたか2022年6月19日6面
■令和3年度下半期 三鷹市の財政運営の状況をお知らせします
［問］財政課TEL0422-29-9035
市では、市民の皆さんからお預かりした税金がどのように使われたのかをお知らせするため、年2回「財政事情の公表」を行っています。
今回は、3年度の下半期（3年10月1日〜4年3月31日）に実施した主な事業と、3月31日時点における歳入歳出予算の執行状況などを紹介します。
※3年度の歳入・歳出は、4年4〜5月の出納整理期間を経て5月31日に確定しました。確定した内容は次回（12月）の「財政事情の公表」でお知らせします。
予算の特色と概要
令和3年7月の国の発表では、「新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にある中、輸出や生産を中心に持ち直しの動きが続いているものの、サービス消費など一部で弱さが増している」とされていました。市政運営の根幹となる市税収入が前年度を下回る見込みとなった一方で、社会保障関連経費は引き続き増加傾向にあり、今後も予断を許さない厳しい財政状況が続くことが想定されます。
こうした状況の中、『第4次三鷹市基本計画（第2次改定）』に基づき、防災都市づくりや新たな市民参加の実践、医療・介護などの各施策を推進するとともに、「SDGs」の理念を踏まえた持続可能なまちづくりの取り組みを進めました。
令和3年度 一般会計歳出の状況と下半期の主な実施事業
歳出予算総額 845億6,326万円
総支出済額 701億6,438万円（執行率86.8%）
※グラフはPDFをご覧ください。
土木費
緑化対策や道路・公園整備などの経費
（1）三鷹台駅前広場の整備の推進
（2）雨水貯留施設の設置と上部空間の公園・道路整備（写真）
（3）都市デザインアドバイザーの設置
衛生費
各種検診や環境対策などの経費
（1）井口特設グラウンドにおける土壌対策の実施
（2）高齢者肺炎球菌ワクチン公費助成の拡充
教育費
小・中学校や社会教育、スポーツ振興に関する経費
（1）スクール・コミュニティの創造に向けた取り組みと「三鷹教育フォーラム2021」などの開催
（2）地域・子どもの居場所づくりと担い手の創出
総務費
市役所の運営や文化・コミュニティ振興などの経費
（1）新たな市民参加の実践（写真）
（2）『新都市再生ビジョン（仮称）』の策定に向けた取り組み
（3）住民情報システムの共同利用（東京自治体クラウドの導入）
（4）スマートシティ三鷹の実現に向けた取り組み
民生費
高齢者や障がい者の福祉、子育て支援などの経費
（1）より実践的な避難行動要支援者名簿の整備と活用
（2）旧どんぐり山施設の利活用
（3）認証保育所における1歳児受け入れの促進
（4）私立認可保育園の開設支援
（5）学童保育所待機児童の解消に向けた取り組み
（6）待機児童解消に向けた定期利用保育施設の整備
そのほか
産業・商業の振興や防災対策などの経費
●買い物環境の整備【商工費】
●要配慮者支援と避難先の拡充【消防費】
●防災NPO組織の設立に向けた取り組み【消防費】
◆新型コロナウイルス感染症対応
（1）新型コロナウイルスワクチンの接種の実施【衛生費】
（2）PCR検査等費用助成の期間延長と対象者の拡充【衛生費】
（3）新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の給付【民生費】
（4）子育て応援給付金・子育て世帯生活支援特別給付金の給付【民生費】
（5）自宅療養を支える医療機関への助成【衛生費】
（6）売上減少に直面している中小企業等特別給付金の給付【商工費】
（7）子育て世帯・住民税非課税世帯等への臨時特別給付金の給付【民生費】
（8）保育・幼児教育従事職員の処遇改善【民生費】
令和3年度 一般会計歳入の状況
※グラフはPDFをご覧ください。
令和3年度 歳入歳出予算の各会計別執行状況 （3月31日現在）
※表はPDFをご覧ください。
市の財産・基金（貯金）・市債（借入金）の状況 （3月31日現在）
土地 797,640.78平方メートル（借用物件も含む）
建物 338,044.18平方メートル（借用物件も含む）
車両 101台（借用車も含む）
基金 158億8,898万円（市民1人当たり※83,497円）
市債 441億9,866万円（市民1人当たり※232,264円）
※市民1人当たりの金額は、3月31日現在の人口（190,295人）で割り返した金額です。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【￥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり
