広報みたか2022年4月17日1面
■増えています「電動アシスト自転車」 正しい知識で便利にサイクリング
コロナ禍で自転車の利用者が増えています。特に、電動アシスト自転車は、販売台数が一般的な自転車を上回る人気で、通勤・通学や買い物、子どもの送り迎えなど、幅広い年代の方に利用されています。
一方で、電動アシスト自転車は車体が重く、モーターの力で簡単にスピードが出るため、重大な事故につながる可能性があります。正しい知識を身に付けて、安全に使用しましょう。
[問]都市交通課TEL0422-29-9709
電動アシスト自転車の事故が増加
電動アシスト自転車が絡む事故は一昨年、全国で2,642件発生しました。自転車全体の事故が減少している一方で、電動アシスト自転車の事故は年々増加しています。
全国の自転車(全体)と電動アシスト自転車の事故件数
※グラフはPDFをご覧ください。
安全に乗るために
乗車・停車するとき
・電源を入れる時にはペダルに足を乗せない
・発進時にはゆっくり踏み込む
・片足をペダルに乗せずに両足を地面に着ける
走行するとき
・立ちこぎをしない
・カーブを曲がるときは大きく回る
・ブレーキは必ず両手でかける
お子さんを乗せるとき
・必ずヘルメットをかぶせる
・子どもを乗せるのは最後、降ろすのは最初
※13歳未満の子どもはヘルメットの着用が義務付けられています。
知っていますか? バッテリーの管理・処分方法
<1> 盗難に注意!
[問]三鷹警察署TEL0422-49-0110
都内のバッテリー盗難件数
※グラフはPDFをご覧ください。
被害に遭わないために
ワイヤ錠で二重ロック
自宅ではなるべく屋内で保管
<2> 市では処分できません
[問]ごみ対策課TEL0422-29-9613
バッテリーを処分する際は、購入した自転車販売店にご相談ください。
自転車本体は…
三鷹市粗大ごみ受付センターTEL03-5715-1212(月〜土曜日午前8時〜午後7時)・[HP]https://www2.sodai-web.jp/mitaka/へ
※処分する前に、自転車販売店や最寄りの警察署で防犯登録抹消の手続きをしてください。
■民間事業者による電動アシスト自転車のシェアサイクル
市とOpenStreet(株)が協定を締結しました。今後、市内の公共駐輪場を活用したシェアサイクルサービスが始まる予定です。
※サービスの開始時期や利用方法などは、詳細が決まり次第、『広報みたか』や市ホームページでお知らせします。
■市長コラム「自転車の安全走行で『安心のまち』へ」
三鷹市長 河村 孝
先日、三鷹市内で自転車に乗っていた方の死亡事故がありました。大変痛ましいことです。常々、「自転車の事故さえなくなれば、三鷹市は日本一の交通安全都市になるはず」と言っていた私には、とてもショックで悲しい出来事でした。
三鷹市内の昨年の交通事故件数は328件で、そのうち自転車の事故は169件発生し、全体の半数以上を占めています。ちなみに、昨年の市内の刑法犯認知件数(いわゆる犯罪件数)は647件で、市に残る統計上の最少件数だった一昨年の727件からさらに80件減少しました。しかし、自転車の盗難に関する案件が全体の約27%に当たる173件発生しており、自転車が絡む事故や犯罪の件数は非常に多いといえます。それらが撲滅できれば、どのくらい三鷹が安全・安心なまちになるのか、皆さんにも分かると思います。
言葉にすると簡単なことに聞こえますが、この目標達成は大変なことです。何より市民の皆さんお一人お一人の決意と実行が求められます。一歩ずつでもその目標に近付くため、三鷹市でも「春の全国交通安全運動」の期間中、三鷹警察署や三鷹交通安全協会と連携して「交通安全パレード」を実施しました。交通事故のない「安心のまち」を目指して、皆さんの一層のご協力をよろしくお願いします。
YouTubeで配信中
「河村市長に聞いてみた!」
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり