広報みたか2021年6月20日6面
■令和2年度下半期 三鷹市の財政運営の状況をお知らせします
［問］財政課TEL内線2126
市では、市民の皆さんからお預かりした税金がどのように使われたのかをお知らせするため、年2回「財政事情の公表」を行っています。
今回は、2年度の下半期（2年10月1日〜3年3月31日）に実施した主な事業と、3月31日時点における歳入歳出予算の執行状況などを紹介します。
※2年度の歳入・歳出は、3年4〜5月の出納整理期間を経て5月31日に確定しました。確定した内容は次回（12月）の「財政事情の公表」でお知らせします。
予算の特色と概要
令和2年7月の国の発表では、「新型コロナウイルス感染症の影響により、当初想定していた成長経路を大幅に下回っている。特に、緊急事態宣言の下で、経済活動を抑制してきたことから、極めて厳しい状況となった」とされていました。市政運営の根幹となる市税収入が前年度を下回る見込みとなった一方で、社会保障関連経費は引き続き増加傾向にあり、予断を許さない厳しい財政状況が続くことが想定されます。
こうした状況の中、『第4次三鷹市基本計画（第2次改定）』の基本理念とした、「市民の暮らしを守り、三鷹の魅力を高める『質の高い防災・減災まちづくり』」を踏まえて各施策を推進するとともに、国際連合が掲げる「SDGs」の理念に沿った誰一人として取り残さない持続可能なまちづくりの取り組みを進めました。
令和2年度 一般会計歳出の状況と下半期の主な実施事業
歳出予算総額 957億9,400万円
総支出済額 831億6,568万円（執行率86.8%）
※グラフはPDFをご覧ください。
衛生費
各種検診や環境対策などの経費
（1）産後ケア事業（ゆりかごプラス）の拡充
（2）ふたご家庭支援に向けた取り組み
土木費
緑化対策や道路・公園整備などの経費
（1）三鷹台駅前周辺地区のまちづくりの推進
（2）みたかバスネットの抜本的な見直し
教育費
小・中学校や社会教育、スポーツ振興に関する経費
（1）コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展
（2）学校体育館への空調設備の計画的な整備
（3）川上郷自然の村の災害復旧対策事業の実施
総務費
市役所の運営や文化・コミュニティ振興などの経費
（1）新たな参加と協働の仕組みづくり
（2）『新都市再生ビジョン（仮称）』の策定に向けた取り組み
（3）自治体クラウドの導入に向けた取り組み
（4）まちづくり応援寄付の推進
民生費
高齢者や障がい者の福祉、子育て支援などの経費
（1）介護人財の確保に向けた支援の推進
（2）旧どんぐり山施設の利活用の検討
（3）企業主導型保育施設に対する保育人財の確保・定着支援
（4）認可外保育施設利用助成の拡充
（5）子ども食堂などの運営支援の拡充
（6）私立認可保育園の開設支援（写真）
※写真はPDFをご覧ください。
そのほか
産業・商業の振興や防災対策などの経費
●市内産農産物の活用促進に向けた取り組み【農林費】
●デジタル技術を活用した防災・減災対策モデル事業の実施【消防費】
●災害対策用備蓄品の拡充【消防費】
【新型コロナウイルス感染症対応】
（1）新型コロナウイルスワクチンの接種体制の確立【衛生費】
（2）PCR検査センターなどの設置と運営【衛生費】
（3）不況対策緊急資金などの要件緩和による中小企業への融資のあっせん【商工費】
（4）学生アルバイトなどを活用した宅配事業による飲食店の支援（写真）【商工費】
（5）プレミアム付き商品券発行による市内商業の活性化【商工費】
（6）高齢者インフルエンザ定期予防接種の全額公費負担での実施【衛生費】
（7）中小企業が実施する「新しい生活様式」に対応するための環境整備の支援【商工費】
※写真はPDFをご覧ください。
令和2年度 一般会計歳入の状況
※グラフはPDFをご覧ください。
令和2年度 歳入歳出予算の各会計別執行状況 （3月31日現在）
※表はPDFをご覧ください。
市の財産・基金（貯金）・市債（借入金）の状況 （3月31日現在）
土地 798,539.54平方メートル（借用物件も含む）
建物 337,499.42平方メートル（借用物件も含む）
車両 101台（借用車も含む）
基金 150億5,987万円（市民1人当たり※78,941円）
市債 438億4,302万円（市民1人当たり※229,817円）
※市民1人当たりの金額は、3月31日現在の人口（190,774人）で割り返した金額です。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【￥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり
