広報みたか2021年6月20日3面
■合言葉は“百年の森”“子どもの森”からはじまる未来のものがたり(三鷹駅前再開発事業)
[問]再開発課TEL内線2461
市では、今年3月に『“百年の森”のまちづくり(三鷹駅前再開発事業コンセプトブック)』を作成しました。この冊子では、“子どもの森”を中心とした三鷹駅前地区の今後のまちづくりのコンセプトである“百年の森”構想や、駅前再開発事業の概要などをまとめています。
今号では、冊子に掲載されている内容の一部を紹介します。
■“百年の森”構想って何?
三鷹市は、まち全体がうるおいを持った「緑と水の公園都市」を目指しています。今ある建物がいずれ建て替えとなるときに、緑のスペースを創出していくことで、やがて市全体が大きな緑のまちとなります。多くの時間を要しますが、市民の皆さんと一緒に緑を育てると、百年後にはきっと緑あふれる空間が広がっているはずです。
■“百年の森”はどうやってつくるの?
三つの段階(フェーズ)を踏みながらまちづくりを進めていきます。市全体を「緑のまち」にすることで、もっと住みよい、にぎわいのある豊かなまちを目指します。
現在
●建物空間にゆとりがない
●無機質で冷たいイメージ
これから
建物の足元にゆとりのある緑のスペースを創出する。
●歩道と一体となった緑化空間の形成
●屋上や壁面の建物緑化
■フェーズ1 “子どもの森”をつくる
”百年の森”構想を実現するための第一歩となる拠点が“子どもの森”です。三鷹駅前が活性化の拠点として多くの市民が集まり、特に、子どもの笑顔と夢であふれる楽しい空間となるよう、検討を進めていきます。
※“子どもの森”は「子ども=未来の象徴」として、この場所が未来のまちの拠点となるように市が示したまちづくりの構想で、名称は仮称です。
”子どもの森”ってこんなところ
●子どもたちが安心して楽しく過ごせる場所
●にぎわいを生む新たな三鷹のシンボル
●暮らしを豊かに彩る良質な買い物空間
●自然と融け合いながら人とまちが成長する場所
●地震などの自然災害への備え
●生涯学習と多世代交流・多文化共生の場
●環境と人にやさしい安全と安心の機能
●三鷹の文化・日本文化の発信拠点
■フェーズ2 三鷹駅前地区の緑をだんだん増やしていく
三鷹駅前地区の緑を増やすには、市民の皆さんの協力が欠かせません。そのために市は、今後さまざまな支援策のメニューを検討していきます。
例えば…
建物の屋上緑化や壁面緑化を支援する仕組み
空地を利用したミニ公園の整備
■フェーズ3 緑をつないで市全体を「緑のまち」にする
市内にあるさまざまな緑地・里・樹林・農地を緑でつないでいき、市全体を「緑と水の公園都市」にふさわしい、緑あふれるまちなみにしていきます。
■皆さんのご意見をお寄せください
冊子の全文は市ホームページ(下記二次元コード)に掲載しています。また、再開発課(市役所3階)、市民課(市役所1階)、市立図書館、市政窓口、市民協働センター、コミュニティセンター、花と緑のまち三鷹創造協会、元気創造プラザで配布しているほか、相談・情報課(市役所2階)で閲覧できます。
冊子に掲載されている内容や三鷹駅前再開発事業について、皆さんのご意見をお寄せください。いただいたご意見・ご感想は、今後のまちづくりを進めていくうえでの参考にさせていただきます。
[申]再開発課TEL内線2461・FAX45-1271・[メール]saikaihatsu@city.mitaka.lg.jpへ
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり