広報みたか2020年6月7日3面
■令和元年度下半期 三鷹市の財政運営の状況をお知らせします
［問］財政課TEL内線2121
予算の特色と概要
元年度の新型コロナウイルスの影響が顕在化する前の国の発表では、「内需の柱である個人消費や設備投資が増加傾向で推移するなど、緩やかな回復が続いている」とされています。市政運営の根幹となる市税収入については、市税全体で前年度を上回る見込みとなりましたが、その一方で、社会保障関連経費は引き続き増加傾向にあり、また、同ウイルスの影響により、今後は予断を許さない厳しい財政状況が続くことが想定されます。
こうした状況の中、最重点プロジェクトである「都市再生」「コミュニティ創生」を主要課題とし、そのほか七つの重点プロジェクトを中心に施策の展開を図りました。
市では、市民のみなさんからお預かりした税金がどのように使われたのかをお知らせするため、年2回「財政事情の公表」を行っています。
今回は、元年度の下半期（元年10月1日〜2年3月31日）に実施した主な事業と、3月31日時点における歳入歳出予算の執行状況などを紹介します。
※元年度の歳入・歳出は、2年4〜5月の出納整理期間を経て5月31日に確定しました。確定した内容は次回（12月）の「財政事情の公表」でお知らせします。
■令和元年度一般会計歳出の状況と下半期の主な実施事業
歳出予算総額 760億6,485万円
総支出済額
654億1,627万円
（執行率86.0%）
※グラフはPDFをご覧ください。
土木費
緑化対策や道路・公園整備などの経費
（1）三鷹台駅前周辺地区のまちづくりの推進
（2）三鷹駅南口駅前広場などの交通環境改善に向けた取り組み
（3）三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業の推進（画像）
（4）サイクルシェア事業の本格実施
教育費
小・中学校や社会教育、スポーツ振興に関する経費
（1）コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展
（2）快適な学校環境の整備
（3）東京2020オリンピック・パラリンピックなどの機運醸成事業の積極的な推進
（4）弓道場・アーチェリー場の整備（写真）
衛生費
各種検診や環境対策などの経費
（1）胃がん検診の内視鏡検査の実施
（2）風しん抗体検査および予防接種事業の拡充
（3）PCB（ポリ塩化ビフェニル）廃棄物の適正な処理
総務費
市役所の運営や文化・コミュニティ振興などの経費
（1）『第4次三鷹市基本計画』の第2次改定
（2）AIなど新たな技術を活用した市民サービス向上に向けた取り組み
（3）市民センター内駐輪場の整備
（4）防災都市づくりに向けた市庁舎・議場棟等整備の再調整
（5）太宰治生誕110年記念事業の開催
民生費
高齢者や障がい者の福祉、子育て支援などの経費
（1）地域ケアネットワーク推進事業の充実と発展
（2）在宅医療・介護の連携の推進
（3）介護人財の確保に向けた支援の充実
（4）特別養護老人ホームの整備への支援
（5）幼児教育・保育の無償化の円滑な実施
（6）私立認可保育園の開設支援
（7）学童保育所待機児童の解消に向けた取り組み
そのほか
産業・商業の振興や防災対策などの経費
●買い物環境の整備【商工費】
●プレミアム付商品券の発行【商工費】
●災害時在宅生活支援施設の拡充【消防費】
●国民健康保険税の軽減措置の拡充【国民健康保険事業特別会計】
■令和元年度一般会計歳入の状況
歳入予算総額
760億6,485万円
総収入済額
700億8,605万円
（収入率92.1%）
※グラフはPDFをご覧ください。
■市の財産・基金（貯金）・市債（借入金）の状況
（3月31日現在）
土地
797,641.85平方メートル
（借用物件も含む）
建物
339,766.25平方メートル
（借用物件も含む）
車両
101台
（借用車も含む）
基金
154億2,470万円 （市民1人当たり※81,406円）
市債
468億4,943万円 （市民1人当たり※247,255円）
※市民1人当たりの金額は、3月31日現在の人口（189,478人）で割り返した金額です。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【￥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり
