広報みたか2019年6月2日2面
■平成30年度下半期 三鷹市の財政運営の状況をお知らせします
［問］財政課TEL内線2124
予算の特色と概要
30年度の国の発表では、「企業部門の改善が家計部門に広がり、経済の好循環が進展する中で緩やかに回復している」とされています。市政運営の根幹となる市税収入については、市税全体で前年度を上回る見込みとなりましたが、その一方で、社会保障関連経費は増加傾向にあり、依然として厳しい財政状況が続いています。
こうした状況の中、最重点プロジェクトである「都市再生」「コミュニティ創生」を主要課題とし、そのほか七つの重点プロジェクトを中心に施策の展開を図りました。
市では、市民のみなさんからお預かりした税金がどのように使われたのかをお知らせするため、年2回「財政事情の公表」を行っています。
今回は、30年度の下半期（30年10月1日〜31年3月31日）に実施した主な事業と、3月31日時点における歳入歳出予算の執行状況などを紹介します。
※30年度の歳入・歳出は、31年4月〜令和元年5月の出納整理期間を経て5月31日に確定しました。確定した内容は次回（12月）の「財政事情の公表」でお知らせします。
平成30年度一般会計歳出の状況と下半期の主な実施事業
歳出予算総額715億9,972万円
総支出済額614億2,495万円（執行率85.8%）
※グラフはPDFをご覧ください。
土木費
緑化対策や道路・公園整備などの経費
（1）市道第135号線（三鷹台駅前通り）整備の促進（写真）
（2）三鷹駅南口駅前広場などの交通環境の改善
（3）中原地区における都市型水害対策などの推進
（4）三鷹台駅前周辺地区のまちづくりの推進
（5）都市計画道路3・4・13号（牟礼）および都市計画道路3・4・7号（連雀通り）整備の促進
衛生費
各種検診や環境対策などの経費
（1）「ウエルカム ベビー プロジェクト みたか」の推進
（2）肺がん検診の拡充
（3）「サステナブル都市三鷹」の実現に向けた研究の推進
（4）環境センター跡地の暫定利活用に向けた取り組み
教育費
小・中学校や社会教育、スポーツ振興に関する経費
（1）コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展
（2）学校施設の長寿命化改修工事の計画的な実施
（3）大沢の里古民家の開館（写真）
（4）東部図書館を滞在・交流型施設としてリニューアル
（5）東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた機運醸成
総務費
市役所の運営や文化・コミュニティ振興などの経費
（1）三鷹市ホームページのリニューアル
（2）『第4次三鷹市基本計画』の第2次改定に向けた準備
（3）自治体クラウドの導入に向けた取り組み
（4）市民センター内駐車場などの整備をはじめとした都市再生の推進
（5）コミュニティ創生研究事業の推進
民生費
高齢者や障がい者の福祉、子育て支援などの経費
（1）地域ケアネットワーク推進事業の充実と発展
（2）障がい児（者）を在宅で介護する家族の負担軽減の推進
（3）介護人財の確保に向けた支援
（4）子ども・子育て支援事業計画の改定に向けたニーズ調査などの実施
（5）私立認可保育園の開設支援
（6）多世代交流センターのリニューアル
そのほか
産業・商業の振興や防災対策などの経費
●「三鷹版 働き方改革応援プロジェクト」のさらなる推進【商工費】
●被災者生活再建支援システムの導入【消防費】
平成30年度一般会計歳入の状況
歳入予算総額715億9,972万円
総収入済額676億7,238万円（収入率94.5%）
※グラフはPDFをご覧ください。
平成30年度歳入歳出予算の各会計別執行状況 （3月31日現在）
※表はPDFをご覧ください。
市の財産・基金（貯金）・市債（借入金）の状況 （3月31日現在）
土地
795,675.88平方メートル（借用物件も含む）
建物
338,881.84平方メートル（借用物件も含む）
車両
102台（借用車も含む）
基金
139億3,637万円（市民1人当たり※74,299円）
市債
491億938万円（市民1人当たり※261,818円）
※市民1人当たりの金額は、3月31日現在の人口（187,571人）で割り返した金額です。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【￥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり
