緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2018年10月7日1面

■ワサビ栽培と昔の暮らしを伝える大沢の里古民家がオープン

11月4日(日)午後1時

 三鷹市大沢の里古民家は、明治から昭和にかけて使われていたワサビ・養蚕農家です。市では、市民から寄贈されたこの建物の保存・整備を進め、いよいよこの秋から一般公開します。季節と共にあった昔の暮らしを伝える古民家と、今なお残る里山の風景の魅力をお楽しみください。

[問]生涯学習課TEL内線2921

※写真はPDFをご覧ください。


■職人技が随所に光る復元整備

 同施設は明治35(1902)年に創建された建物で、ワサビ栽培や養蚕などを営んでいた農家の母屋です。四つの部屋が田の字形に並んだ「四つ間取り(よつまどり)」は農家の典型的な間取りで、土間や養蚕用の屋根裏部屋などと共に、当時の生活がうかがえます。平成19(2007)年に所有者の箕輪家から市に寄贈され、市指定有形文化財に指定されました。
 整備工事では建物をいったん解体し、できるだけ元の部材を活用して昭和25〜55年頃の状態に復元しました。室内から垣間見える屋根のかやぶきや太い梁(はり)、土壁など、随所に職人の技が生きています。
 室内の展示コーナーでは、この古民家の特徴やかつて使われていた農具、解体・復元整備の詳しい解説などもご覧いただけます。

※写真はPDFをご覧ください。


■湧水によるワサビ田の復活に向けて

 大沢のワサビ栽培の歴史は約200年前にさかのぼります。江戸で流行していた刺し身の広がりとともに、大沢の湧水を利用したワサビ栽培は盛んになりました。近年は栽培量も少なくなっていましたが、昨年、古民家の前にわずかに自生していたワサビを鑑定したところ、江戸時代の品種がそのまま残っていることが判明しました。今後は市民ボランティアの協力を得ながら、歴史ある貴重なワサビを復活させ、守り、継承していきます。

※写真はPDFをご覧ください。


■散策に最適!周辺に広がる里山の景色

 大沢の里の周辺には、都内とは思えないほどの自然豊かな里山の風景が残っています。国分寺崖線の湧水池を源とする野川沿いのこの一帯は、縄文時代から人々が暮らしを営んできた場所です。古民家の対岸の大沢の里水車経営農家では、日本でも有数の直径4.6mの水車「新車(しんぐるま)」が現在も稼働しています。近くには市内唯一の遺跡見学施設「出山横穴墓」もあり、初夏にはホタルが現れる貴重な水田風景が広がります。

※写真はPDFをご覧ください。

週末を中心にイベントを定期開催
 ワサビの食体験や古民家の暮らし方講座、寺子屋講座など、古民家をもっと楽しむためのイベントを毎週開催します。詳しくは、市ホームページや同施設で配布する予定表をご覧ください。

見学のご案内
開館時間 午前10時〜午後4時(4月〜9月は5時まで)
休館日 火曜日(火曜日が休日の場合は開館し、その翌日が休館)、年末年始
入館料 200円(中学生以下は無料)
※「水車経営農家」と合わせて見学できます。年間パスポート1,000円もあり。
所在地 大沢2-17-3(大沢の里公園内)
アクセス JR三鷹駅南口から「榊原記念病院」「朝日町三丁目」または「車返団地」行きのバスで、「竜源寺」バス停下車、徒歩5分
※自家用車での来場はご遠慮ください。

※地図はPDFをご覧ください。


■市長コラム「偽りのハガキにはだまされず慶びの証明書は活かしてください」

三鷹市長 清原慶子

 10月は、消費者被害を防止するための「消費者月間」です。三鷹市では、市民の皆様が詐欺被害や悪質商法の被害に遭わないように、消費者活動をされている市民の皆様とご一緒にキャンペーンを行うなど、消費者被害の防止を呼び掛けています。

 実は9月中旬、私宛てに「偽りのハガキ」が届きました。内容は「あなたに民事訴訟が起こされ、訴訟の取り下げ期日が迫っているため、記載された電話番号に連絡を」というものです。差出人が法務省支局と書かれているため、信じて電話をかけた多くの方が詐欺被害に遭われています。電話をかけると、弁護士をかたる人に調査費用や示談金として現金を振り込むようにとだまされ、すでに都内で1億円を超す被害が出ているとのことです。

 三鷹市内でも、女性を中心にこのような「偽りのハガキ」が届いていますが、絶対にだまされないでください。このようなハガキがお手元に届き、少しでも不審に思われたら、ご遠慮なく三鷹市の消費者活動センターや三鷹警察署に相談してください。

 さて、三鷹市では、三鷹市長宛てに提出していただいた婚姻届について、申請に基づき交付する「婚姻届受理証明書」を新しいデザインにいたしました(写真・2面参照)。婚姻届を提出されたお二人の誓いの気持ちや愛の絆を確かなものとする、まさに「慶びの証明書」ともいえる受理証明書のデザインとして、三鷹市名誉市民の宮崎駿監督が描いてくださった三鷹のキャラクターである鷹の子の「Poki(ポキ)」、今年4月にリニューアルオープンした「三鷹市山本有三記念館」と今年開館10年目を迎えた国立天文台構内にある「三鷹市星と森と絵本の家」の写真をあしらいました。

 本籍や住所が三鷹市ではない方でも、三鷹市に婚姻届を提出していただくと、受理証明書を三鷹市長が発行できます。平成25年以降に婚姻届を三鷹市に提出された方にも発行いたします。三鷹市らしいデザインの「婚姻届受理証明書」によって、結婚の誓いを強く心に刻んでいただければ幸いです。

※写真はPDFをご覧ください。

市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています(放送時間は12面参照)。


※詳細はPDFをご覧ください。


市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり

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