広報みたか2018年9月2日1面
■正しく知って早めの判断を！地震・大雨からの避難
近年相次ぐ地震や台風、豪雨などによる被害に備え、地震発生時の避難施設や取るべき行動などをまとめた「三鷹市防災マップ」や、大雨による浸水予測とその対応などを示した「三鷹市浸水ハザードマップ」で、避難行動を取るタイミングや避難先の場所を正確に把握しておきましょう。
［問］防災課TEL内線4512
※マップは、防災課（元気創造プラザ5階）、市民課（市役所1階）、市政窓口で配布しているほか、市ホームページからも入手できます。
市内で実施する防災訓練については、2面でご確認ください。
■市からの緊急時の情報提供
市では災害などの緊急時に、防災無線で情報をお伝えします。放送内容は、市ホームページや市公式ツイッター、安全安心メールで同時配信するほか、自動電話応答サービスTEL0120-119-921でも確認できます。正確な情報収集を心掛け、身を守るために的確な行動を取りましょう。
■大地震のとき
■大雨のとき
災害の発生が差し迫り、被害の危険性が高まった場合、市から緊急度に応じた三段階の呼び掛けを行います。
◎避難準備・高齢者等避難開始 緊急度 ★
避難に時間のかかる方（高齢者、体の不自由な方、小さいお子さん連れの方など）と、その避難を支援する方は避難を開始してください。 施設への避難が困難な場合は、建物の上の階や近くの安全な場所に避難してください。
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◎避難勧告 緊急度 ★★
速やかに避難を開始してください。ただし、外出するとかえって命に危険が及ぶ場合は、 建物の上の階に避難してください。
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◎避難指示（緊急） 緊急度 ★★★
緊急に避難してください。ただし、外出するとかえって命に危険が及ぶ場合は、避難勧告と同様の避難をお願いします。
平成30年7月豪雨では、避難指示の発令後に住民の逃げ遅れが生じたことが、被害拡大の一因となりました。
避難指示は最も緊急度の高い呼び掛けです。直ちに身を守る行動を取ってください。
■市長コラム「身近で気軽に立ち寄れる美術館 それは『三鷹市美術ギャラリー』」
三鷹市長 清原慶子
JR三鷹駅南口駅前のデッキから続く「三鷹コラル」の5階にある「三鷹市美術ギャラリー」は、平成5（1993）年に開館して25年間、市民の皆様に愛され、身近で気軽に立ち寄れる、夜8時まで開館する小さな美術館として発展してきました。
市民の皆様の絵画や書道、写真などの展示をはじめとして、三鷹市や指定管理者である（公財）三鷹市スポーツと文化財団による企画展示を年に2〜3回開催しています。今年6月には、太宰治没後70年に当たり、ご遺族から寄託された貴重な資料の特別展も開きました。何よりも市民の皆様にとって、
芸術・文化は心に潤いを与え、生きる力を与えます。現在は、開館25周年を記念して、平成5年10月の美術ギャラリー開館記念展で取り上げた横山操さんの傑作を結集した『横山操展―アトリエより』という展覧会を開催しています（写真・4面参照）。
横山操さんは、大正9（1920）年に新潟県で生まれ、20歳で召集を受け、戦後シベリアでの5年間の抑留を経て昭和25（1950）年に復員し、才能あふれる数々の日本画を描いた画家として活躍され、多摩美術大学日本画科教授も務められました。
昭和34（1959）年に三鷹市大沢にアトリエを建て、昭和48（1973）年に亡くなられるまで、多くの作品を遺されましたが、大沢の地が、横山さんの戦争で疲れた心と体を癒やし、独特の画風を生み出す創作意欲を喚起したのではないかと拝察しています。一昨年、横山操さんの奥様・基子さんがお亡くなりになり、学芸員が日本画家の米谷清和さんとともにアトリエ内の貴重な遺品を調査させていただく中で、未発表や制作途中の作品が発見されました。そうした貴重な作品に加えて、絵筆などの愛用品を10月14日（日）まで展示しています。
駅前で、夜まで開館している小さな美術館に、ぜひお立ち寄りいただき、文化の秋を先取りして、心の潤いを得ていただければと思います。これからも三鷹市美術ギャラリーは、市民の皆様とともに、芸術・文化の歩みを進めてまいります。
市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています（放送時間は12面参照）。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【￥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり
