緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2018年7月1日1面

■「星と森と絵本の家」が10年目を迎えます

 国立天文台の豊かな自然の中にたたずむ三鷹市星と森と絵本の家は、7月7日の七夕の日に開館10年目を迎えます。開館以来、天文台の協力と多くの市民ボランティアのみなさんとの協働により特色ある施設運営を行い、今年1月には30万人目の来館者をお迎えしました。
 天文台職員の住まいだった大正時代の建物を保存活用した、木のぬくもりあふれる館内に、季節の移ろいを感じられる広い庭を併せ持つ心地よい空間は、世代を問わず楽しめます。多くの市民のみなさんに親しまれ、育まれてきた同施設を、これからもどうぞご利用ください。

[問]同施設TEL39-3401

宇宙の不思議星の瞬きに思いをはせて…
 絵本を通して天文への興味が広がるような体験型の企画展示を、天文台監修のもと1年ごとにテーマを替えて実施しています。また、星のソムリエ(星空案内人)などによる「星のおはなし」を毎月開催しているほか、七夕やお月見など、星にちなんだ季節の行事も行っています。

ゆったりと絵本を楽しむ豊かな時間
 約2,500冊の絵本が並ぶ本棚は、「星」「地球」「森」など独自の分類に分かれ、約7,000冊の蔵書の中からテーマや季節によって入れ替えています。お気に入りの一冊を探し出して、ゆっくりと絵本の世界を楽しむ。そんな心豊かなひとときを過ごしてみませんか。
 ボランティアによる絵本の読み聞かせや、誰でも読み手になれる「絵本リレー」なども開催しています。

四季折々の自然を五感で満喫しよう!
 広々とした庭は、さまざまな植物や生き物を観察できる自然の宝庫。庭の一角に置かれた「はっけんノート」には、子どもたちが見つけた虫や木の実などを自由にスケッチしています。竹馬や輪回しなど、昔懐かしい遊びものびのびと楽しめます。

心がほっこり「昔の家」が醸し出すあたたかさ
 畳敷きの部屋に沿って、長い廊下と縁側が続く館内は、まるで昔にタイムスリップしたかのよう。毎月開催している「むかしあそびの日」では、紙人形遊びやわらべ歌などを楽しめるほか、昔ながらの「街頭紙芝居」も人気の催しです。

同施設で開催する催しは12面をご覧ください。

※写真はPDFをご覧ください。


■7月7日(土曜日)から開館記念イベントを開催します

 開館10年目の初日は、さまざまな催しや「月」をテーマにした新しい企画展示を用意して、みなさんの来館をお待ちしています。

[日]7月7日午後1時30分〜3時30分 [申]当日会場へ

【主な催し】
・国立天文台長による月のお話と、清原市長による絵本の読み聞かせ
・新企画展示「月への旅」お披露目ガイドツアー
・オリジナルグッズの販売や模擬店 など
開館時間 午前10時〜午後5時
休館日 火曜日、年末年始
※展示替えなどのメンテナンスのため、7月1日(日)〜6日(金)は休館します。
所在地 大沢2-21-3(国立天文台三鷹キャンパス内)
※有料駐車場をご利用いただけます(駐輪場は無料)。


■市長コラム「七夕に10年目を迎える『三鷹市星と森と絵本の家』」

三鷹市長 清原慶子

 6月18日の朝に発生した大阪府北部の地震で、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 この地震では、小学校や住宅の塀が倒壊したことにより、尊い命が失われました。三鷹市では、地震発生当日から直ちに公立学校を含む公共施設の塀などの安全確認を実施しています。皆様もぜひ改めて、ご自宅や事業所等の塀を含む建物などの安全確認や災害対策をお願いいたします。ブロック塀を生け垣に改修される場合には、市の助成制度もあります。

 さて、三鷹市大沢の自然科学研究機構国立天文台の中にあります「三鷹市星と森と絵本の家」は、大正時代に建てられた天文台の旧1号官舎を、貴重な部材を活用して復元し開設したものです。平成21(2009)年7月7日に開館して、今年は節目となる10年目を迎えています。毎年7月7日の開館記念日には、国立天文台の台長さんに「天文のお話」をしていただき、私は絵本の読み聞かせをしています。今年は午後に、新企画展示のテーマ「月への旅」に沿った内容で行いますので、ぜひお越しください。

 そして、この星と森と絵本の家では、宇宙や天体、科学について学びながら絵本に親しんでいただける企画展示に加えて、1月には「鏡開き」、3月には「絵本縁日」、8月の旧暦の七夕には「伝統的七夕まつり」、9月には「お月見会」といった年中行事とともに、星や月などの宇宙と、くらしとの関係などを学びながら楽しむ事業を行っています。こうした事業が、「星と森と絵本の家フレンズ」の約60名の市民ボランティアの皆様との協働で実施されているのも特徴です。

 宇宙に開かれている国立天文台の中にある星と森と絵本の家を訪れていただき、宇宙について学びながら、絵本や年中行事の魅力を大いに楽しんでいただくことを願っています。

※写真はPDFをご覧ください。

市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています(放送時間は12面参照)。


※詳細はPDFをご覧ください。


市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり

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