広報みたか2018年6月3日3面
■平成29年度下半期 三鷹市の財政運営の状況をお知らせします
［問］財政課TEL内線2127
予算の特色と概要
29年度の国の発表では「経済の好循環がさらに進展し、緩やかに回復していくことが期待される」とされていますが、市政運営の根幹となる市税収入については、個人市民税が増収となるものの、企業収益を反映して法人市民税が減収となるなど、市税全体でも予算現額を下回る見込みとなりました。一方で、社会保障関連経費が増加傾向にあり、依然として厳しい財政状況が続いています。
こうした状況の中、最重点プロジェクトである「都市再生」「コミュニティ創生」を主要課題とし、そのほか七つの重点プロジェクトを中心に施策の展開を図りました。
市では、市民のみなさんからお預かりした税金がどのように使われたのかをお知らせするため、年2回「財政事情の公表」を行っています。
今回は、29年度の下半期（29年10月1日〜30年3月31日）に実施した主な事業と3月31日時点における歳入歳出予算の執行状況などを紹介します。
※29年度の歳入・歳出は、30年4〜5月の出納整理期間を経て5月31日に確定しました。確定した内容は次回（12月）の「財政事情の公表」でお知らせします。
平成29年度 一般会計歳出の状況と下半期の主な実施事業
歳出予算総額 700億3,029万円
総支出済額 601億3,356万円（執行率85.9%）
※詳細はPDFをご覧ください。
土木費
緑化対策や道路・公園整備などの経費
（1）市道第135号線（三鷹台駅前通り）整備の促進
（2）三鷹駅南口ペデストリアンデッキの改修
（3）井口三丁目東西道路の整備
（4）中仙川改修による都市型水害対策の推進
（5）都市計画道路3・4・13号（牟礼）および都市計画道路3・4・7号（連雀通り）整備の促進
衛生費
各種検診や環境対策などの経費
（1）「ウエルカム ベビー プロジェクト みたか」の推進
（2）前立腺がん検診の実施
（3）「サステナブル都市三鷹」の実現に向けた研究の推進
（4）環境センター跡地の利活用の検討
総務費
市役所の運営や文化・コミュニティ振興などの経費
（1）まちづくり応援寄付の推進
（2）三鷹中央防災公園・元気創造プラザ（写真）の最適な管理運営
（3）市民センター内駐車場などの整備の推進
（4）『三鷹市庁舎・議場棟等建替え基本構想』の策定に向けた現況調査などの実施
（5）コミュニティ創生研究事業の推進
民生費
高齢者や障がい者の福祉、子育て支援などの経費
（1）地域ケアネットワーク推進事業の充実と発展
（2）北野ハピネスセンターの大規模改修
（3）介護施設の整備などに向けた取り組み
（4）私立認可保育園の開設支援
（5）子ども発達支援センターの円滑な運営
（6）多世代交流センターの円滑な運営
そのほか
産業・商業の振興や防災対策などの経費
●女性・若者などの就労に向けた支援事業の実施【労働費】
●「三鷹版 働き方改革応援プロジェクト」のさらなる推進【商工費】
●福祉避難所における備蓄倉庫の整備【消防費】
●災害情報システムの運用【消防費】
教育費
小・中学校や社会教育、スポーツ振興に関する経費
（1）コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展
（2）「校内通級教室（特別支援教室）」の設置
（3）大沢の里古民家（仮称）整備の推進
（4）井の頭コミュニティセンター図書室と市立図書館との連携
（5）大沢総合グラウンド夜間照明設備などの整備（写真）
平成29年度 一般会計歳入の状況
歳入予算 総額700億3,029万円
総収入済額 643億1,097万円（収入率91.8%）
※詳細はPDFをご覧ください。
平成29年度 歳入歳出予算の各会計別執行状況 （3月31日現在）
※詳細はPDFをご覧ください。
市の財産・基金（貯金）・市債（借入金）の状況 （3月31日現在）
土地
795,103.90平方メートル（借用物件も含む）
建物
336,749.06平方メートル（借用物件も含む）
車両
102台（借用車も含む）
基金
136億7,984万円（市民1人当たり※73,280円）
市債
511億7,884万円（市民1人当たり※274,153円）
※市民1人当たりの金額は、3月31日現在の人口（186,680人）で割り返した金額です。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【￥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり
