緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2018年4月15日1面

■市民会議などの公募委員候補者名簿へご登録ください

無作為抽出方式で募集します
みなさんのご意見を市政に反映します!

 市では、市民会議や審議会で無作為抽出方式により公募委員を募集しています。これは、市内在住の18歳以上の方から無作為に抽出した1,000人に「市民会議等公募委員候補者名簿」への登録をお願いする文書を送付し、同意いただいた方の中から市民会議などの委員の改選時や欠員時に就任を依頼するというものです。
 前回登録・就任された方々へのアンケートでは、9割を超える方から「市政に対する関心が高まった」と感想をいただきました。
 このたび、新たな公募委員候補者を募集します。お手元に依頼文書が届いた方は、ぜひ候補者名簿への登録に同意いただき、市民参加による協働のまちづくりにご協力ください。

[問]職員課TEL内線2233

Q 公募委員はどのようなことをするの?
A 市の重要な施策や方針の決定に当たり、広く意見を求めるために設置する市民会議や審議会などで、協議に参加していただきます。協議の結果は、提言や答申などの形で市政に反映されます。
Q 会議の時間や回数、報酬、任期などは?
A 日中に仕事がある方も参加しやすいように、会議は主に平日の夜に開催します。回数はそれぞれの会議によって異なり、報酬なども会議ごとに定められています。また、任期はおおむね2年程度です。
Q 関心はあるが、専門知識や経験がなくても会議に参加できるの?
A 会議の内容について、担当者から事前に説明するため、経験などは問いません。また、会議中でも疑問に感じたことなど、気軽にご相談ください。
Q 身体障がいがあって、会議に参加するのが不安なのですが…。
A 障がいに応じて、手話通訳者や要約筆記者などを派遣します。また、小さいお子さんがいる場合には保育の対応も行います。


■市民会議などに参加したみなさんに聞きました

●細かい点では分からないところもあったが、会議は比較的和やかで、話しやすい雰囲気だったので発言しやすかった。
●一人の市民として市の施策に携わる機会ができ、市民としての意識が高まった。
●会議についていけるか不安もあったが、日数を重ね徐々に理解が深まると自分の意見も持てるようになった。
●長年、三鷹で過ごしてきたが、会議の中で初めて知ることも多かった。
●市民が参加できるこのような場は大変貴重で、素晴らしい制度だと思う。今後も続けていってほしい。
無作為抽出方式による公募委員に関するアンケート(平成30年2月実施)から

※画像はPDFをご覧ください。


■公募委員経験者の声

障がい者自立支援協議会
自分の発言が市政に生かされる
山本 亜希(やまもと あき)さん

 公募委員に登録したのは、政策がどのように決定されていくのかに興味があったからです。特に、障がいがある方が身近におり、その方たちを支援するために何か市政に関わりたいと思っていました。会議では座長が発言しやすいよう質問してくださり、日ごろ考えていたことを述べることができ、提言したことが政策決定に生かされていることを実感することもできました。一個人ではなく、三鷹市民のために…という大きな視点を持てたことも貴重な経験です。子育てをしながらの参加でしたが、「お子さんを連れてきても大丈夫」とおっしゃっていただき、不安なく参加することができました。

※写真はPDFをご覧ください。

市民会議などの公募委員に就任するまでの流れ
※詳細はPDFをご覧ください。


■市長コラム「山本有三が残した名著『君たちはどう生きるか』」

三鷹市長 清原慶子

 三鷹市名誉市民である山本有三は、昭和11(1936)年から三鷹市下連雀にある大正末期に建てられた洋館に居を構え、小説『路傍の石』や戯曲『米百俵』など多くの作品を生み出しました。

 平成29(2017)年10月、同じく三鷹市名誉市民であるアニメーション映画監督の宮崎駿さんによる長編映画の次回作のタイトルが『君たちはどう生きるか』と発表されました。その題名のもととなった本は、山本有三が編さんして昭和12年に刊行した『日本少国民文庫』の第5巻の『君たちはどう生きるか』ということです。

 この本は最近、小説に加え漫画としても刊行され、ベストセラーになっていますが、当初は山本有三が単著で執筆する予定だったところ、病気のために児童文学者で編集者である吉野源三郎との共著で刊行されました。その初版本は三鷹市山本有三記念館の2階に展示されています。さらに、昭和23(1948)年に『改訂・日本少国民文庫』の中に本書が含まれたときには、吉野源三郎の単著となっています。

 山本有三記念館は、生誕130年を迎えた平成29年から改修工事を行い、今年4月1日から一般公開しています(写真)。この工事については、三鷹市で初めてとなるクラウドファンディング(インターネットを利用した寄付)をお願いしましたが、市内外から500万円を超える多くのあたたかいご寄付をいただきましたことに深く感謝いたします。

 開催中のリニューアルオープン記念企画展「山本有三、作家の遍歴」では、明治・大正・昭和を生きた山本有三の文学とそのほかの業績を分かりやすく展示しています。特に、子どもたちを対象に『日本少国民文庫』を編さんし、さらには子どもたちに本を読む場所を提供してきた山本有三の思いを受け止めて、今年度は、山本有三記念館で子どもたち向けの事業を開催する予定です。

 「文学のまち三鷹」の中で山本有三が残してくれた多くの文学と子どもたちへの愛情は、有三の「心に太陽を持て くちびるに歌を持て」の言葉とともに、皆様の心に届き続けています。ぜひ、山本有三記念館をお訪ねください。

※写真はPDFをご覧ください。

市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています(放送時間は12面参照)。


※詳細はPDFをご覧ください。


市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり

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