緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2018年3月18日1面

■三鷹市山本有三記念館リニューアルオープン

4月1日(日)から一般公開
「三鷹は私にとって忘れがたい土地である」ー有三

 作家・山本有三の自邸であった山本有三記念館は、レンガ造りの美しい外観、煙突や暖炉、ステンドグラスをあしらった階段などが特徴的な、大正ロマンを今に伝える本格的な洋風建築です。しかし、大正末期の建造から90年を超え、外壁が剥がれ落ちるなどの老朽化が進んでいました。そこで、来館者の安全を確保するとともに、市の重要な指定有形文化財として末永く保存活用を図っていくため、このたび改修工事を実施しました。
 装いを新たにした同記念館へ、ぜひ足をお運びください。

[問]芸術文化センターTEL47-9100

基本情報
[日]午前9時30分〜午後5時 ※月曜日休館(休日の場合は開館し、翌日と翌々日が休館)。
[所]下連雀2-12-27(右図参照)
[¥]300円(20人以上の団体200円)
※中学生以下、障害者手帳持参の方とその介助者、校外学習の高校生以下と引率教諭は無料。
ボランティアガイド
 土・日曜日、祝日の午後1時〜4時に解説を行っています。事前申し込みは不要です。

※地図はPDFをご覧ください。

主な改修内容
●鉄筋コンクリート耐震補強壁による構造補強(写真)
●東側と南側の煙突・雨どいなどの補修
●外壁の塗り替え・補修 など

◆山本有三(1887〜1974年)プロフィル
 栃木県出身。東京帝国大学卒。大正時代に劇作家として出発。その後小説に進み、三鷹の地で代表作『路傍の石』や戯曲『米百俵』などを執筆。また、平易な国語の実現や憲法の口語化にも尽くした。昭和33年三鷹市名誉市民に推挙、昭和40年文化勲章受章。

※写真はPDFをご覧ください。


■山本有三記念館リニューアルオープン記念企画展

「山本有三、作家の遍歴」4月1日(日)〜9月2日(日)
 作家だけにとどまらない多彩な活動に注目し、その「遍歴」が晩年の執筆活動へどう結実したのかを探ります。
 リニューアルオープンした同記念館で、明治・大正・昭和という三つの時代を生きた有三の足跡を
数々の自筆原稿や初版本とともにお楽しみください。

※写真はPDFをご覧ください。


■あたたかいご支援・ご協力ありがとうございました

 同記念館の保存・改修工事では、平成29年12月1日〜30年2月28日の期間で「クラウドファンディング」を実施し、当初の目標額だった300万円を大きく上回る5,185,189円(市内・市外合わせて114件)のご寄付をいただきました。
 集まったご寄付はすべて同記念館の保存・改修工事の費用に充てさせていただきます。


■市長コラム「父親の育児は地域と社会の役に立つ」

三鷹市長 清原慶子

 3月6日に少人数の市民の皆様と市長が語り合う「第84回市長と語り合う会」を開催し、3歳までのお子さんの子育てをしている8名のお父さんと語り合いました。そのうち4名のお父さんは、2人目のお子さんの子育ての際には、育児休業あるいは育児休暇の制度を利用されたとのことです。

 4名のお父さんによりますと、最初のお子さんが誕生したときは母親である妻に育児を任せていたけれど、1人目より年齢も増すとともに上の子もいて忙しい妻を支えて、夫婦一緒に子育てをするために制度を活用され、育児への責任感と喜びを感じることができたそうです。8名のお父さんは、育児を通して仕事以外の地域や社会とのつながりを実感し、ご自身が「育メン」だけではなく「域メン」であることを意識したとのことでした。

 三鷹市では、父親の育児を支援する事業を進めており、その一つが今年は1月・2月に2回にわたり開催した「育メンスタート講座」です。助産師会の皆様との共催で、乳児を育てているお父さんを対象に、赤ちゃんと一緒に参加していただき、子育てのヒントを提供するとともに、子育ての心構えや育児を通した妻との関係の大切さを再確認していただいています。

 また、3月4日には市民企画委員と協働して「ライフ・ワーク・バランス推進のための講座」を開催しました。第1部は『育児は仕事の役に立つ「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ』の著者の浜屋祐子さんに夫婦や地域で取り組む「チーム育児」についてお話しいただき、第2部はシングルファーザーの労働・子育てジャーナリストの吉田大樹さんに「パパの働き方が社会を変える」というお話をしていただきました(写真)。

 いよいよ新学期を迎えます。子どもたちは、保護者だけではなく地域の皆様によって見守られています。「ライフ・ワーク・バランス」と「男女平等参画」の視点に立ち、祖父母世代の「育じい」も「育ばあ」も活躍する多世代参加によって、安全に安心して子どもたちがすくすくと育つことを目指す「子ども子育て支援のまちづくり」を進めていきましょう。

※写真はPDFをご覧ください。

市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています(放送時間は8面参照)。


※詳細はPDFをご覧ください。


市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり

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