広報みたか2017年6月4日3面

■平成28年度下半期　三鷹市の財政運営の状況をお知らせします

［問］財政課TEL内線2128

予算の特色と概要
　平成28年度の国の発表では「堅調な景気回復が見込まれる」とされており、市政運営の根幹となる市税収入についても、一部法人の業績回復の影響により法人市民税が増収となるなど、前年度を上回る予算額となりました。しかし、社会保障関連経費が引き続き増加傾向にあり、依然として厳しい財政状況となっています。
　こうした状況の中、最重点プロジェクトである「都市再生」「コミュニティ創生」を主要課題とし、そのほか7つの重点プロジェクトを中心に施策の展開を図りました。

　市では、市民のみなさんからお預かりした税金がどのように使われたのかをお知らせするため、年2回「財政事情の公表」を行っています。
　今回は、平成28年度の下半期（28年10月1日〜29年3月31日）に実施した主な事業と3月31日時点における歳入歳出予算の執行状況などを紹介します。
※平成28年度の歳入・歳出は、29年4〜5月の出納整理期間を経て5月31日に確定しました。確定した内容は次回（12月）の「財政事情の公表」でお知らせします。

平成28年度　一般会計歳出の状況と下半期の主な実施事業
歳出予算総額
737億5,924万円
総支出済額
615億2,394万円（執行率83.4%）
※詳細はPDFをご覧ください。

衛生費
各種検診や環境対策などの経費
（1）出産・子育て応援事業の実施
（2）健康診査受診率向上の取り組み
（3）大腸がん検診の拡充
（4）「サステナブル都市三鷹」の実現に向けた研究の推進
（5）環境センター跡地の利活用の検討

土木費
緑化対策や道路・公園整備などの経費
（1）市道第135号線（三鷹台駅前通り）整備の促進
（2）みたかバスネットの見直し
（3）東京外かく環状道路整備に伴うまちづくりの推進
（4）サイクルシェア事業に向けた取り組み
（5）都市計画道路3・4・13号（牟礼）および3・4・7号（連雀通り）整備の促進

教育費
小・中学校や社会教育、スポーツ振興に関する経費
（1）コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展
（2）通学路の安全確保の充実
（3）特別支援教室「校内通級教室」の設置
（4）児童数増に対応した適正な学習環境の確保に向けた取り組み
（5）太陽光発電設備の設置によるエコスクール化の推進

総務費
市役所の運営や文化・コミュニティ振興などの経費
（1）自治基本条例施行10年に向けた取り組み
（2）市庁舎等の建て替えに向けた三鷹まちづくり総合研究所での調査・研究の拡充
（3）三鷹中央防災公園・元気創造プラザの整備の推進と開設に向けた着実な準備
（4）「太宰治文学館（仮称）」および「吉村昭書斎（仮称）」の整備に向けた基本プランの策定に着手
（5）社会保障・税番号制度への対応

民生費
高齢者や障がい者の福祉、子育て支援などの経費
（1）地域ケアネットワーク推進事業の充実と発展
（2）障がい者差別解消に向けた取り組み
（3）在宅医療・介護の連携の推進
（4）公立保育園の民設民営化への円滑な移行
（5）私立認可保育園の開設支援
（6）児童館の多世代交流拠点化に向けた検討・準備

その他
産業・商業の振興や防災対策などの経費
●人づくり・人材確保支援事業の実施 【労働費】
●都市農業活性化支援事業の実施 【農林費】
●ものづくり産業などの集積・強化 【商工費】
●災害時在宅生活支援施設の拡充 【消防費】

平成28年度一般会計歳入の状況
歳入予算総額
737億5,924万円
総収入済額
660億6,799万円（収入率89.6%）
※詳細はPDFをご覧ください。

平成28年度歳入歳出予算の各会計別執行状況　（3月31日現在）
※詳細はPDFをご覧ください。

市の財産・基金（貯金）・市債（借入金）の状況　（3月31日現在）
土地
789,909.86平方メートル（借用物件も含む）
建物
340,923.63平方メートル（借用物件も含む）
車両
101台（借用車も含む）
基金
127億7,352万円（市民1人当たり※68,777円）
市債
534億4,153万円（市民1人当たり※287,745円）
※市民1人当たりの金額は、3月31日現在の人口（185,725人）で割り返した金額です。

市外局番「0422」は省略。　【主】主催者　【日】日時・期間　【人】対象・定員　【所】場所・会場　【講】講師　【￥】費用　【物】持ち物　【申】申込方法　【問】問い合わせ　【保育】保育あり　【手話】手話・要約筆記あり