広報みたか2017年3月5日3面
■平成29年度の予算案をお知らせします
［問］財政課TEL内線2126
平成29年度予算案における一般会計と特別会計の予算総額は1,097億2,541万円で、前年度予算と比較すると10億1,494万9千円（0.9％）の減となります。
一般会計の予算額は676億1,987万4千円で、前年度予算と比較すると19億1,905万4千円（2.8％）の減です。これは、高齢者支援、障がい者（児）支援、子ども・子育て支援などの社会保障関連経費が増加したものの、三鷹中央防災公園・元気創造プラザや上連雀分庁舎の整備完了など、都市再生に係る経費が減少したことなどによるものです。
特別会計の予算額の合計は421億553万6千円で、前年度予算と比較すると9億410万5千円（2.2％）の増です。これは、介護サービス事業特別会計が減となったものの、国民健康保険事業特別会計、下水道事業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計が増となったことによるものです。
今号では、こうした29年度予算案の概要と主な事業の内容をお知らせします。
各会計別の予算額
※詳細はPDFをご覧ください。
一般会計と市税の当初予算額の推移
※詳細はPDFをご覧ください。
「平成29年度施政方針・予算概要」（1冊200円）、「平成29年度三鷹市一般会計・特別会計予算及び同説明書」（1冊900円）は、相談・情報センター（市役所2階）TEL内線2215で販売しています。また、「施政方針・予算概要」は、市ホームページでもご覧いただけます。
一般会計 676億1,987万円（1人当たり365,513円）
※「％」は、一般会計予算に占める割合を示しています。
※1人当たりの金額は、平成29年度の人口見込み185,000人で割り返した金額です。
歳出予算
議会費
市議会の運営に
5億1,129万円 0.8%（1人当たり2,764円）
総務費
市役所の運営、コミュニティ、文化、安全安心対策などに
77億4,010万円 11.4%（1人当たり41,838円）
民生費
社会保障、子育て支援、高齢者・障がい者福祉などに
350億6,905万円 51.9%（1人当たり189,562円）
衛生費
健康増進、ごみ処理、公害対策などに
40億6,754万円 6.0%（1人当たり21,987円）
土木費
道路、公園整備、緑化対策などに
52億5,525万円 7.8%（1人当たり28,407円）
消防費
消防や防災対策などに
23億1,596万円 3.4%（1人当たり12,519円）
教育費
小・中学校教育、社会教育、スポーツ振興などに
76億3,497万円 11.3%（1人当たり41,270円）
公債費
市債（借入金）の返済に
40億5,056万円 6.0%（1人当たり21,895円）
その他
消費者・勤労者対策、農業・商工業振興などに
9億7,515万円 1.4%（1人当たり5,271円）
歳入予算
市税
みなさんからお預かりする税金
372億9,023万円 55.1%（1人当たり201,569円）
各種交付金
使い方が定められていない国・都からの交付金など
45億6,405万円 6.7%（1人当たり24,670円）
使用料・手数料、分担金・負担金
保育料やごみ処理手数料など、みなさんに負担していただく収入
19億5,262万円 2.9%（1人当たり10,555円）
国庫支出金
使い方が定められている国からの負担金・補助金
109億338万円 16.1%（1人当たり58,937円）
都支出金
使い方が定められている東京都からの負担金・補助金
81億7,918万円 12.1%（1人当たり44,212円）
繰入金
基金（貯金）の取り崩しなど
16億2,463万円 2.4%（1人当たり8,782円）
市債
都市再生に係る事業などのための借入金
13億3,000万円 2.0%（1人当たり7,189円）
その他
前年度決算の繰越金や財産売払収入など
17億7,578万円 2.7%（1人当たり9,599円）
平成29年度の主な事業
※『第4次三鷹市基本計画（第1次改定）』のプロジェクトに基づき分類しています。
都市再生プロジェクト
●庁舎等の建て替えに向けた基本構想の策定に着手 1,392万7千円
●三鷹駅南口ペデストリアンデッキの改修（※） 1億5,234万5千円
●三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業の推進 232万5千円
●下水道施設の長寿命化の推進 2億8,784万円
（※）設置から20年以上が経過している三鷹駅南口ペデストリアンデッキの計画的な維持保全のため、漏水対策としてタイル舗装のシール材交換工事を行うほか、更新時期を迎えているエレベーターとエスカレーターの改修工事などを実施します。
コミュニティ創生プロジェクト
●コミュニティ創生研究事業の推進 23万4千円
●地域ケアネットワーク推進事業の充実と発展（※） 1,338万2千円
●多世代交流センターの円滑な運営 5,257万1千円
（※）市内7カ所の地域ケアネットワークが取り組む「地域サロン」や地域での見守り・支え合い、多世代交流などの活動の充実と発展を引き続き支援します。また、傾聴ボランティア養成講座の開催や地域福祉ファシリテーターの養成など、関係機関などと連携しながら、「福祉人財」の養成と活動支援に取り組みます。
安全安心プロジェクト
●中仙川改修による都市型水害対策の推進 1億3,122万円
●災害情報システムの運用 2,377万1千円
●通学路の安全確保の充実 729万8千円
子ども・子育て支援プロジェクト
●私立認可保育園の開設支援 6億6,282万6千円
●子ども発達支援センターの円滑な運営 1億3,312万3千円
●「ウェルカム ベビー プロジェクト みたか」の推進 2,679万7千円
●コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展 758万8千円
●「校内通級教室（特別支援教室）」の設置 2,999万8千円
健康長寿社会プロジェクト
●在宅医療・介護の連携の推進 673万7千円
●前立腺がん検診の実施 486万7千円
●「第七期介護保険事業計画」の策定 424万7千円
●「ロコモティブシンドローム・プログラム（仮称）」の実施 60万円
セーフティーネットプロジェクト
●生活困窮者自立支援事業の充実 2,811万1千円
●調布基地跡地心身障がい児（者）福祉施設整備などに向けた取り組み 46万円
●北野ハピネスセンターの大規模改修と成人部門の効果的な運営 1億9,704万9千円
サステナブル都市プロジェクト
●商店会街路灯LED化の推進 194万6千円
●まちなかグリーンベルトの推進 470万円
●「公園・緑地の適切な活用に向けた指針（仮称）」の策定に向けた取り組み 15万円
地域活性化プロジェクト
●三鷹中央防災公園・元気創造プラザの最適な管理運営（※1） 7,410万4千円
●外国人観光を促進するための案内・誘導サインの多言語化（※2） 1,107万2千円
●大沢二丁目古民家（仮称）整備の推進 1億957万6千円
●東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた気運醸成（※3） 753万7千円
（※1）4月開設予定の三鷹中央防災公園・元気創造プラザについて、（公財）三鷹市スポーツと文化財団を中心に、市民・関係団体・市の協働により、最適な管理運営を行います。また、多様な機能が融合した元気創造の拠点となるよう、各施設が密接に連携し魅力的な事業展開を図るとともに、オープニングイベントや落成記念式典を開催します。
（※2）東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会などを見据え、外国人が観光しやすい魅力的なまちづくりを推進するため、歴史・文化・自然に関する案内板、避難場所・避難所表示板の多言語化を行います。
（※3）オリンピアンによるバレーボール教室やスポーツボランティア育成に関する調査研究など、都補助金や市長会助成金を活用した多様な事業を実施します。
都市交通安全プロジェクト
●市道第135号線（三鷹台駅前通り）整備の促進（※） 1億2,749万1千円
●自転車の安全利用の推進 63万円
●都市計画道路3・4・13号（牟礼）整備の促進 1億7,046万5千円
●都市計画道路3・4・7号（連雀通り）整備の促進 1,768万5千円
（※）三鷹台駅周辺地域（三鷹台交番〜立教女学院区間、延長約232m）について、「三鷹市道第135号線緊急整備方針（平成17年度策定）」に基づき、引き続き整備を進め、バリアフリーに配慮した歩行空間の整備に向けて、電線共同溝の引込み管工事などを実施します。
その他の新規・拡充事業
情報環境の整備
●情報セキュリティ対策のさらなる強化 6,262万5千円
住環境の改善
●空き家などの管理不適切な建築物に関する適正管理の推進 657万1千円
生涯学習の推進
●井の頭コミュニティセンター図書室と市立図書館との連携 3,917万9千円
市民スポーツ活動の推進
●大沢総合グラウンド夜間照明設備などの整備 3億9,128万4千円
「21世紀型自治体」の実現と都市自治の確立
●社会保障・税番号制度への対応 1億3,569万円
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【￥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり
