緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2016年10月2日1面

■コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育

スタートから10年!積み重ねてきた成果を次の10年へ
 三鷹市の義務教育は、保護者や地域が積極的に学校運営に参加するコミュニティ・スクールを基盤とし、複数の小・中学校が一つの学園として9年間切れ目のない教育を実践する小・中一貫教育が特徴です。平成18年に市内初の小・中一貫教育校「にしみたか学園」が開設してから今年で10年を迎え、これまで市内全7つの各学園が特色を発揮しながら、質の高い教育を進めてきた結果、さまざまな成果が積み重ねられています。

[問]指導課TEL内線3245

小・中一貫教育校の開設経過
平成18年4月……にしみたか学園(二小・井口小・二中)
平成20年4月……連雀学園(四小・六小・南浦小・一中)
           東三鷹学園(一小・北野小・六中)
           おおさわ学園(大沢台小・羽沢小・七中)
平成21年4月……三鷹の森学園(五小・高山小・三中)
           三鷹中央学園(三小・七小・四中)
平成21年9月……鷹南学園(中原小・東台小・五中)


■コミュニティ・スクールの取り組み

たとえば…
学習アシスタント

 保護者や地域の協力者が授業に入り、児童・生徒の学習をサポートします。習熟度に応じたきめ細かな学習支援を、地域の協力を得ながら実践してきたことが、学力の向上に結びついています。

たとえば…
見守り・サポート活動

 遠足などの校外学習に、地域の協力者が同行して引率を補助します。地域の力で児童・生徒の見守りや教員のサポートを行うことが、互いの顔が見える関係づくりや信頼の構築にもつながっています。

コミュニティ・スクールだからできる!
地域の力に支えられた教育と学校運営

 「コミュニティ・スクール」は、学校・保護者・地域の三者が一体となり学校教育に参画する仕組みで、責任と権限を持つ「コミュニティ・スクール委員会」(右図参照)が全ての学園に設置されています。同委員会は、学校運営に関する協議や評価を行い、改善に取り組むとともに、授業での支援や地域での活動のコーディネートなど、地域ぐるみで学校運営をサポートしています。

コミュニティ・スクール委員会の主な構成
学校
保護者、PTA
地域協力者
学識経験者
住民協議会
地域健全育成団体
民生・児童委員、保護司


■小・中一貫教育の取り組み

たとえば…
小・中学生交流学習

 中学生が小学校を訪ねて、学習支援や交流活動を行います。小学生には中学生と触れ合う貴重な機会であり、また、中学生には年長者としての自覚や地域の一員としての役割を果たす「社会力」を身に付ける場となっています。

たとえば…
部活動体験

 小学生が中学校を訪ねて、部活動を体験します。小学生のうちから中学校を身近に感じる経験をすることで、中学入学後の環境や生活・心身の変化にスムーズになじめるように促します。

小・中一貫教育だからできる!
中学校生活への円滑な移行

 系統性・連続性を大切にした「小・中一貫カリキュラム」に基づき、9年間の一貫した指導を行っています。全ての教員が、小・中学校両方の教員として相互に乗り入れ授業を行うなど、一貫した指導と児童・生徒の交流活動を進めています。そのため、中学校進学に伴う変化への不適応(いわゆる「中1ギャップ」)が少なく、市内小・中学校の不登校出現率は、小・中一貫教育の開始以降、都内の平均に比べて大幅に減少しています。

※詳細はPDFをご覧ください。


■市長コラム「天文台のある三鷹市だからこそ、宇宙や天文に想いをはせて」

三鷹市長 清原慶子

 秋たけなわの9月23日から、「天文台のあるまち三鷹」では、今年も「みたか太陽系ウォーク」が始まっています。これは、JR三鷹駅を太陽に見立て、13億分の1に縮小した太陽系の軌道図を三鷹市の地図に重ねたときの地球や火星の位置に合わせてエリアを設定し、スタンプを置いてくださっている協力店舗や事業所、そして10月23日までの期間中に開催される18のイベントでスタンプを集めていただくスタンプラリーです。まち歩きを通して太陽系の広さを実感するとともに、スタンプの数によって景品もあり、昨年は多くの子どもたちを含む約3,300名もの方が景品を交換されました。

 この取り組みは、三鷹市、自然科学研究機構国立天文台、NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構が共催するもので、天文学を普及する目的や、今年で8年目となる継続年数や参加者数、参加店舗・事業所数の多さから、国際天文学連合(IAU)でも大変ユニークな取り組みとして紹介されています。どうぞ皆様、「みたか太陽系ウォーク」にご参加ください。

 この期間には、昨年初めて開始いたしました「さんポキ」も同時開催しています。これはスマートフォンやタブレット端末にアプリケーションをダウンロードして、皆様が撮影された三鷹で残したい風景や評価したい風景などを投稿いただくもので、この取り組みでも景品をお渡ししています。

 さて10月15日(土)には、三鷹市をはじめ近隣5市(武蔵野市、小金井市、国分寺市、国立市)の市民の皆様のために、「科学キッズフェス2016」を三鷹市公会堂光のホール及びさんさん館で開催します。「天文台のあるまち三鷹」として、宇宙や天文の謎に迫る講演会や4次元の世界を体感できる催しなどを企画しました(ご予約が必要なものと、随時参加可能な催しがあります)。お子さんはもちろんのこと、親子そろって大人の皆さんもお楽しみください。

 9月には長雨が続きましたが、月も星も美しいこの季節を迎えて、天文台のある三鷹市だからこそ、改めて宇宙や天文に想いをはせてみませんか。

※写真はPDFをご覧ください。

市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています(放送時間は12面参照)。


※詳細はPDFをご覧ください。


市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり

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