広報みたか2016年5月15日3面
■国民健康保険・後期高齢者医療制度の仕組みをお知らせします
国民健康保険・後期高齢者医療制度は、病気やけがなどのときに安心して医療を受けられるよう、お互いの助け合いにより運営される医療保険制度です。7月中旬に予定している保険税(料)の通知書の発送に先立ち、保険税(料)の賦課の仕組みや納付方法など、制度の概要を紹介します。
国民健康保険税 [問]保険課TEL内線2382
対象者
●75歳未満で、ほかの健康保険に加入していない方
●世帯単位で加入し、世帯主が納税義務者として保険税を支払います
加入者数(3月末時点)
43,728人(28,569世帯)
保険税(料)の計算(平成28年度)
各保険税(料)の金額は、前年の所得※により金額の変わる「所得割額」と、加入者1人当たり定額の「均等割額」の合計です。所得金額が一定額以下の世帯には軽減措置があります。国民健康保険税の税率は市で決定しますが、後期高齢者医療保険制度の保険料率は東京都内で一律です。
※所得とは、すべての収入金額から必要経費を差し引いたものです。
●(1)基礎課税分(医療分)、(2)後期高齢者支援金等課税分、(3)介護納付金課税分、それぞれの所得割額・均等割額の合計額(限度額85万円)
(1)基礎課税分(課税限度額52万円)
所得割額(算定基礎額※×4.7%)+均等割額(被保険者数×25,000円)
(2)後期高齢者支援金等課税分(課税限度額17万円)
所得割額(算定基礎額※×1.6%)+均等割額(被保険者数×8,500円)
(3)介護納付金課税分(課税限度額16万円)(40歳以上65歳未満の被保険者に課税)
所得割額(算定基礎額※×1.4%)+均等割額(被保険者数×12,500円)
※算定基礎額(旧ただし書き所得)とは、前年の総所得金額、山林所得金額、株式・長期(短期)譲渡所得金額などの合計から、基礎控除額33万円を控除した額です。ただし、雑損失の繰越控除額は控除しません。
◆均等割額の軽減
世帯の所得の合計(国民健康保険の被保険者でない世帯主を含む)が一定額以下の世帯について、均等割額を軽減します。
※表はPDFをご覧ください。
※所得の申告に基づいて軽減措置を行います。
※国民健康保険から後期高齢者医療制度へ移行した方の所得も加算されます。
後期高齢者医療保険料 [問]保険課TEL内線2384
対象者
●75歳以上の方、一定の障がいがあると東京都後期高齢者医療広域連合から認定された65〜74歳の方
●被保険者一人ひとりが保険料を支払います
加入者数(3月末時点)18,897人(東京都全体では約140万人)
保険税(料)の計算(平成28年度)
各保険税(料)の金額は、前年の所得※により金額の変わる「所得割額」と、加入者1人当たり定額の「均等割額」の合計です。所得金額が一定額以下の世帯には軽減措置があります。国民健康保険税の税率は市で決定しますが、後期高齢者医療保険制度の保険料率は東京都内で一律です。
※所得とは、すべての収入金額から必要経費を差し引いたものです。
●所得割額(賦課のもととなる所得金額※×東京都の所得割率9.07%)・均等割額(42,400円)の合計額(限度額57万円)
◆所得割額の軽減
被保険者本人の賦課のもととなる所得金額※が一定額以下の場合、所得割額を軽減します。
※表はPDFをご覧ください。
※賦課のもととなる所得金額(旧ただし書き所得)とは、前年の総所得金額、山林所得金額、株式・長期(短期)譲渡所得金額などの合計から、基礎控除額33万円を控除した額です。ただし、雑損失の繰越控除額は控除しません。
◆均等割額の軽減
同じ世帯の後期高齢者医療制度の被保険者全員と世帯主の総所得金額等を合計した額が一定額以下の世帯について、均等割額を軽減します。
※表はPDFをご覧ください。
※65歳以上(1月1日時点)の方は、公的年金所得(年金収入から年金控除を引いたもの)からさらに高齢者特別控除(15万円)を差し引いた額で判定します。軽減には所得の申告が必要となる場合があります。
納付方法
※詳細はPDFをご覧ください。
医療給付費の総額・1人当たりの推移
病院などでかかった医療費の総額から自己負担額を除いた額を「医療給付費」といい、健康保険から医療機関に支払われます。医療給付費は年々増加しており、健康保険の財政運営は厳しい状況です。
1人当たりの医療給付費も加入者の高齢化や医療の高度化により年々増加しており、医療給付費全体の増加要因となっています。国民健康保険(三鷹市)では年間平均約24万円のところ、後期高齢者医療制度(東京都後期高齢者医療広域連合)では3倍以上の約85万円で、高齢になるほど医療費がかかることが分かります。
三鷹市国民健康保険
※グラフはPDFをご覧ください。
東京都後期高齢者医療広域連合
※グラフはPDFをご覧ください。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり