広報みたか2016年4月24日5面
■第３部 安全とうるおいのある快適空間のまちをつくる
第1 安全で快適な道路の整備
＜1＞都市計画道路網の整備の推進
都市の骨格形成や交通ネットワーク化などを図るため、東京における都市計画道路の整備方針（第四次事業化計画）に基づき、東京都および近隣市区とも連携して都市計画道路網の整備を推進します。
＜2＞街路灯のLED化による省エネルギーの推進
街路灯の照度を確保しつつ、省エネルギー化を推進していくため、リース方式によるLED化を図ります。
＜3＞東京外かく環状道路などに対する検討と国などへの要請
国・東京都が示した「対応の方針」が確実に実施されるよう、国・東京都に強く要請していくとともに、工事期間中の交通安全対策および防犯対策についても、適切な対応が図れるよう取り組みます。
第2 緑と水の快適空間の創造
＜1＞ふれあいの里などの整備および周辺の景観づくりの推進
大沢の里、牟礼の里、丸池の里の3カ所の「ふれあいの里」などの整備を推進します。また、東京外かく環状道路整備事業に伴う新たなふれあいの里の創出として、「北野の里（仮称）」の具現化に向けた取り組みを進めます。
＜2＞安全で安心な公園づくりの推進
老朽化した木製遊具などの交換や、地域住民、公園ボランティアなどと連携した安全管理の充実を図ります。
＜3＞市民、事業者と協働で取り組む民有地の緑化の推進
住宅の密集する市街地において、民家の接道部での緑化などを推進するために、東京都の「界わい緑化推進プログラム」を活用し、効率的かつ効果的に沿道の緑化を推進します。
第3 住環境の改善
1 住環境の改善
＜1＞都市計画制度の活用による良好な都市環境の形成（用途地域などの見直し）
市の土地利用における課題などから見直しの視点や方向性を明確化し、それぞれの地域特性が活かされるように土地利用を規制・誘導していきます。
＜2＞空き家などへの対策の推進
適切に管理されていない空き家は、周辺の住環境に防犯、防災、衛生上の深刻な影響を及ぼすため、市内外の関係機関との連携により、所有者などによる自主的な対応を促す取り組みを進めます。
＜3＞地区計画制度などの活用
三鷹台駅前周辺地区や東京外かく環状道路の中央ジャンクション（仮称）周辺地区などにおいて、それぞれの周辺環境との調和と一体的なまちづくりを進めるため、地区計画制度などの活用を検討します。
2 安全安心のまちづくり
＜1＞安全安心・市民協働パトロール体制の拡充
市民や警察など関係機関との連携を強化し、子どもの通学路における安全確保や高齢者に対する詐欺被害防止啓発なども含めた安全安心・市民協働パトロールを拡充します。
＜2＞振り込め詐欺などの特殊詐欺対策の強化
振り込め詐欺などをはじめとした特殊詐欺の被害防止を図るため、関係機関と一層連携し、高齢者の集いなどに合わせて啓発活動を充実するなど、詐欺被害防止対策を強化します。
＜3＞防犯カメラの設置などによる地域防犯力の向上
犯罪の防止を目的に自治会や商店会などのみなさんが公共の場所に設置する防犯カメラを、東京都と連携して設置経費の補助を行うなどの支援を進めます。
第4 災害に強いまちづくりの推進
＜1＞在宅避難者などの支援に向けた災害時在宅生活支援施設整備とミニ防災ひろばづくりの促進
災害時などに、自宅などでの避難生活を支援するため、災害時在宅生活支援施設や防災機能を持った公園などのミニ防災ひろばの整備を行い、防災活動や訓練などを通して、市民の自助および地域の共助の強化を進めます。
＜2＞特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化の促進
震災発生時においても、「緊急輸送道路」機能を確保するため、沿道建築物の耐震診断や補強設計、改修工事を促進させ耐震化を図ります。
＜3＞防災出前講座の実施と市民防災協力員の育成
市民のニーズに応じた防災出前講座を積極的に開催し、自助や共助の強化に取り組みます。また、平常時の防災活動や災害時の正確な情報提供を行う人財として、市民防災協力員の育成を図ります。
第5 都市交通環境の整備
＜1＞都市再生と連携したみたかバスネットの推進
三鷹中央防災公園・元気創造プラザの整備や杏林大学井の頭キャンパスの開設など、都市再生事業との連携を図りながら、既存ルートの見直しなどを進めていきます。また、コミュニティバスと路線バスとの連携を強化しながら、利便性の高い乗り継ぎ方法の検討など、利用環境の改善を行います。
＜2＞サイクルシェア事業に向けた社会実験の実施と検証
既存の駐輪場を効率的に活用し、「放置自転車数の減少」「環境負荷の軽減」「まちの活性化」などが期待できる、サイクルシェア事業に向けた社会実験を実施し、検証を行います。
＜3＞交通管理者や地域などと連携した自転車事故防止に向けた交通安全施策の推進
自転車に関連する事故などが増加していることから、警察署など関係機関と連携し、自転車安全講習会の受講者拡大を図ることなどにより、交通ルールの周知やマナー向上に向けた指導の強化を図ります。
主なまちづくり指標
※詳細はPDFをご覧ください。
※1 「主要5事業」とは（1）三鷹駅南口中央通り東地区再開発推進事業、（2）回遊性を生む道路環境整備事業、（3）中央通り買い物空間整備事業（モデル区間）、（4）三鷹台駅前周辺地区まちづくり推進地区整備方針の策定（※2）および三鷹台駅前広場整備などの実施、（5）三鷹中央防災公園・元気創造プラザ整備事業を指しています。
※2 整備方針の策定は、中期に完了します。
主な事業のスケジュール
※詳細はPDFをご覧ください。
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【￥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり
