緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2016年3月6日5面

■東日本大震災から5年 教訓を胸に、切迫する首都直下地震への備えを!

 平成23年3月11日に発生した東日本大震災から、5年がたとうとしています。1万5000人を超える尊い命が犠牲になり、多くの方々が日常の暮らしを奪われました。当時は市内でも震度5弱の揺れを記録し、多くの市民が揺れの恐怖を体験しました。
 あの震災による教訓を私たち一人ひとりが胸に刻み、首都直下地震がいつ起こってもおかしくないと想定されている今こそ、地震について真剣に考え、備えや防災行動力を高めることが必要です。

[問]防災課TEL内線2283

いざというとき慌てないために、地震発生時の避難行動を確認!
地震発生

地震だ! まず身の安全

地震直後(揺れが収まったら)の行動
・火の元を確認し、出火した時は初期消火
・慌てて外に飛び出さない

地震後の行動
・近隣の火災状況を確認
・わが家の安全を確認後、近隣の安否を確認

自宅にとどまることが安全かどうかを確認
自宅が安全→自宅
自宅が危険→一時避難場所

一時避難場所
一時避難場所が危険→広域避難場所

自宅が利用可能か再確認
自宅が利用可能→自宅
自宅が利用不可能→避難所

※詳細はPDFをご覧ください。

黙とうにご協力を
 3月11日(金)午後2時46分から、東日本大震災で亡くなられた方々への哀悼の意を込めて、市の防災無線のチャイムを合図に、1分間の黙とうを行います。みなさんのご協力をお願いします。

大地震に備える防災知識は防災ブック「東京防災」から!
 昨年、東京都が各家庭に配布した防災ブック「東京防災」(写真)は、地震に対する知識だけでなく、今すぐできる具体的な備えのポイントについて、イラストを用いて分かりやすく解説しています。自宅の備えを確認し、家族での話し合いに役立てましょう。

「東京防災」から出題 防災クイズ(回答欄のp.は「東京防災」の参照ページです)
Q1 地震の揺れを感じたら、まず何をすべき?
   ⇒自分の命を守るのが最優先(p.17)
Q2 避難をする前に必ずやるべきことは?
   ⇒火の元の確認、ブレーカーを落とす、など(p.46)
Q3 要配慮者とはどんな人を指す?
   ⇒女性・妊産婦、高齢者や障がい者、など(p.66)
Q4 家の中でのけがを防ぐために、どんなチェック・対策をすればいい?
   ⇒家具の転倒・落下・移動防止、ガラス飛散防止対策、など(p.96)
Q5 災害時伝言ダイヤルの番号は?
   ⇒171番(p.128)
※「東京防災」に関する問い合わせは、東京都防災管理課TEL03-5388-2453へ。

誰もが帰宅困難者になる可能性があります
 東日本大震災発生当日、市内でも多くの帰宅困難者が発生しました。私たちは、通勤や通学ばかりではなく、買い物や行楽などでも自宅から遠く離れることがあり、自身が帰宅困難者になる可能性は誰にでもあります。
外出先で帰宅が困難な状況になったら
 パニックや情報不足により、むやみに帰宅をしようとすると、かえって危険な状況に陥る可能性があります。近くの公共機関やラジオなどで情報を確認し、夜間の場合には、近くの一時滞在施設などにとどまり、明るくなってから移動するようにしましょう。また、日頃から家族間で、万が一のときのお互いの安否確認方法を話し合っておくことも大切です。
※市では大地震が起きた場合、市立の保育園と小・中学校、学童保育所は、原則、保護者などの引き取りがあるまで、お子さんを預かります。


■三鷹中央防災公園・元気創造プラザ整備事業

平成28年度竣工予定
 新施設の名称について、これまでは新川防災公園・多機能複合施設(仮称)としていましたが、施設名称を含む設置条例案を市議会に上程したことから(右下の枠内参照)、今号から三鷹中央防災公園・元気創造プラザと表記します。今号は、元気創造プラザの概要と工事進行状況を紹介します。

[問]都市再生推進本部事務局、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)開設準備室TEL内線2054

事業概要 市民のみなさんの安全安心と市民サービスの向上を図るため、市役所東側の東京多摩青果(株)三鷹市場跡地(新川6丁目)を中心とした約2.0ヘクタールに、「三鷹中央防災公園」(災害時には一時避難場所として機能)とその下部には「総合スポーツセンター」を、そして老朽化し耐震性に課題のある公共施設を集約し防災センター機能を加えた施設「元気創造プラザ」を一体的に整備します。また、防災機能の向上のため、敷地北側の市道を拡幅し、周辺道路の無電柱化を実施します。竣工(しゅんこう)は平成28年度末を予定しています。
 なお、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の防災公園街区整備事業として国庫補助金を活用するなど、財政負担の軽減を図りながら事業を推進していきます。

 新施設全体の西側に位置する「元気創造プラザ」は、地上5階、地下2階の建物です。部屋や廊下の壁にガラスを用いるなど、市民のみなさんがさまざまな活動を目にできるよう、オープンなつくりとしています。また、災害時の対策拠点にもなることから、建物全体が大規模な地震にも耐えられる構造であることに加え、地上1階と地下1階の間に設置された免震層により、地震の揺れそのものが建物に伝わりづらい構造になっています。
 3月末までに建物はほぼ完成する予定で、今後は、屋上・壁面・バルコニー部分の緑化工事などの外構工事(※)を行っていきます(下記完成イメージ)。今後も完成に向けて、徹底した安全管理のもと計画的に工事を進めていきます。
※外構工事とは、建物本体以外の造園植栽や塗装、排水などの工事です。

※完成イメージはPDFをご覧ください。

新施設の設置条例案を市議会に上程しました
 3月1日付で三鷹中央防災公園・元気創造プラザと同プラザ各施設の設置条例案を、第1回市議会定例会に上程しました。新名称は今後、議会での議決を経て正式に決定します。

仮称
新川防災公園
多機能複合施設

新名称
三鷹中央防災公園
元気創造プラザ

「元気創造プラザ」各施設の新名称
総合防災センター(5階)
生涯学習センター(4・5階)
福祉センター(3階)
総合保健センター(2階)
子ども発達支援センター(1階)
総合スポーツセンター
(1階、地下1・2階)


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり

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