広報みたか2015年12月20日2面
■1月から社会保障・税番号(マイナンバー)の利用がスタート!
みなさんのマイナンバーをお知らせする「通知カード」を、11月8日から世帯主宛てに簡易書留(転送不要扱い)でお届けしました。マイナンバーは平成28年1月以降、社会保障・税・災害対策分野の行政サービスを担う国や自治体などが、法律や条例で定められた手続きで使用します。郵便局の不在連絡票の期限を過ぎたなどの理由で「通知カード」をまだ受け取っていない方は、下記の三鷹市マイナンバー特設窓口へ運転免許証などの本人確認書類を持参してお越しください。
◆マイナンバーの提示が必要となる行政手続き
社会保障分野
・雇用保険の資格取得や確認・給付
・医療保険の保険料徴収
・福祉分野(高齢者・障がい者・子どもなど)の給付や生活保護 など
税分野
・税務署に提出する確定申告書・届出書・調書
・都道府県・市区町村に提出する申告書・給与支払報告書などに記載 など
災害対策分野
・防災・災害対策に関する事務
・被災者生活再建支援金の支給 など
マイナンバーの提示が必要となる行政手続きには、(1)番号確認(申請書などに記載されたマイナンバーが正しい番号であることの確認)と、(2)本人確認(マイナンバーが申請者本人のものであることの確認)が必要となることから、以下の書類などを提示いただきます。
(1)「通知カード」またはマイナンバーが記載された住民票で確認します。
(2)運転免許証やパスポートなど公的機関が発行する顔写真付きの本人確認書類、または顔写真なしの本人確認書類(2点以上)で確認します(「通知カード」は本人確認書類として利用不可)。
「個人番号カード」なら番号確認と本人確認が1枚で完了します
28年1月以降、希望者からの申請により交付される「個人番号カード」は、マイナンバーの提示が必要となる行政手続きで番号確認と本人確認がこの1枚で完了します。表面には本人の氏名・住所・生年月日・性別などのほか顔写真が記載されており、公的な本人確認書類となります。また、裏面にはマイナンバーが記載されており、番号確認も可能です(コンビニなどでの各種証明書の発行や、確定申告などに必要となる電子証明書機能なども利用できます)。
◆個人番号カードの申請方法
(1)通知カードと一体になっている申請書に必要事項を記入し、顔写真を貼付して郵送してください。また、パソコンやスマートフォンによるオンライン申請も利用できます。
※顔写真は同特設窓口、市政窓口でも無料で撮影します。くわしくは各窓口へご相談ください。
(2)28年1月以降、交付の準備が整った方から「交付通知書」を順次お送りします。
(3)交付通知書、通知カードと運転免許証などの本人確認書類を持参のうえ、申請者本人が同特設窓口へお越しください。通知カードと引き換えで、個人番号カードを交付します。
○住民基本台帳カード(住基カード)をお持ちの方へ
交付済みの住基カードと住基カード向け電子証明書は、それぞれの有効期限まで使用できますが、個人番号カードと重複して持つことはできませんので、個人番号カードの交付時に合わせてお持ちください。
※住基カードの交付は12月28日(月)で終了し、住基カード向け電子証明書は12月22日(火)で発行・更新を終了します。
問い合わせ窓口
◆三鷹市マイナンバーコールセンター(通知カードの受け取りについて) TEL24-8901
[日]午前8時〜午後8時(年末年始を除く)
◆マイナンバー総合フリーダイヤル(制度全般について) [フリーダイヤル]0120-95-0178
[日]午前9時30分〜午後10時(土・日曜日、祝日は5時30分まで。年末年始を除く)
◆三鷹市マイナンバー特設窓口(市役所第三庁舎)
[日]午前8時30分〜午後5時(土・日曜日、祝日、年末年始を除く)
※28年1〜3月は、毎週土曜日(1月2日と第3土曜日を除く)を開庁します。
■住宅の新築・改修に伴う固定資産税の減額制度
[問]資産税課TEL内線2363
住宅のバリアフリー改修や省エネ改修、認定長期優良住宅を新築した場合に、固定資産税が減額される場合があります。
[1]バリアフリー改修を行った場合
◇対象家屋 平成19年1月1日以前から所在し、居住部分の割合が家屋全体の2分の1以上の住宅(賃貸住宅は除く)で、65歳以上の方、要介護または要支援の認定を受けている方、障がいのある方が居住する家屋
◇対象改修 平成19年4月1日〜28年3月31日に行った法令で定めるバリアフリー工事で、工事費用から他の給付金などを差し引いた金額が50万円超の場合
◇減額税額 工事完了年の翌年度分の固定資産税の3分の1(居住部分で1戸当たり100平方メートル相当分まで)
[2]省エネ改修を行った場合
◇対象家屋 平成20年1月1日以前から所在し、居住部分の割合が家屋全体の2分の1以上である住宅(賃貸住宅は除く)
◇対象改修 平成20年4月1日〜28年3月31日に行った、現行の省エネ基準に適合する50万円超の改修工事
◇減額税額 工事完了年の翌年度分の固定資産税の3分の1(居住部分で1戸当たり120平方メートル相当分まで)
[3]認定長期優良住宅を新築した場合
◇対象家屋 平成21年6月4日〜28年3月31日に新築した認定長期優良住宅で、居住部分の床面積が1戸当たり50平方メートル(1戸建て以外の貸家は40平方メートル)〜280平方メートルで、家屋全体の床面積の2分の1以上の住宅
◇減額税額 新築の翌年度から5年間(3階建て以上の中高層耐火建築物は7年間)、居住部分に相当する固定資産税額の2分の1(1戸当たり120平方メートル相当分まで)
[申][1][2]工事完了日から原則3カ月以内に、[3]新築した翌年1月31日までに、申告書に必要書類を添えて同課(市役所2階28番窓口)へ
※認定長期優良住宅について、くわしくは建築指導課TEL内線2825へ。
■固定資産税・都市計画税の減免制度
納税者や課税対象に特別の事情があるときには、固定資産税・都市計画税の減免が認められる場合があります。
◇減免事由
(1)相続税のため物納された固定資産、(2)震災、風水害、火災などにより被害を受けた固定資産、(3)国や市などが無償で借り受けまたは譲渡を受けた固定資産
※いずれも申請後に納期限が到来するものが対象。
[申]平成28年1月4日(月)までに申請書と必要書類を資産税課(市役所2階28番窓口)へ
[問]同課TEL内線2363
■第62回市民文化祭入賞者
(敬称略)
[問]生涯学習課TEL内線3316
◆菊花展
◇文化祭賞 米津恵子
◇優等花 鈴木恵美子、吉田晴美
◆花季さつき展
◇文化祭賞 齊藤大介
◇特選 石井貞治
◇入選 鴨下正行、酒井眞治、横幕直和
◆写真展
◇文化祭賞 廣木昭一
◇特選 川口浩
◇準特選 生澤泰雄、長谷川康雄、山岸明
◇入選 粟飯原裕美、生澤美恵子、岩本高子、中西恒雄
◆囲碁大会
有段者Aの部
◇文化祭賞 大島茂則
◇準優勝 明松重秋
◇3位 岩橋達行
有段者Bの部
◇優勝 岩本紗和
◇準優勝 大室晃
◇3位 浅黄孝
級の部
◇優勝 梅原美智
◇準優勝 篠岡久夫
◇3位 西島伸幸
◆短歌会
◇文化祭賞
茂り合ひ重なり合へる青葉闇に 輪唱のごと蝉の声降る 松村美恵子
[評]「青葉闇」の表出、行き届いており情景彷彿(ほうふつ)。複数であろう絶え間のない蝉の声を表現するに「輪唱のごと」も如何(いか)にもと思わせて喩(たとえ)が効いており臨場感のある作。(高島静子)
◇特選
うすらかに月の光さす庭隅に 月見草咲けり白きひと花 横井朝子
[評]うっすらと射す月の光に珍しい白の月見草が見え、日中の暑さを忘れさせる白が美しい女をも想像させる。初句のやさしい入り方が結句までを壊さずに詩情豊かに読み、静かで心に沁(し)みる作品。(藤井徳子)
◇佳作
畦道にあかあかと咲く彼岸花 「此れ見よがしね」と母は言いき 田代菖子
銀河系惑星地球の街外れ 舗装の隙間に壺菫咲く 田山光起
井の頭公園の森夕照りに 去年の古葉を輝かせいる 村上美代子
長雨のはれたる空の明るさも 吹き来る風も爽やかに秋 八島靖夫
◆俳句会
◇文化祭賞
木の実降る天の恵みのごとく降る 大島寛治
◇特選
木曽馬の見つめる尾根や鰯雲 中村玲子
表札に残る父の名小鳥来る 深沢矩子
秋の水言葉生まれてくる予感 宮寺ゆう子
◇佳作
どんぐりも芸術家なりベレー帽 荒木健治
練れや練れ新川囃しで秋祭 荒木千寿子
山粧ふ語り始める石羅漢 今田和生
半月をDの月とぞ子らの声 岡本里美
蔓も葉も枯れてカボチャの重くなり 加藤教子
波郷碑の折鶴秋の風を待つ 金子圭一
◆ジュニア短歌大会
◇大会賞
鎌倉の大仏の目は優しくて 見上げるぼくを静かに見てる 市川巧翔(南浦小6年)
キラキラと星がかがやく夜の空 おりひめひこ星七夕の夜 上月惺幹(井口小4年)
夏の空太陽に向かいぐんぐんと いつも前向きひまわりの顔 犬飼千晴(井口小6年)
◇優秀賞
せい比べわれより高しと咲きほこる 天に向かいし向日葵の花 久保田愛梨(二小5年)
ドンという音がし空を見あげれば 真夏の夜空満開の花 横山舞(二小5年)
およげたよ水中の音がきこえたよ ボコボコというふしぎな音が 肝付ブルーノ兼人(五小2年)
ぼうけんがいつでもできるぼくの部屋 ページの中に広がる世界 金地大樹(五小5年)
息ひそめそっと近づきすくい取る いっしょにかえろ新入りきんぎょ 西本美琉(中原小6年)
紅葉が宝石のようかがやいて 夕日の光で魔法のじゅうたん 濱野真莉彩(井口小4年)
きもちいいな空気がおいしい森の中 空へ飛び立つ鳥の鳴き声 山上優紀(東台小5年)
◆ジュニア俳句大会
◇大会賞
ブロッコリー小さな国の大きな木 菊田楓花(井口小3年)
ふんばってまだ力あるせみのから 山田琴子(東台小6年)
満天の星の数だけ笑いたい 近石斗愛(羽沢小6年)
◇優秀賞
平泳ぎかえるとそっくり泳げたぞ 金丸大地(一小3年)
ゆかた着ていつもとちがう自分かな 小林佐瑶(四小5年)
太陽に羽をやかれてセミが飛ぶ 児玉龍士郎(六小5年)
きんもくせい風ににおいがしみついて 丸山菜々子(大沢台小6年)
庭に咲くひまわりみんなぼくに向く 市川巧翔(南浦小6年)
あさがおのつるをほどいて右にまく 渡邉凛音(中原小1年)
※ジュニア短歌大会、ジュニア俳句大会の受賞作品集は、芸術文化協会(社会教育会館内)で配布しています。
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