広報みたか2015年8月16日1面
■開設10周年を迎える「三鷹ネットワーク大学」“地域の新たな学びの場”
三鷹ネットワーク大学は、「教育・学習」「研究・開発」「窓口・ネットワーク」の3つの機能を持つ「民学産公」の協働による新しい形の「地域の大学」として、平成17年10月1日に開設しました。現在、国立天文台や杏林大学をはじめとした19の教育・研究機関、68の企業や団体などと市がネットワークを結び、高度な学びと新たな交流の場を提供しています。
［問］NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構TEL40-0313
主な講座
星空案内のための天文講座
アストロノミー・パブ
三鷹の森ジブリ美術館との連携講座
太宰を読む百夜百冊
星と森と絵本の家共催講座
起業支援講座
数学カフェ など
［キャプション］
カフェ形式、パブ形式の講座もあり
講師と受講者の距離が近い
講座数が豊富で
最新・最先端の講座を用意
■受講者の声
一流の講師陣による講座は、知的好奇心を満たしてくれます
酒井秀晃（さかいひであき）さん
5年前に国立天文台による企画サロン「アストロノミー・パブ」に参加したのがきっかけで、頻繁に利用するようになりました。三鷹ネットワーク大学の魅力は、最前線で研究を行っている一流の講師陣が、短時間で新たな発見や気付きをもたらしてくれること。また、講師の先生とカフェ形式で気軽に対話・交流できる講座もあることです。
誰もが受講しやすい、こんな学びの場を求めていました
内山未央（うちやまみお）さん
子どもが幼稚園に入ったのをきっかけに、何か学んでみたいと思い、受講しました。三鷹ネットワーク大学は、駅から近く、受講料も安くて経済的。私のような立場の女性も学びやすい環境だと思います。受講者同士が気軽に交流できる雰囲気もあり、年代や性別の違う方々の意見や考え方に触れ、大きな刺激になっています。
最新の講座の内容、申込方法などを2面で紹介しています
あなたも三鷹ネットワーク大学で学んでみませんか？
●NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構
〒181-0013下連雀3-24-3三鷹駅前協同ビル3階
TEL40-0313・FAX40-0314
［HP］http://www.mitaka-univ.org/
開館時間：火〜日曜日
午前9時30分〜午後9時30分
（入館は9時まで／日曜日は5時まで）
休館日：月曜日、祝日、年末年始
■みたか太陽系ウォーク スタンプラリー2015
太陽系mitaka taiyokei-walk
みたか太陽系ウォーク
過去最多のスタンプ数238カ所
みんなで参加しよう！
9/26（土）〜10/25（日）
三鷹市内を巡りながら惑星スタンプを集めてオリジナル天文グッズをもらおう！
今年で7回目を迎える「みたか太陽系ウォーク」は、三鷹のまち全体を太陽系に見立てて、参加店舗・施設にあるスタンプを押しながらまち歩きを楽しみ、太陽系の大きさや距離を実感するスタンプラリーです。スタンプラリーマップは同大学、みたか観光案内所などで9月15日（火）から配布します。
■市長コラム「戦後70年、恒久平和を願う8月 そして、川崎のぼる展が伝えるもの」
三鷹市長 清原慶子
三鷹市では8月を「平和強調月間」と位置付けており、戦後70年を迎えた今年の8月15日には、三鷹市遺族会、三鷹市原爆被害者の会をはじめ市民の皆様と協働して、「戦没者追悼式並びに平和祈念式典〜世代をこえて平和を考える日〜」を「戦後70年」を記念して挙行するとともに、市民の皆様から寄せられた戦争に関する遺品等を展示するなどの事業を実施しています。これらを通して、あらためて心から戦没者の皆様を追悼いたしますとともに、恒久平和を願う8月にしたいと思います。
また、三鷹市では、芸術文化のまちづくりを進めていますが、JR三鷹駅南口のコラルビル5階にある三鷹市美術ギャラリーでは、（公財）三鷹市芸術文化振興財団の企画展「川崎のぼる〜汗と涙と笑いと〜展」を8月1日から10月12日まで開催中です。
川崎のぼるさんは、昭和41（1966）年からお馴染みの『巨人の星』を連載されるなど、スポーツや家族愛、そしてアクションなども含めて、私たちの日常生活の実感や普通の人々の夢を漫画の世界で描かれるとともに、漫画の世界を通して、私たちが人生で大切なものを確かめることができるような作品をつくり続けてくださいました。また、1967年から、熊本県に転居された2003年までの36年間、三鷹市にお住まいになられ、多くの作品を生み続けてくださいました。そのご縁で実現することができた本格的な今回の展覧会では、原画251点をはじめとして貴重な資料が展示されています。
漫画といえば、今では日本語である「manga」が世界の共通語となるほど、私たちの暮らしに定着している日本の作品への評価が高い文化の一つですが、戦争直後に川崎さんが漫画家を志された頃は子どもたちに有害な「悪書」とされていました。けれども、川崎さんをはじめ多くの漫画家の作品と誠実な実績が高く評価されていることは、平和の意義を示す証しの一つかもしれません。
戦後70年、恒久平和を願う8月、ぜひ、「川崎のぼる展」が伝えるものにも出会っていただければ幸いです。
市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています（放送時間は12面参照）。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり
