広報みたか2015年7月19日1面
■“農”から広がる豊かな暮らし
みなさんの身近にある“農地”は、新鮮で安全な農産物を届けてくれるだけでなく、季節ごとに変わる“農”のある風景が心を和ませ、緑や土にふれあう場を提供するなどさまざまな役割を担っています。
市では、学校給食に三鷹産の農産物を取り入れたり、直販マップの作製や収穫体験、毎年秋に開催している農業祭など、地域で“農”を身近に感じられるさまざまな取り組みを行っています。
[問]生活経済課TEL内線3063
主な三鷹産農産物の収穫量と都内ランキング
※詳細はPDFをご覧ください。
■地産地消を広げよう
学校給食に三鷹産の農産物が使われています
市では、学校給食を通じて、子どもたちに食の大切さや地域の農業への関心・愛着を深めてもらうために、市内の小・中学校の給食に三鷹産の農産物を使用しています。給食に取り入れる際には、生産者の情報を給食だよりや校内放送で分かりやすくお知らせしています。
■直販マップを活用しよう
市とJA東京むさしが毎年発行する「農のある街 三鷹ふれあい農園 直販MAP」では、市内直販所147件を紹介しているほか、イチゴ・トマト・ブドウ・ブルーベリーの摘み取り・もぎ取り農家などもご案内しています。
同マップは市生活経済課のほか、市内のJA東京むさし各支店や三鷹経済センター、三鷹緑化センターで配布しています(数に限りがあります)。
■市長コラム「住んでよし、訪れてよしのまち三鷹」
三鷹市長 清原慶子
三鷹市は観光を主たる産業とする地域ではありませんが、「天文台のあるまち」「太宰治が生きたまち」「三鷹市立アニメーション美術館(三鷹の森ジブリ美術館)があるまち」「都立井の頭恩賜公園があるまち」といったように、多くの魅力ある場所に恵まれています。
JR三鷹駅南口のペデストリアンデッキを降りたところにあるビルの1階には「みたか観光案内所」があります。これは「住んでよし、訪れてよしのまち三鷹」を推進するために設立されたNPO法人みたか都市観光協会が、平成20(2008)年4月から開設しているものです(写真)。
みたか都市観光協会はホームページを充実するとともに、音声ペンで触れると日本語・英語・中国語・ハングルの音声解説を聴くことができる「みたか散策マップ」を無料配布していますが、このたび、外国人来訪者向けの英語による「三鷹駅前まち案内マップ」を作製しました。今回のマップには基本情報とカフェの情報が紹介されていますが、今後は和食の情報をはじめシリーズ化するとともに、中国語版やハングル版の作製も検討しているそうです。
観光案内所では、三鷹商工会などが認定した「三鷹のおみやげTAKA-1(タカワン)」の商品や、三鷹の森ジブリ美術館の市民枠のチケットも購入できます。チケットは日によっては売り切れもありますが、お一人様6枚までご購入いただけますので、ぜひご活用ください。
また、みたか観光ガイド協会の市民ボランティアの皆様が、太宰治文学サロンをはじめ、市内の太宰治ゆかりの場所を案内してくださっています。駅前の観光案内所は、市外からの来訪者の皆様はもちろんのこと、市民の皆様にもぜひご利用いただきたいと思います。
さらには、みたか都市観光協会は、平成25年度からフィルムコミッション事業の事務局も務めていただいていることから、お蔭様でこのところ多くの映画やテレビの舞台に三鷹市が選ばれています。
三鷹市は「住んでよし、訪れてよしのまち」であり続けたいと願っています。この夏はどうぞ、あらためて三鷹市の魅力ある場所をお訪ねいただければ幸いです。
市長のひとことコーナー
ケーブルテレビの広報番組「みる・みる・三鷹」では「市長のひとことコーナー」を放送しています(放送時間は8面参照)。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり