広報みたか2014年6月1日5面
■三鷹市消費者活動センター運営協議会が大臣表彰を受けました
［問］消費者活動センターTEL43-7874
5月26日、首相官邸にて、平成26年度消費者支援功労者表彰の表彰式が行われ、三鷹市消費者活動センター運営協議会が、内閣府特命担当大臣表彰を受けました。この表彰は、消費者利益の擁護・増進のために各方面で活躍している個人・団体を対象に、全国の自治体からの推薦により毎年行われるもので、今年は5件の内閣総理大臣表彰と、同協議会をはじめとする22件に内閣府特命担当大臣表彰が授与されました。
昭和57年に発足した同協議会は、三鷹市消費者活動センターを拠点に、消費者活動に意欲のある市民などで自主的に運営し、消費生活に役立つ学習会や講習会などを実施してきました。また、リサイクル活動にも精力的に取り組み、使用しなくなった古着などの有効活用を目的とした「生活用品活用市」や、壊れたおもちゃを修理・リサイクルする「おもちゃの病院」を定期的に開催するなど、長年にわたる地域活動が評価され、今回の表彰となりました。
翌27日には、同協議会の会長ら9人が清原慶子市長を表敬訪問し、今回の表彰を報告するとともに「これからも元気に楽しく、命と暮らしを守る活動を続けていきたいです」と抱負を語りました（写真）。
■6月の三鷹市消費者活動センター運営協議会の催し
生活用品活用市
［日］毎週火曜日午前10時〜午後2時
［所］消費者活動センター
※受付可能な物品や受け渡し方法などは、開催時間中に同協議会TEL41-0510へお問い合わせください。
おもちゃの病院
［日］［所］消費者活動センター＝4・18日の水曜日、リサイクル市民工房＝14・28日の土曜日、いずれも午後1時〜3時
［￥］特殊部品などの交換は実費
［申］いずれも当日会場へ ［問］消費者活動センターTEL43-7874
■消費者相談窓口から 第294回「本当に『お得』ですか？電気通信サービス契約のトラブルが増えています」
［問］消費者相談窓口TEL47-9042
相談事例 1
高齢の母の家に電話で「光回線にすれば電話料金が安くなる。プロバイダー契約とセットで加入すればインターネット料金も割引料金で利用できる」と勧誘があり契約してしまった。母は、よく考えてみればインターネットを使うこともないので解約したいと言っている。（40代 女性）
相談事例 2
家電量販店で「今、光回線を申し込めばタブレット端末を割引価格で購入できる」と言われ、お得だと思い契約した。しかし、実際に使ってみると期待していたより通信速度も上がらなかったため解約を申し出ると、高額な解約手数料が掛かると言われた。（30代 男性）
アドバイス
最近、光回線やインターネットのプロバイダー契約など、電気通信サービスに関する相談が増えてきています。電気通信サービスは、割引やキャンペーンを強調していることが多く、目を引かれて契約してしまいがちですが、クーリングオフの対象外となっており注意が必要です。いったん契約してしまうと、解約する場合には、契約期間によって定められた解約料や元に戻すための工事費用が発生することがあります。一方で、事業者の中には、工事前であれば契約した後でも無償解約に応じるなどの自主基準を設けているところもあります。
電気通信サービスは複雑で分かりにくいため、勧誘されてもすぐに申し込みをせず、利用料金や解約料などを事業者に確認し、本当に自分にとって必要なサービス内容かどうか慎重に検討しましょう。困ったときは早めに消費者相談窓口にご相談ください。
■新川防災公園多機能複合施設（仮称）
新施設は、災害時には、平常時の元気創造拠点から機能転換し、災害対策拠点となります。今号では、災害時における新施設の機能を紹介します。
［問］都市再生推進本部事務局TEL内線2052
事業概要
市民のみなさんの安全安心と市民サービスの向上を図るため、市役所東側の東京多摩青果（株）三鷹市場跡地（新川6丁目）を中心とした約2.0ヘクタールに、防災公園として災害時の一時避難場所となる公園施設とその下部にスポーツセンターを整備するとともに、老朽化し耐震性に課題のある6つの公共施設などを集約化し、防災センター機能を加えた多機能複合施設を一体的に整備します。また、防災機能の向上のため、敷地北側の市道を拡幅し、周辺道路の無電柱化を実施します。
事業の推進に当たっては、独立行政法人都市再生機構の防災公園街区整備事業として国庫補助金を活用するなど財政負担の軽減を図り、早急な整備を目指します。
新施設は、市民のみなさんに親しまれる施設として、「防災公園」「スポーツセンター」「多機能複合施設」といった多様な機能が融合した元気創造拠点となりますが、災害時には施設全体の機能を転換し、災害対策の拠点施設になります。災害活動の指揮を執る災害対策本部を防災センターが入る5階に設置し、そのほかの階にもさまざまな本部機能を設置して、関係機関と強固なネットワークを構築することで、迅速かつ効果的な災害対策活動を展開していきます（下図参照）。また、災害時には多方面から多くの災害情報が集まりますが、これらの情報をいち早く収集し、災害対策本部の迅速かつ的確な意思決定などを支援する「災害情報システム」を新施設に導入します。
■災害時のネットワーク図
※詳細はPDFをご覧ください。
■平常時と災害時の機能転換イメージ
※詳細はPDFをご覧ください。
※新施設の施設名称はすべて仮称です。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり
