広報みたか2013年12月1日4面
■平成25年度上半期の財政状況
各事業の展開
平成25年度は、市政の使命を着実に果たし、安全で安心な、持続可能なまちを創るため、「第4次三鷹市基本計画」の「緊急プロジェクト」としている「危機管理」と、「最重点プロジェクト」としている「都市再生」「コミュニティ創生」の3つを重点施策として、各事業を展開しています。
市有財産の概況（平成25年9月30日現在）
平成24年度末と比較して、市有物件では、土地が1787.93平方メートルの増加、建物が105.20平方メートルの減少となっています。
土地
市有物件／ 732,133.78平方メートル
借用物件／ 52,325.95平方メートル
合計／ 784,459.73平方メートル
建物
市有物件／ 315,245.74平方メートル
借用物件／ 6,080.04平方メートル
合計／ 321,325.78平方メートル
車両
合計／110台
※借用車両5台、実証試験車2台を含む。
■市の財政は健全に運営されています
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、財政の健全度を測る4つの指標（実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率）と公営企業（下水道事業）の資金不足比率について算定した結果を公表します。
いずれかの指標が「早期健全化基準」以上になると、議会で「財政健全化計画」を議決し自主的な改善努力により財政健全化を図ることになります。また、「財政再生基準」以上の指標がある場合は、いわゆる「財政破たん」とみなされ、国などの関与による財政再建に取り組むことになります。
平成24年度決算から算出した市の各指標は、いずれも基準値を大きく下回り、財政の健全性が維持されています。今後も「三鷹市自治基本条例」で定める自治体経営の趣旨に従い、適切な情報公開・提供を行いながら、健全な自治体経営を進めていきます。
健全化判断比率など（平成24年度）
※詳細はPDFをご覧ください。
※標準財政規模
地方公共団体の財政規模を比較するための数値として、地方税や地方交付税などの経常的に収入される一般財源の額を全国統一的な算式により算出したものです。つまり、使途が特定されない財源である一般財源の大きさであり、基本的な財政指標や財政健全化指標の分母となる数値です。
◎実質公債費比率
数値が高いほど、公債費などによる財政負担の度合いが高いと判断されます。早期健全化基準は25.0％、財政再生基準は35.0％ですが、三鷹市はこれを大きく下回る3.9％にとどまっています。
◎将来負担比率
数値が高いほど、将来的に財政が圧迫される可能性が高いと判断されます。早期健全化基準は350.0％ですが、三鷹市はこれを大きく下回る41.5％にとどまっています。
■新川防災公園・多機能複合施設（仮称）整備事業
平成28年度の完成を目指し10月から建設工事を進めている新施設について、今号では、建設工事のスケジュールを紹介します。
［問］都市再生推進本部事務局TEL内線2052
事業概要 市民のみなさんの安全安心と市民サービスの向上を図るため、市役所東側の東京多摩青果（株）三鷹市場跡地（新川6丁目）を中心とした約2.0ヘクタールに、防災公園として災害時の一時避難場所となる公園施設とその下部にスポーツ施設を整備するとともに、老朽化し耐震性に課題のある6つの公共施設などを集約化し、防災センター機能を加えた多機能複合施設を一体的に整備します。また、防災機能の向上のため、敷地北側の市道を拡幅し、周辺道路の無電柱化を実施します。
事業の推進に当たっては、独立行政法人都市再生機構（UR都市機構）の防災公園街区整備事業として国庫補助金を活用するなど財政負担の軽減を図り、早急な整備を目指します。
■工事スケジュール
UR都市機構と連携し、徹底した安全管理のもと、計画的に建設工事を進めます。
※上記スケジュールは予定であり、各工事の着手・完了時期は変更する場合があります。
工事の主な内容について
◆準備、事務所設置工事 工事車両の搬出入ゲート設置や地盤をならすほか、現場事務所を設置します。
◆山留め・土工事 地盤を掘削するとともに、掘削中に周辺の地盤が崩れないようにします。
◆基礎・躯体（くたい）工事 建物の土台の構築と、床や壁などの構造物を造る鉄骨、鉄筋、コンクリート工事です。
◆内・外装工事 床、壁、外壁などを仕上げます。
◆設備工事 トイレや空調機器、電気、エレベーターなどを設置します。
◆外構工事 建物本体以外の舗装や排水、造園植栽などの工事です。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり
