広報みたか2013年4月7日2面

■新川防災公園　多機能複合施設(仮称)

　平成28年度の完成を目指す新川防災公園・多機能複合施設（仮称）整備事業は、今年度から施設整備に着手します。そこで、今号ではこれまでの事業経過と今後のスケジュールを紹介します。

［問］都市再生推進本部事務局TEL内線2052

事業概要
　市民のみなさんの安全安心と市民サービスの向上を図るため、市役所東側の東京多摩青果（株）三鷹市場跡地（新川6丁目）を中心とした約2.0ヘクタールに、防災公園として災害時の一時避難場所となる公園施設とその下部にスポーツ施設を整備するとともに、老朽化し耐震性に課題のある6つの公共施設などを集約化し、防災センター機能を加えた多機能複合施設を一体的に整備します。また、防災機能の向上のため、敷地北側の市道を拡幅し、周辺道路の無電柱化を実施します。
　事業の推進に当たっては、独立行政法人都市再生機構（UR都市機構）の防災公園街区整備事業として国庫補助金を活用するなど財政負担の軽減を図り、早急な整備を目指します。

※詳細はPDFをご覧ください。

今年度、いよいよ新施設の整備に着手します！

平成21〜23年度
　「三鷹市都市再生ビジョン」（※）の中核的なプロジェクトである本事業の整備方針「市民センター周辺地区整備基本プラン」を22年3月に策定しました。そして、本プランに基づき23年3月に基本設計を完了しました。また、平成23年第1回市議会臨時会において、防災公園を整備することとUR都市機構が市に代わって整備することなどが決まりました。23年度は、実施設計の検討に着手するとともに管理運営方針を策定しました。
※「三鷹市都市再生ビジョン」…市の公共施設の整備・再配置に関する基本方針。21年3月に策定。

平成24年度
　管理運営方針に基づき、管理運営計画の検討に着手するとともに、25年3月末に実施設計を完了しました。また、防災公園の整備が都市計画事業として国土交通大臣により承認されました。整備事業地の中心である東京多摩青果（株）三鷹市場跡地内の施設の解体撤去を行い、多機能複合施設の建設敷地をUR都市機構より取得しました。

平成25年度
　管理運営計画については引き続き、効率的・効果的な管理運営の実現に向け、検討を進めます。そして、UR都市機構に多機能複合施設の整備を委託し、新川防災公園・多機能複合施設（仮称）の整備に着手します。併せて、敷地周辺道路の無電柱化整備に着手します。

平成26年度以降
　28年度の施設完成を目指し、徹底した安全管理と計画的な進行管理で工事を進めるとともに、施設開設後の効率的・効果的な管理運営の実現に向け、管理運営計画を策定します。

※詳細はPDFをご覧ください。

本事業は、市民参加や協働によって進めています
　基本プランではパブリックコメントを実施するとともに、基本設計では、関係団体や審議会などの代表者や公募市民などで構成する検討委員会を設置し、意見・要望を伺いながら進めてきました。また、実施設計や管理運営方針・計画の検討に当たっては、関係団体や審議会などとの意見交換を行うなど、市民参加や協働を図りながら、事業を推進しています。
※事業スケジュールを含め、上記内容については、変更になる場合があります。

■平成25年度予算が成立しました

［問］財政課TEL内線2126

　市の予算が、市議会で可決され成立しました。平成25年度予算は、一般会計が647億8,912万5千円で、前年度予算と比較すると21億3,293万円（3.2％）の減となります。
　各特別会計の予算の合計は、367億1,197万1千円で、前年度予算と比較すると11億9,847万9千円（3.4％）の増となります。
　施政方針の全文と予算の概要は、市ホームページで公開しています。また、「平成25年度施政方針・予算概要」「平成25年度三鷹市一般会計・特別会計予算及び同説明書」は、相談・情報センター（市役所2階）や市立図書館などで閲覧できるほか、同センターで販売しています。

■新ごみ処理施設「クリーンプラザふじみ」の本稼働が始まりました

［問］ふじみ衛生組合TEL042-482-5497

　三鷹市と調布市の燃やせるごみを処理する「クリ−ンプラザふじみ」が竣工し、4月1日から本稼働しています。
　同施設は、三鷹市と調布市が共同で設置しているふじみ衛生組合が建設・運営する施設で、ごみ焼却時に発生する熱エネルギーを積極的に活用して発電を行うとともに、周辺施設へ供給することによって地球環境への負荷の低減を目指しています。
　また、これまで外部委託により資源化処理を行っていたリサイクルセンター（不燃ごみ処理資源化施設）で発生する残渣（ざんさ）についても、クリーンプラザふじみでサーマルリサイクル（熱エネルギーの再利用）を行い、日の出町二ツ塚廃棄物広域処分場（最終処分場）の延命化にも努めています。
　ふじみ衛生組合は、地元協議会と環境保全に関する協定を締結し、国の基準より厳しい排ガスの自主規制値を設けるなど安全面・環境面で万全の配慮を行いながら運転管理を行っています。
　今後とも、ごみの減量・資源化にご協力をお願いします。

※詳細はPDFをご覧ください。

■スプレー缶・カセットボンベ・ガスライターを出す時のお願い

-必ず中身を使い切って、有害ごみへ-

［問］ごみ対策課TEL内線2533

　昨年は、ごみ・資源物の収集中にスプレー缶に残ったガスが原因とみられる収集車の車両火災や、ガスライターがプラスチック類に混ざったことによる火災が発生しました。
　このような火災は、収集車に大損害を与えたり作業員がけがを負う危険性があるほか、収集時間も大幅に遅れることになります。

◇火災事故を起こさないためにも、次の点を必ず守ってください
・スプレー缶・カセットボンベは、捨てる前に中身の有無を必ず確認しましょう。中身が残っている場合は必ず使い切って出してください。
・ライターはガスを使い切るかガスを抜いてください。
・スプレー缶・カセットボンベには穴を開けないでください。
・これらのごみは「有害ごみ」です。プラスチック類や不燃ごみ・ほかのごみとは別の袋に入れて出してください。