緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。 応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2012年8月5日1面

■みたか平和のつどい 世代をこえて平和を考える日

へんかする時代の中で
いま考えてみませんか
わたしたちにできること

 昭和20(1945)年8月、広島・長崎に原子爆弾が投下され、8月15日に終戦を迎えてから、今年で67年になります。どれだけ歳月が過ぎようと、戦争の悲惨さを次の世代に伝え、平和について考えることは、私たちの大事な使命です。

 市では、昭和57(1982)年に「三鷹市非核都市宣言」を、平成4(1992)年には「三鷹市における平和施策の推進に関する条例」を制定するなど、平和事業を積極的に推進してきました。

 今年も、8月の平和強調月間に、「みたか平和のつどい」をはじめとしたさまざまな催しを開催します。お誘い合わせて、ぜひご参加ください。

[問]企画経営課TEL内線2115、地域福祉課TEL内線2615


■戦没者追悼式並びに平和記念式典

8月15日(水)芸術文化センター 風のホール
午前10時〜午後0時5分ごろ

[所]同センター 風のホール

 第二次世界大戦で犠牲になられた方々のご冥福を祈り、平和を願う式典です。手話通訳あり。

◆式典の内容 献花、コーラス(三鷹中央学園三鷹市立第三小学校合唱団・鷹南学園三鷹市立中原小学校合唱団、女声コーラス「井の頭ハーモニー」)、追悼と平和祈念のことば、被爆体験談「いま語り伝えたいこと」(三鷹市原爆被爆者の会)、黙とう
※午前10時〜午後2時20分の間、ロビーにてどなたでも献花ができます。

※詳細はPDFをご覧ください。


■平和アニメ上映会「象列車がやってきた」

8月15日(水)芸術文化センター 星のホール
午後1時〜2時20分(開場:午後0時40分)

[所]同センター 星のホール

動物園の象を戦争から守り抜いた人々の優しさと勇気を、子どもの視点から描いた作品。戦時下での悲劇から、戦後、平和の象徴として「ぞう列車」が走るまでを、実話を基にアニメ化しました。

※詳細はPDFをご覧ください。


■「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間」パネル展

平和展 8月8日(水)〜15日(水) 午前9時〜午後4時30分 ※土・日曜日を除く。

[所]市役所1階市民ホール

市が「非核都市宣言」を行って今年で30年。原爆が日本に投下された日から、原爆・核兵器が人間の体、心、暮らしなどをどれだけ破壊してきたのかを伝えます。

※詳細はPDFをご覧ください。


■平和カレンダー 絵とメッセージ募集

小学生対象

 市では、平和への願いを込めて、小学生のみなさんから寄せられた「平和の絵」と「平和メッセージ」を載せた平和カレンダーを毎年製作しています。ふるってご応募ください。

応募資格 市内在住の小学生(グループ可)
絵のテーマ 「平和」……平和と聞いて思い浮かべること、平和と感じるときなど、平和について自由に描いてください。
絵の大きさ B4判(364mm×257mm)で、必ず横長で使用。文字は入れないでください。
メッセージについて たとえば、「私が平和を感じるのは、◯◯◯というときです」など、あなたの平和への思いを自由に書いてください。
応募方法 9月10日(月)までに申込書(図書館、コミュニティセンターなどで配布)を絵の裏に貼って、市立小学校の児童は学校へ提出してください。そのほかの児童は持参または郵送で「〒181-8555企画経営課」(市役所第二庁舎1階)へ。
記念品 平和の絵の応募者全員に平和カレンダーを差し上げます。また、平和の絵、メッセージの入選者には記念品を差し上げます。


■平和関連パネルの貸し出しを行っています

 市が所蔵する、平和関連パネルを貸し出します。各種イベント会場での展示や、学校での平和学習などにご利用ください。
 所蔵パネルのリストは、市ホームページの「平和関連パネルリスト」をご覧ください。


■戦後60年記念平和ビデオを貸出中

平和の尊さについて考えてみませんか

 市では、戦後60年を記念して平成17年度に作成した平和ビデオの貸し出しを行っています。
 時とともに薄れつつある戦争の記憶を、自分たちの住むまちの出来事として語り継ぎ、平和の尊さについて考えてみませんか。

作品名・内容
 戦後60年記念・市内戦跡記録ビデオ
 「そして60年 三鷹のまちは戦場だった」(約20分/VHSビデオ)
 市内に残る戦跡の紹介や、戦争体験者へのインタビューなどが収められています。子どもから大人までご覧いただける内容です。

貸出方法
 企画経営課TEL内線2115へ電話予約のうえ、直接同課(市役所第二庁舎1階)にて貸し出します。
※事情によっては郵送での貸し出しも行います。くわしくはお問い合わせください。


■市長コラム「童話の挿絵(さしえ)が伝えてくれたもの」

三鷹市長 清原慶子

 ジリッとする夏の日差しを、井の頭公園の緑が和らげる中に、今年で開館11周年を迎える三鷹市立アニメーション美術館(三鷹の森ジブリ美術館)があります。現在、『「挿絵が僕らにくれたもの」展―通俗文化の源流―』という企画展が展開されています。童話は、私たちの子ども時代に大きな影響を与えるものですが、この美術館の館主である宮崎駿監督が特に注目したのが、19世紀の終わりに刊行された「ラングの童話集」の挿絵画家たちの作品です。

 中でも、ヘンリー・ジャスティス・フォードの怪物や巨人や竜、悪魔や魔王に魔法使い、王子様やお姫様といった挿絵は、実は100年後、宮崎監督が改めて気づかれたことですが、現代のアニメーションなどにも大きな影響を与えているということです。企画展では、宮崎監督がそれらの挿絵がもたらした意義について、「白いひげをはやした豚」の人形が置かれているパネルの説明文に書いていますので、その説明文を読みこんで、挿絵をご覧ください。

 さらに、宮崎監督に影響を与えたロシアの挿絵画家のイワン・ビリービンの挿絵や、イギリス留学中の夏目漱石にも影響を与えたのではといわれる画家ウォーターハウスの「シャーロット姫」の絵も展示されています。

 宮崎監督は「私たちにとって親しみのある、身近な通俗文化、大衆文化は、それぞれの時代を超えてバトンが渡され、リレーされているのだ。」と言われます。私たちの身近にある童話や挿絵やアニメーションには、時代を超え、そして国境を超えて、それらに共通する何かがあることを、この企画展は語りかけています。昔の童話の挿絵が現代のアニメーション映画に影響を与えているなんて、素敵な発見ですね。

 今年の夏もとても暑いと予報されていますが、井の頭公園の緑の中にある三鷹の森ジブリ美術館は、子どもたちにはもちろんのこと、大人にも楽しめます。今年はイギリスのロンドンでオリンピックが開かれていますが、そのイギリスの文化を伝える企画展に、ぜひお越しください。

※詳細はPDFをご覧ください。

ジブリ美術館入館方法
 同美術館は日時指定予約制です。市民および近隣市民枠チケットをみたか観光案内所で販売しています。
[問]同案内所TEL0422-40-5525

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※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【託】託児あり

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